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【にーにといっしょ!】中1のブラコン妹が兄から自立する(予定だけど当分無理な)きららマンガ【おすすめマンガ】 #にーにといっしょ
連載休止の危機を乗り越え
全国の妹ちゃんファンの皆様、お待たせしました!
今号より、よぱん男爵先生「にーにといっしょ!」が連載再開です!
今回は部活のお話。ナチュラルブラコンなまいが部活に入らない理由とは!? #kirara pic.twitter.com/678LCH8eoI— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2018年6月8日
この『にーにといっしょ!』、実は連載継続の危機に瀕していた時期がありました。
連載も軌道に乗り、単行本第1巻の発売が2018年2月27日に決まって、目下絶好調……という最中、まんがタイムきらら2018年2月号で突然の休載。
一度の休載なら珍しい出来事ではありませんが、翌月の3月号も休載となり、その時点で不穏な空気が漂い始めました。
そして、1巻がリリースされた直後のタイミングで発売された4月号でも『にーにといっしょ!』は掲載されず、それどころか当分の間休載されるという発表がありました。
本来なら最も力を入れるべき時期に連載が滞り、再開未定の告知がされるのは異例中の異例。
この時点では休載の理由が全く外部に伝えられていなかったため、ファンの間にも「再開は難しいのでは」という空気が漂っていました。
そんな中、2018年4月に作者のよぱん男爵先生が自身のTwitterにて現状の報告を行います。
編集部の許可を得て発表したというその内容は、「これまで支えてくれた担当編集が突然退社し、その後も連絡が付かない状況となったため、芳文社とのパートナー関係を継続するのが困難だったため連載休止を願い出た」という中々ショッキングなもの。
単行本1巻のあとがきで「私をこんなところまで連れて来てくれた担当様」と書いてあるように、その担当編集者の方はよぱん男爵先生にとって『にーにといっしょ!』を一から作り上げてきた恩人と思われ、その方が突然いなくなるという事態になれば、出版社へ不信感を抱くのは当然でしょう。
しかし幸いにも後任の担当者の方とは良好な関係を築くことができたようで、何度も協議を重ねた結果、連載再開の目処が立ったことも併せて報告されました。
一連のトラブルを経て、『にーにといっしょ!』は2018年7月号より無事再開。
1巻は重版もされるなどヒットを記録しており、今後更なる飛躍が期待できます。
まとめ
よぱん男爵先生は、本作を描くまでは主にニコニコ静画で『にーにといっしょ!』の原型である1ページマンガや艦これ(主に朝潮)のイラストを手掛けていて、しっかりとマンガを描いた経験はほとんどなかったそうです。
それだけに、声かけしてくれた&支えてくれた担当編集の方がいなくなったのはショックだったと思われます。
それでもそこで連載が終わらず、再び誌上へ帰ってきた『にーにといっしょ!』は、今後もどんどん魅力的な作品になっていきそうな気がします!