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Apr
【かぐや様は告らせたい】早坂愛のかぐやへの愛情は本物? 検証まとめ
出典 : Amazon.co.jp
※4/24更新!!
『かぐや様は告らせたい』の中でも特に人気の高い女性キャラクターと言われている早坂愛についてまとめました!
彼女の魅力、妹のような存在でもあるかぐやとの関係性、そしてかぐやに対しての愛情が演技なのか、それとも本心なのかを徹底検証します!
早坂愛(はやさか あい)キャラクター概要
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『かぐや様は告らせたい』のメインキャラクターの1人で、四宮グループ幹部の娘。
四宮家に仕える使用人であり、本作の主人公・四宮かぐや(しのみや かぐや)の侍女を務めています。
アイルランド人のクオーターで、明るい色の髪をサイドで束ねています。
状況に応じてメイド、ギャル、男など様々な変装を施すため、多様な顔を持っています。
成績は学年114位とやや下の方。
ただしこれは、日頃かぐやの世話に多忙を極めているため勉強するまとまった時間を確保するのが難しいからと推察されます。
地頭は決して悪くはありません。
かぐやとは姉妹同然に育っており、生徒会長・白銀御行(しろがね みゆき)への好意も含めかぐやが素を出せる数少ない人物。
そのため、かぐやに依存されている傾向が強く、あらゆる難題を片づけるハメになり、日々の生活で相当ストレスを抱えています。
そういった背景もあってか少々スレた性格で、普段は冷静沈着でクールですが、時折不満が爆発することも。
また、適度なガス抜きなのか、かぐやに対してちょっとした意地悪を仕掛けることもあり、かぐやからは「性格が悪い」と断言されています。(ただしお互い様)
母親とはあまり接する機会がないため、複雑な思いを抱いているようです。
しかし基本的には甘えたいという欲求がかなり強く、要するにマザコン。
アニメの担当声優は花守ゆみり(はなもり ゆみり)。
主(かぐや)にも遠慮しないクールビューティー
出典 : ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会 : TOP | TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式サイト
名門校・秀知院学園の副会長であり総資産200兆円の巨大財閥「四宮グループ」のご令嬢・四宮かぐやには、小等部からずっと侍女として生活をサポートしてくれる同じ年の女の子がいます。
四宮グループ幹部の娘、早坂愛です。
姉妹同然に育っているため、かぐやにとっては素の自分を出せる数少ない人物であり、全幅の信頼を寄せています。
一方、早坂の方もかぐやを「かぐや様は私にとって主人である前に妹みたいなもの」と発言するなど、主従関係とは違った感情を抱いています。
というか、主従関係についてはほとんど意識していないようです。
主人であるかぐやに対し、正論の暴力で泣かせてしまったり、私物を勝手に見たり、ケータイまで勝手に触ったりと、結構な傍若無人ぶりです。
侍女のような立場のキャラは「表では従順でも裏では……」というタイプも多いものですが、彼女の場合は表で既に遠慮も容赦もないようです。
別モードもひたすら可愛い
出典 : ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会 : TOP | TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式サイト
かぐやと早坂の関係は、四宮家の人間以外には内緒にしています。
これは生徒会の面々に対しても同様で、かぐやの思い人である白銀会長や親友の藤原千花(ふじわら ちか)についても例外ではありません。
その関係性が周囲にバレないよう、早坂はかぐやの関係者として彼らと会う時には変装して対応します。
例えば白銀会長と接する際には髪型、眼の色(カラコン)、バストサイズ(増量)を変えた「スミシー・A・ハーサカ(ハーサカちゃん)」に擬態します。
ハーサカちゃんは「横浜に住む良いとこのお嬢様で、退屈な女子校に嫌気が差して東京で男を漁っている清純派ビッチ……だったけど最近本気になれる男(会長)と出会った」という設定です。
一方、藤原書記と会う時には男装した「ハーサカくん」の姿で対応しているようです。
こちらは「中東の紛争で両親を亡くしたアイルランド人で、ハーバードを飛び級で卒業し、父方の祖国の日本で財閥の幹部に見込まれ執事に就いているちょっと泣き虫な男性」という設定になっています。
更に学園内では「オシャレが大好きで一見軽そうなギャルだけど実はバイト三昧でしかも男性と付き合った経験ナシ」という設定の校内擬態早坂愛で過ごしています。
いずれの早坂も口調から表情まで普段の面影が一切なく、特にギャルモードの彼女はいつものクールな姿とはまるで正反対の能天気なギャル口調です。
そして何より、どのモードの早坂も可愛い!
一粒で何度も美味しいキャラになっています。
「対四宮家早坂愛」の真相は?
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仕事に関しては非常に意識が高く、ほぼ完璧にこなす早坂ですが、それだけに不測の事態(藤原書記との遭遇etc.)や厄介事(かぐやのワガママetc.)が起こると仕事が一気に増え、ストレスも増大するみたいです。
それが心の声や独白、白銀会長への愚痴という形で表面化するケースも多く、特にかぐやへの愚痴は結構辛辣な内容になることもあります。
しかしそれは決して、かぐやを嫌っているとか、実は煙たがっているとか、本当はあんまり好きじゃないとか、そんな訳ではありません。
5巻収録のエピソード「花火の音は聞こえない」で、かぐやが京都にある本邸に呼び出され、父親からあまりにも無頓着な態度を取られた際、早坂はとても静かに怒りを露わにし、かぐやの手にそっと自分の手を重ねます。
かぐやがまるで置物のように扱われている状況を心底忌み嫌い、それでも四宮グループの令嬢として生きなければならないかぐやの立場を理解し、彼女に寄り添って辛さを共有している……そんな風に見えました。
表面上ではそう見えない時もありますが、早坂のかぐやへの愛情は本物だと思われます。
ただ、唯一気になるのが11巻に収録されている早坂の各モードに関する解説ページの記述です。
ここには前述した「ハーサカちゃん」「校内擬態早坂愛」「ハーサカ君」の説明に加え、「対四宮家早坂愛」という四宮家で普段仕えている際の早坂についても言及しています。
そこには、「なんでもソツなくこなすクールなメイド。主人のわがままに時々反発し、やや生意気な態度を取りつつ深い愛情を注ぎ主従を超えた姉妹のような関係を築いている……という設定」と記されています。
これをそのまま受け取ると、かぐやと接している時の早坂もまた、彼女の数ある擬態の中の1つに過ぎない……ということになりますね。
また、その11巻に収録されている第108話(本誌98話)「早坂愛は話したい」では、白銀会長に「四宮家の本家の意向で、かぐやの身辺を調査している」と述懐しています。
そして実際、かぐやの高校生活に関するあらゆることを本家に報告しています。
かぐやを逐一監視し、彼女が四宮家の本道から外れないよう、本家から送り込まれたスパイということです。
この一面だけを見ると、早坂がスパイ活動を円滑に行うため、かぐやに好かれやすい人格を演じている……と解釈することもできます。
かぐやは身内に恵まれず、家族愛に飢えているため、彼女の心の拠り所となるには姉のような立場になるのが合理的だからです。
しかし、洞察に優れたかぐやが十数年ずっと一緒にいて、それに気付かないはずがありません。
早坂が自分の監視役で、本家に定期的な報告を行っていることなど、とうに見抜いているでしょう。
かぐやもまた、常に仮面を被って生きている女の子なのですから、それに気付かないはずはありません。
お互いの行動、立場を全て理解した上で、それでも姉妹のように接しているのです。
早坂が「対四宮家早坂愛」を演じているのは、本家に「かぐやに取り入るために姉のような立場を演じている」と見せることで、かぐやの傍にいられる環境を保持するためと推察されます。
繰り返しになりますが、早坂のかぐやへの愛情は本物です。
自分の恋愛は……?
出典 : ©赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会 : TOP | TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公式サイト
色ボケでどんどんアホになっていくかぐやに諦観の念を抱く早坂ですが、その一方で羨ましくも思っているようです。
人格さえ変えてしまうほどの熱烈な恋愛を、早坂は一度もしたことがない様子。
恋愛経験が皆無なので、キスの経験も当然ありません。
かぐやから会長とキスしたことを聞いた際には、他のどんなことよりも「キスがどうだったか」という感想を先に聞きたがっており、実は乙女なところを露呈してしまいました。
自画自賛するほどの美貌を持っている彼女ですが、かぐやの世話で手一杯のため、出会いに恵まれるのは難しかったのかもしれません。
そんな早坂の唯一ともいえる男っ気は……白銀会長だったりします。
かぐやの為に彼の人となりを調べ、そのウブな行動に呆れつつも可愛いと称し、いつの間にかLINEでやり取りする仲になっているくらいなので、その魅力には多かれ少なかれ気付いているかと思われます。
かぐやとの些細な言い合いから「自分は白銀をオトせる」と豪語し全力で挑んだものの失敗に終わった……なんてこともありました。
これは白銀会長と恋に落ちる疑似体験に他ならず、読者視点で見る分には立派なフラグと言えます。
その後、白銀会長が心ならずも合コンに参加することになり、その阻止のためかぐやから派遣された「ハーサカちゃん」モードの早坂は、「今度はいけます」とリベンジ宣言し会長に接近。
しかし会長のなまこの内臓みたいな声のラップに撃墜され、フラグもへし折れました。
やはり早坂にとって白銀会長はあくまで「主人の想い人」であり、恋愛対象にはなり得ないようです。
ラブコメでは、恋愛が絡むキャラはどうしても良い面も悪い面も詳らかにされてしまい、応援するファンも多いけど「面倒臭い奴」とも思われてしまう……というケースがよく見受けられます。
特にこの『かぐや様』の場合は、恋愛特有の面倒臭さをテーマにした作品なので、それがより顕著に現れています。
早坂は藤原書記同様、恋愛が絡むことのないキャラなので、今後も人気をキープしていくでしょう。
ただ、それが当人にとって幸せかというと……結構複雑かもしれません。
まとめ
アニメのハーサカ、期待通り……いや期待以上の可愛さでしたね!
花守ゆみりさんのメリハリの利いた演技も素晴らしかったです!
でも、1期で映像化された範囲だけではまだまだハーサカの可愛さは完全に出し切れていないと思うので、ぜひ2期以降もやって欲しいです!
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コメント
幸せかどうかで言うと恋愛ばかりが愛ではありません
早坂の幸せの鍵はどちらかと言うとかぐやとの関係に集約される気がします
白金とくっ付いたら疎遠で不要になってしまうと辛いでしょうが、
一緒に暮らせて新たな形で家族の一人になれれば幸せではないかと思います