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ゲゲゲの鬼太郎6期! 現代版ゲゲゲの鬼太郎!これまでとの相違点を詳しく解説!
【相違点2 鬼太郎の性格】
出典 : Amazon.co.jp
今期の鬼太郎は性格がかなりシビアになっています。
かつて水木という青年に助けられた義理があるため、人間を助けていますが、なるべくなら関わりたくないといったスタンスをとっているのが特徴的です。
第1話で助力したいと願う人間の少女・まなに対しても冷徹な態度をとっていたため、前作(5作目)の鬼太郎を知っている方は戸惑ったのではないでしょうか。
人間の文化に興味を示す目玉おやじとは違い、人間社会に興味すら持たないのが今作の鬼太郎です。
しかし、まなを危機から守ったり、二度目はないと言ってもなんやかんやで助けてくれたりするため、人間に対して複雑な気持ちを抱いていることがわかります。
1話の時点で表情の変化が乏しく、何を考えているかわからない雰囲気ですが話が進むごとにどういった変化を見せるのか、というのも見どころです。
前作の鬼太郎はシビアながらも人間味にあふれており、また兄貴分である蒼坊主の登場によって一気に人間味が増しました。
今後はそういった人物があらわれるのでしょうか。
また、人間のヒロインである犬山まなとの関係性にも注目していきたいですね。
【相違点3 設定が現代風になっている】
今作の最大の見どころといえば、設定が現代風になっているところです。
スマートフォンが普及しており、ネットを使って猫娘が妖怪ポストの居所を知らされるなど時代を反映した描写が多々あります。
第1話の冒頭でユーチューバーが渋谷のスクランブル交差点で迷惑行為を働いたり、木になってしまった人間を写真に撮って拡散をし、スレが建てられて祭り状態になったりなど現代に対する皮肉も描かれています。
実際に私たちの世界でもこういった現象が起きれば真っ先に写真を撮られて拡散されますよね。
そういった現代人に対して警鐘を鳴らしているのも今作の特徴なのではないでしょうか。
【相違点4 ショッキングなシーンの挿入】
これまでの鬼太郎とは違い、ショッキングなシーンがたびたび挿入されています。
第1話では封印を解かれた妖怪・のびあがりによって人間が次々と木にされ、鬼太郎も木にされてしまう等、怒涛の展開が続きます。
朝9時から悲鳴を上げながら木になっていく人々の姿は多くの視聴者にトラウマを植え付けたのではないでしょうか。
また、オープニングでは墓場鬼太郎を彷彿とさせるシーンが挟まれています。
鬼太郎が墓場から出てくる、腐乱死体から目玉おやじが生まれる…など朝9時に放送していいのか微妙なところもありますが、そういったホラー色が強いのも今作の見どころの一つです。