宮藤芳佳、501JFWへ入隊 ～ストライクウィッチーズ～

出典 : Amazon.co.jp

501JFWの活躍が描かれる最初の物語であり、ワールドウィッチーズの中核となる『ストライクウィッチーズ』。
2008年に放送され大ヒットを記録した、ウィッチーズシリーズを代表するアニメ作品です。

その1期となる本作は、ストライカーユニットの開発者を父に持つ扶桑出身の少女・宮藤芳佳（みやふじ よしか）が美緒にスカウトされ、欧州を拠点とする501JFWに入隊するところからスタート。
その後、芳佳は悪戦苦闘しながらも、大人しい性格のリネット、美緒に心酔するペリーヌ、厳格なバルクホルン、自由気ままなエースのエーリカ、楽天家のシャーリー、奔放なルッキーニ、儚げなサーニャ、そのサーニャと友情を越えた仲のエイラ、隊長のミーナといった501JFWの面々と打ち解け、仲間と友に人類の宿敵であるネウロイと戦う物語が全12話で描かれています。

ストライカーユニットを身に付けた少女が空を飛び回りながら戦う派手なアクションシーンと、まるでパンツのような衝撃的なデザインの制服、各ウィッチたちの個性と魅力が多くの視聴者の目を釘付けにし、大ヒットを記録。
続編はもちろん、501JFW以外の統合戦闘航空団の活躍を描いた番外編やスピンオフ作品が大量に制作され、それらを総称する「ワールドウィッチーズ」は日本国内のみならず国外でも人気を獲得し、10年以上続くお化けコンテンツとなりました。

ちなみに意外と語られることが少ないのですが、本作においてウィッチたちが獣耳＆尻尾を生やすのは「魔力の強化やコントロールをサポートしてもらうために動物の精霊とリンクしているため」とのこと。
本作を紹介する際によく用いられる「パンツじゃないから恥ずかしくないもん！」は、いらん子中隊シリーズ第3巻の発売時に帯に書かれていたキャッチフレーズです。

なお、本作が放送される1年前の2007年にはパイロット版となるOVAが発表されています。
設定もキャラデザも以降のシリーズとは異なり、ストーリーの直接的な繋がりもなく8分程度と短い映像なので、その後のシリーズを楽しむ上では観なくても問題ありませんが、501メンバーの新鮮な映像として純粋に楽しめる内容になっています。