検証3：試合が終われば仲の良い姉妹に

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決勝戦は大洗女子学園VS黒森峰女学園の西住姉妹の隊長対決！強豪校・黒森峰と、楽しんで戦う大洗女子という、お互いの違いを楽しめるいい試合でした。
試合前に「よろしくお願いします！」と言ったみほに、何も返さず厳しい表情を見せていたまほでしたが、試合後は「みほらしい戦いだったな、西住流とはほど遠いが」と、まほらしい言葉で妹を賞賛します。その時の表情は”家元・西住まほ”ではなく、”みほのお姉ちゃん“そのものな気がします。

みほも「やっと見つけたよ！私の戦車道」と嬉しそうに言いました。二人のわだかまりが消えた瞬間は思わす涙が出ます。

検証4：子供時代が可愛すぎる！

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『ガールズ＆パンツァー 劇場版』では、二人の子供の頃の様子が登場しました。
戦車に乗って釣りをして、アイスを仲良く食べ、戦車から降りようとするみほに手を差し伸べるまほでしたが、一人で降りると拒否した結果、二人とも泥まみれになって無邪気に笑いあう、とても可愛いシーンでした。

また一時帰省したみほが家に入る(母・しほに出くわす)のが気まずかった時、優しく迎えたのがまほでした。
転校手続きの書類を母に渡せずにいたみほの心を察して、まほが代わりに記入します。ここの妹思いな部分と、「母さんには内緒ね」と言わんばかりの仕草に多くのファンは心を打ち抜かれたのではないでしょうか。
お堅いイメージだったまほの印象ががらりと変わるシーンでした。子供時代のシーンともシンクロさせ、“姉が大好きな妹”と”妹思いの姉”の関係を表現した演出も、じつに憎いです。

検証5：何でも通す甘々お姉ちゃん

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大洗女子と大学選抜の試合に”いの一番”に駆けつけたまほ。そこでの作戦会議で、ついにお姉ちゃんの妹大好きっぷりが発揮されました。
作戦名を決めるみほ、「コッツン作戦」とやはり独特なセンスの作戦名を挙げます。それに対して「迫力ないわね」と言う逸見エリカでしたが、まほは即賛成します。これにはエリカも驚きだ。
他校の隊長たちの挙げた案は否定しても、妹の案は即賛成。みほが大隊長とはいえ、これは甘い！

試合開始後、大学選抜が上手だったこともあり、作戦が上手くいかなかった大洗女子。「個々の特徴を活かして、チームワークで戦いましょう」というみほに、「急増チームでチームワーク？」と皮肉を吐くエリカに「急増でもチームはチームだ」と即反論する辺りも流石です。

その後も妹のバックアップに徹したまほ。クライマックスでは姉妹だからこそできたアイコンタクトとハンドサイン、息のあった攻撃は流石の一言です。
ラストのみほの一か八かの作戦にも、戸惑いを隠しながら妹を信じたまほの行動にはしびれました。

まとめ

TVアニメでは”控えめなみほ”と”クールなまほ”、劇場版では”妹思いの姉”と”姉を慕う妹”と、シリーズを通して素晴らしい姉妹像が描かれています。
特に姉・まほの妹大好きっぷりが見えた劇場版は、TVアニメでは感じにくかったまほの優しさ暖かさがわかりやすく表現されていました。劇場版を見た後に、TVアニメを見ると最初とは違う印象に見えてくるのでオススメです。
最終章ではドイツに留学しているまほですが、果たして登場する機会はあるのでしょうか。きっと、みほがピンチになった時は飛んでくるかもしれません！