アリシゼーション・ターニング

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アンダーワールド編

修剣学院で腕を上げてきた2人でしたが、ある日ライオスとウンベールという貴族が、キリトとユージオの傍付きのロニエとティーゼにした非道な行いをきっかけに、禁忌を破ってライオスとウンベールを切り倒してしまいます。

かつてのアリス同様に禁忌を犯した人間は、整合騎士により連行されるのですが、2人を迎えにきた整合騎士は幼い頃から探し続けていたアリスでした。
しかし、『アリス・シンセシス・サーティ』と名乗った少女はユージオたちのことを一切覚えていませんでした。

アリスによってセントラル・カセドラルの牢獄に入れられた2人は改めて塔の頂上を目指すため、記憶を失っていたアリスと再会するため脱獄を敢行します。
逃亡中、2人の整合騎士に行く手を阻まれながらも何とか逃げ延び、『カーディナル』というと名乗る少女に出会います。
そこでキリトはカーディナルからアンダーワールド創世記、この世界の始まりと現在管理している最高司祭『アドミニストレータ』の存在を知ります。

アリシゼーション・ライジング

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カーディナルとの話を終え、最高司祭を撃つために2人は再びセントラル・カセドラルの頂上を目指します。
その途中の武器庫で、没収された愛剣も回収した2人。そこに立ちはだかるのは整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブン、8年前にアリスを連行した張本人でした。

2人がかりでなんとかデュソルバートを打ち破り、2人は上の階へと上ります。
次に迎えたのは整合騎士第2位にあたるファナティオ・シンセシス・ツー。何とかファナティオに勝利したものの、キリトの命が危険な状態になるまでの激戦となってしまいました。

カーディナルの手助けを受け、更に上階へと上る2人。ようやく負い続けた少女と再会を果たします。
しかし、かつてのアリスではなくなってしまった彼女は、2人に対して容赦なく剣を振ってきます。その剣と技の凄まじさに、キリトは早くも奥の手を出さざるを得なくなります。
最凶の整合騎士ベルクーリとの闘いまで温存しておくはずの力を、止む無く開放したキリト。アイリスも自分の力を開放して迎え撃ちますが、猛烈な力と力のぶつかり合いに塔の壁が一部崩壊してしまいます。

崩壊した壁から、塔の外へ放り出されてしまったキリトとアリス。激しい戦闘が行われていた場所には、ユージオ1人だけが取り残されていました。

アリシゼーション・ディバイディング

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塔の外に放り出されたキリトとアリスはなんとか壁にしがみ付き、塔内部に戻るまで休戦することにします。
塔をよじ登っていた2人でしたが、その途中で整合騎士たる自分の出自をキリトから明かされ、アリスは最高司祭に強い疑問を抱くようになり、キリトと共に最高司祭アドミニストレータに剣を向ける決意をしました。

一方、塔内部に1人取り残されたユージオは内部から最上階を目指し、道中で遭遇した最強の整合騎士ベルクーリ・シンセシス・ワンと対峙していました。
相打ち寸前までいくギリギリの戦闘の末、ユージオはベルクーリを凍り付けにすることに成功しました。

しかし、限界を迎えたユージオの前に現れた元老長チュデルキンという新たな敵。ベルクーリとの闘いの末、気を失ってしまったユージオはチュデルキンに最高司祭の元へ運ばれてしまいます。
そして、ようやく塔内部に戻ったキリトとアリスは、咲に行ったであろうユージオを追って最上部へ一気に駆け上がります。

そこで2人を出迎えたのは、最高司祭によって精神操作されたユージオでした。

アリシゼーション・ユナイティング

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これまで旅を共にしてきた相棒と、剣を交えることになってしまったキリト。剣を交えながらもキリトは必死に呼びかけ、なんとかユージオは正気を取り戻します。
友と必ず助けると胸に誓ったはずのアリスに剣を向けてしまった自分を責めるユージオは、2人は足止めして1人で最高司祭の元へ向かいます。

最高司祭と対峙し、苦戦するユージオの元に元老長を倒したキリトとアリスが駆けつけます。
次いでその場に現れたカーディナルを加え、4人でアンダーワールドの支配者アドミニストレータとの最終決戦に挑みます。

激しい闘いの末、ついに最高司祭アドミニストレータを倒したキリト。しかし、その勝利はカーディナルとユージオの2人の犠牲の上でのものでした。
打ちひしがれながら最上階のシステム・コンソールを見つけ出したキリトは、早速外部へのコンタクトを試みます。
すぐにでもログアウトし、アンダーワールドの現状を伝えるつもりでしたが、繋がった通信の向こうも切迫した状況でした。

キリトたちが奮戦している間、現実世界ではキリトがダイブに使用していたマシン『オーシャン・タートル』が何者かの襲撃を受け、深刻な事態に陥っていました。
途切れかける通信の中、向こう側の世界から必死に名を呼ぶ少女の名前を、キリトは思い出すことが出来ませんでした。