19
Jul
【魔法少女リリカルなのは】クロノ・ハラオウンは主役級のイケメンなのに影薄キャラな理由【2018秋アニメ映画】 #nanoha #なのは
絵に描いたようなイケメン
第1期の中盤から登場し、時空管理局所属の次元航行艦「アースラ」の館長としてなのはたちを指揮し、共に戦ってきたクロノ・ハラオウン。
性格はクールで真面目、堅物とも言われているがかなりの照れ屋で、厳しい面もあるが実は心配性で世話焼きという、上に立つにはピッタリな性格をしています。
魔導師としても優秀で、特化型がさらに特化している独立汎用型。
近中遠、広域、罠など偏りなく使用できる、いわゆる”勇者タイプ“。
デバイスは持っているものの、カートリッジがなかったために決定打と言えるものはありませんが、第1期のなのは並の砲撃は出す魔力を持っています。
実際、第1期で「なのはのほうが上」とか言われていましたが、同じ威力は出せるし、戦闘技術としてはクロノのほうが上だったりするんですよね。
優秀な指揮官であり、強力な魔力を持つ魔導師と、これだけでも完璧超人なクロノですが、「いかにも恋愛展開を始めそうな、オーソドックスでカッコイイ系男キャラ」に位置していて、話の端々でとにかくイケメンっぷりを発揮します。
なのはとフェイトとは特に絡むことが多く、ファンからカプネタ展開が熱望されるほど。
第2期A’sになってからは、フェイトと義兄妹関係が成立したり闇の書の間接的被害者だったりとドラマが多かったことで、フェイトやはやてたちとのカップネタ二次創作が増えるなど、シリーズを通して主要キャラの相手役に抜擢されていました。
さすがイケメン、休む暇もないですね()
「クロノとくっつくのは誰なのか?」というような話題になると、やはりなのはやフェイトが筆頭に挙がるのですが、クロノが選んだのは幼馴染のエイミィ。
これには初期からのファンは驚かされましたが、この頃は”なのフェイ“といった百合カプが盛り上がり始めた時期でもあるので、ある意味ファンの期待に応えたとも言えます。
さすがイケメン、抜け目ない。
裏方であったが故に
主人公級の能力とイケメンっぷりを発揮していたクロノですが、常になのはたちの裏方に位置していたために、シリーズが進むと次第に存在が希薄になっていきます。
第3期StrikerSで如実に表れ、艦長職を続けているクロノは、機動六課の後見人で監査役ではありますが組織的な都合でなのは、フェイト、はやてとの絡みも稀になります。
そして決め手はエイミィとくっついたことのような気がします。
先ほど”抜け目ない“とは言いましたが、これがさらに裏側に追いやられた要因になったと言ってもいいでしょう。(なんていったって二児の父ですからね)
最終戦では”聖王のゆりかご”を破壊する役目を請け負うがここでもやはり裏方、デバイスを起動させることもなく終わりました。
第3期はクロノに限らず基本的に男性キャラはお呼びでない、といった感じでしたね。
エイミィと結婚して二児の父になったこと、フェイトと義兄妹になったこと、機動六課の監査役だったことで、「イケメン主人公キャラ」から「みんなのお兄ちゃん」になってしまったクロノなのでした。