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【ブギーポップは笑わない】化物語やキノの旅に影響を与えた不朽の名作【2019年放送開始】 #boogiepop
『ブギーポップは笑わない』とは

出典:amazon
電撃文庫から刊行されている上遠野浩平先生のデビュー作『ブギーポップシリーズ』。『ブギーポップは笑わない』はシリーズ第1巻として1998年に刊行され、20年経った現在も続いている作品です。
“世界の敵”と戦うために一人の少女から浮かび上がった「ブギーポップ」と名乗る人格と、少年少女たちの様々な夢・希望・諦め・悩みなど、いろいろな思いを描いています。
「ブギーポップ」は”不気味な泡”という意味で、周囲に異変を察知した時に自動的に人格が浮かび上がることから由来されています。
本作品は、小説でイラストを担当していた緒方剛志先生によりコミカライズ化され、2000年にはマッドハウス制作によるオリジナルストーリーのTVアニメ『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』が放送されました。
そして刊行から20年という節目に、再びマッドハウスの手によりアニメ化されます。
登場キャラクター
『ブギーポップシリーズ』は主人公以外、シリーズ通して登場するキャラは淳レギュラー扱いとなっています。
(ここでは『ブギーポップは笑わない』を中心に紹介)
ブギーポップという人格を持つ主人公・宮下藤花(みやしたとうか)。
「炎の魔女」と呼ばれ、正義の味方を目指す女子高生・霧間凪(きりまなぎ)。
その他、藤花の彼氏でブギーポップの友人の竹田啓司(たけだけいじ)や、凪の義理の弟・谷口正樹(たにぐちまさき)、藤花と凪の友人の末真和子(すえまかずこ)など、高校生を中心とした少年少女が主に登場します。
本作は”世界の敵”と戦うことが目的ですが、登場人物の持つ夢や思い、悩みなどが織り成すドラマが色濃く描かれているのが大きな魅力です。