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Aug
【Fate/stay night】映画『Heaven's Feel』アニメ3部作公開!待てない人のための原作ストーリー解説まとめ #fate_sn_anime
タイトルから紐解いてみる
そもそも『Heaven’s Feel』とはどういう意味なのでしょう?特に、原作をよく知らない人は思うのではないでしょうか。
Fateのサブタイトルにはそれぞれ意味があり、セイバールートは「Fate」、凛ルートは「Unlimited Blade Works」、桜ルートが「Heaven’s Feel」です。
「Heaven’s Feel」はアインツベルンの第三魔法「天の杯(ヘブンズフィール)」の意味で、聖杯戦争を生み出した御三家の1つ「アインツベルン」の目指す秘術です。
第三魔法は「stay night」だけでなく、多くのFate作品の重要な要素になっていて、成敗戦争になくてはならない存在です。
活躍するキャラクターたち
そんな本作を盛り上げるのは魅力的なキャラクターたち。特に注目すべきはヒロインの桜でしょう。
セイバールートや凛ルートでは、後輩キャラとしてお淑やかな可愛さを見せていた彼女ですがHFで本領発揮。愛する先輩のため、実力行使も行うヤンデレと化します。
シナリオの間と間に挟まれる彼女視点の描写は、まるでホラーゲームのような怖さがあります。
ストーリーが進むとそれは増していき、彼女の結末がどんなものになるのか注目せざるを得ません。
士郎が正義の味方を辞める!?
HFでそんな桜を好きになってしまった衛宮士郎。
これまで士郎は、セイバールートで戦いを通して正義の味方になり、凛ルートでは正義の味方になり後悔した未来の自分と戦い、そして桜ルートでは正義の味方の自分が悪い子を好きになってしまった自己矛盾に苦しむことになります。
正義の味方とは、他人の幸福でしか幸せを感じることができない破綻者を言います。
自分の幸福を許さない士郎が、正義の味方を辞めて自分の幸せを掴むことができるのか?というのがHFの重要なテーマになっています。
子供の頃の夢を取るか、好きな人と歩む幸せを取るか。士郎の決断にも注目です。
もう1人のヒロイン・イリヤ
そんな2人を優しく見守るのがHFのもう1人のヒロイン・イリヤです。
元々fateは全4部作でしたが、容量の都合で1ルートをカット。それがイリヤのルートでした。
そのため、桜ルートにイリヤルートが統合される形となり、HFではイリヤも大活躍します。
見た目は幼い所謂ロリキャラですが、実年齢は18歳と士郎よりお姉さんで精神年齢も高めです。なのに士郎の前では無邪気な妹を演じているのですから、まさに小悪魔です。
プリズマイリヤのイリヤしか知らない人は、HFのイリヤの驚くと思います。
Fateの裏の顔・言峰綺礼
忘れてはいけないのがFateの裏の顔、言峰綺礼。UBWでは飼い犬に噛まれてしまう言峰綺礼でしたが、HFでは大活躍します。
臓硯が表に出てくる関係で、臓硯VS綺礼というZEROファン必見の対決も実現。
先天的な破綻者として後天的な破綻者の衛宮士郎を見守り続けた彼は、宿敵の息子が出した結論にどんな答えを見出すのか。
特にラストバトルは熱く、言峰ファン必見です。
ギルガメッシュはかませ
すべてのキャラがカッコよく活躍するHF。集大成と言うだけあって、作中はバトルに次ぐバトルで、宿敵と因縁の対決から生涯のパートナーとの「殺し愛」など、夢の対決のオンパレードです。
ギルガメッシュ以外は…。
どこもかしこもお祭り騒ぎなHFですが、残念ながらギルガメッシュだけは活躍しません。
かなり序盤で黒い物体にやられます。死に際に発した一言は、ある意味伝説の名言です。
彼の活躍が見たい人はゲームクリア後に続編のホロウアタラクシアをやることを薦めます。
まとめ
そんな見所満載の『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』が、ufotable制作で劇場アニメ化しました。
現在第1部が公開され、2019年1月には第2部が公開予定なので、見逃したという人もまだ間に合います。
本記事で少しでも興味を持ったら、ぜひHF第1部やこれまでの作品も見てみてくださいね!