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25

Aug

【まことディストーション】『けいおん!』を超えるか!?女子高生のゆるふわバンドコメディが面白い!【おすすめ漫画】 #まことディストーション

まことが大好きすぎるメンバーたち

そんな天然女子高生・まことのバンドメンバーはみんな1年先輩なのですが、後輩だからなのかその可愛らしさからなのか、とにかくみんなまことのことが大好き
メンバーはみんな、その可愛さに癒され吐血し、毎日が眼福といった感じです。うん、羨ましい!

そんなメンバーも実に個性的で、まことに負けない面白さがあります。
ギター&ボーカルの加藤花はグランジなど洋楽好き、元ベースでリードギターになった降矢レイナはV系好きで男装で演奏動画を投稿していて、ドラムの茶度葵はおじいちゃんの影響で歌詞センスが演歌そのものと、見てみるとバラバラすぎる方向性のメンバーたち。
それでも一緒にバンドをやっているのは、緩い活動というのもあるのでしょうが、まことの存在が大きいようにも思えますw

そう思えるほど3人はまことが大好きで、時には後輩を慕うように、時にはマスコットのように愛でています。

ゆる~いバンド練習

緩いノリの『まことディストーション』ですが、ちゃんとスタジオ練習はしています。が、時には集中が途切れてどうでもいいようなことをし始めたりもします。
その中でちょいちょい行われるのが「○○選手権」や一度はやってしまう“あるある”なネタです。

これまでに「誰がいちばんエロいか選手権」「音楽雑誌の表紙っぽく写真を撮る」「ギターって女性の体っぽくない?」といったものがあります。

特に「音楽雑誌の表紙っぽく写真を撮る」は、音楽雑誌や洋楽CDを買っていた人ならわかるポーズが目白押しなので、思わず頷いては笑ってしまいましたw

「ギターって女性の体っぽくない?」という議題も、今までぼんやり程度にしか意識したことがありませんでしたが、かなり具体的に表現されていて、ギターの美しさを改めて再認識させられ、フェチ心をくすぐられるものでした。

練習の合間にこうした”あるある”などがユニークに描かれているので、バンドや楽器経験者は特に面白いかと思います。

まことの成長日記

そんな”あるある”ネタが面白い本作ですが、それだけではありません。
初心者まことの、練習を通して成長する姿を見ることが出来る“成長日記”でもあります。

ベースはおろか、楽器自体を始めたばかりのまこと。もちろん技術も知識もありません。ましてや「ベースは地味で目立たない」というほど、ベースの音がわからない状態でした。
そんなまことでしたが、初めての耳コピ練習で初めてベースの音がわかった時、「ちゃんと自分の耳、ベースの音聴こえてたんだな~!!」と言った時のまことの嬉しそうな顔は、とても尊いものがありました。

また、初めてのベースの弦交換での奮闘ぶりも見ていて可愛らしくて、なんだか応援したくなります。

なんだか、楽器を始めたての気持ちが思わず甦ってくるんですよ。「最初はこんな感じだったな~」って感じで。
『まことディストーション』は可愛くて面白いだけでなく、初心を思い出させてくれる作品なんです。

機材へのこだわり

女子高生の緩いバンドを描いてる本作ですが、登場する機材にかなりのこだわりを感じます。作者のまつだひかり先生がバンド経験者ということもあるのでしょうね。

なので、登場する楽器・機材は実際にあるものが登場しています。

まこと…YAMAHA SBV-550 (シーフォームグリーン)
葵…Pearl CS1450 (チャド・スミス モデル)
花…Aria DM-01 RETRO CLASSICS (サンバースト)
レイナ…Ibanez RC1720M (グリーンメタリック)

と、これだけでも凄いのですが、エフェクターも実在するものが登場しています。
もちろん作画も手を抜かず、細かい部分まで描かれているので、知らなくても単純にカッコいいと思えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
緩くて可愛いだけでなく、経験者も頷けるネタや楽器・機材の描写と、どこを見ても隙のない女子高生×楽器漫画『まことディストーション』。
バンド・楽器経験者はもちろんですが、日常系やゆるふわ作品が好きな人にも読んでいただきたい作品です。
少しでも気なった人は、ぜひ手に取ってみてくださいね!

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