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【トリニティセブン】映画第2作決定!TVアニメのストーリー&見所まとめ #トリニティセブン
アニメ『トリニティセブン』の劇場版第2作が決定!
『トリニティセブン』はサイトウケンジ原作・奈央晃徳作画による現代ファンタジー作品で、「月刊ドラゴンエイジ」にて2010年より連載され、2014年にアニメ化された人気作品です。
「魔王因子」を持ち魔王候補となった主人公・春日アラタと、彼を取り巻くトリニティセブンによるラブコメ&シリアスな魔法学園物語が描かれています。
そこで今回は、公開が待ち遠しい本作の魅力を再確認するため、TVアニメのストーリーと見所をまとめてみました!
『トリニティセブン』とは
『トリニティセブン』はPCゲームのシナリオ作成やライトノベル作家として活動しているサイトウケンジ原作と漫画家の奈央晃徳が手掛けた現代ファンタジー作品で、ラブコメや美少女モノとしての要素も多く含んでいます。
連載は2011年から開始し、2014年にTVアニメが放送。2017年には劇場版が放映されました。
主人公・春日アラタが「崩壊現象」で消えた幼馴染・春日聖を助けるため、魔道士になるために魔導学園「王立ビブリア学園」に入学するところから物語が始まります。
アラタの他、「トリニティセブン」という7人の美少女魔道士を中心に、シリアスでちょっぴりセクシーなラブコメありの物語が特徴です。
ストーリー①:『崩壊現象』と『魔王候補』
主人公・春日アラタとその従妹・春日聖は平穏な日常を過ごしていました。
しかしそんな日常の中、ふと現れる意識の少女の存在や、朝にすれ違った少女の声、自分の住む世界に少し疑問を感じていました。
そんなある日、アラタは「太陽ってさ、前から黒かったっけ?」聖に問いかけます。
それに聖は「黒かった」と答えますが、アラタはその答えで聖が本物ではないと気付いてしまいました。
なぜなら、アラタが持っていた小さい頃の聖が描いた絵には、赤い太陽が描かれていたのです。
何者かというアラタの問いに、聖と思われた少女は本性を表します。
その時、聖(と思われた少女)に銃弾が襲います。それを撃ったのは、朝にアラタとすれ違った少女でした。
アラタ曰く、銃弾を打ち込んだ「けしからんオッパイ」の持ち主の少女の名前は浅見リリス、魔道士でした。
聖が指を鳴らすと、世界は本当の姿を現しまます。そこは「崩壊現象」によってすでに滅んでいた世界でした。
その光景を見たアラタは全てを思い出します。人々が消え、本当の聖も目の前で消えてしまったこと、そしてその時渡された一冊の本の力を使ってアラタ自身が世界を作り直していたことを。
この現状を解決するため、リリスはアラタに「魔道書を渡し、聖の記憶を消し命を救ってもらう」か「魔道書を渡さず、ここで殺される」の選択を迫られます。
しかし、聖が時空の狭間で生きていることを知ったアラタは第三の選択肢「魔道士になる」と言いました。
魔道士になるため「王立ビブリア学園」に入学したアラタは、すでに「魔王クラスにしかできない世界構築をした」ということで学校中の噂になっていました。
そして、アラタは「魔王候補」と呼ばれるようになります。
ここでアラタは、聖を救う手掛かりを得るために「トリニティセブン」と会うことになります。
リリスもトリニティセブンの一人で、彼女含めて初日に風間レヴィと神無月アリンとコンタクトを取ることに成功します。
その中の一人、アリンは聖とそっくりなことと浴場で全裸であっても動じないマイペースっぷりにアラタはペースを乱されます。
「魔王の伴侶」になるのが目的というアリンに聖との繋がりを確信したアラタは、トリニティセブン全員に会うことを改めて決心するのでした。
見所1:アラタというキャラクター
このパートの見所は次々と登場してくる美少女魔道士たち!と言いたいところですが、主人公・春日アラタのキャラクター性にしたいと思います。
最初は聖に対してセクハラじみた行動を取るものの好青年な印象のアラタでしたが、リリスへの「けしからんオッパイ」発言で印象が好青年→セクハラ小僧に変わっていきます。
その反面、聖(と思われた少女)との会話で本物ではないと気付いたり、リリスに選択を迫られた時も、第三の選択肢を自ら提案するなど、頭のキレる一面も持ち合わせています。
入学後も女性に対してエロい発言を臆することなくしたり、と思ったらアリンには振り回されたりと序盤で様々な面が見られます。
これまで主人公というと「エロくておバカ」や「真面目で鈍感」などが多いと思っていましたが、アラタには「どれにも当てはまって、どれにも当てはまらない」というのが正直な印象です。
そんなアラタですが、まとめてみれば「目の前の事実に正面から向き合い、正直に行動している」という感じで好感が持てるキャラクターです。