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19

Jul

【かぐや様は告らせたい】四宮かぐやのお可愛い要素まとめ+社会性仮面(ペルソナ)について #かぐや様は告らせたい

「氷かぐや」「アホかぐや」「幼かぐや」は何故生まれた?

解離性同一性障害によって新たに生まれる人格には、明確な基準はありません。
勿論、別人格といっても正しくは自分なのですから、自分の中にある性格が発現する(暗い人が明るい別人格を生んだのは、その人の中に元々明るい部分があったから……等)と考えるのが妥当ですが、それを客観的に証明する術はなく、推測の域は出ないのです。

ただしペルソナの場合は別です。
環境に適応するために自分の意思で生み出すことができます。
よって「氷かぐや」「アホかぐや」「幼かぐや」かぐや自身が自らそういうキャラで生み出したと言えます。

氷かぐやは容易に想像できますね。
周囲に自分を強く見せるため、他者から過干渉されないため、また四宮家のイメージを遵守するために生み出したペルソナでしょう。
彼女の中の理性を司る部分でもあります。

アホかぐやはその逆でしょう。
周囲に自分を弱く見せ、他者が干渉しやすくするように、そして四宮家のイメージに自分自身が縛られ押し潰されないようにと生み出されたペルソナと思われます。
彼女の中の欲望を司る部分ですね。

ペルソナというのは確固たる一人格ではなく、あくまで「外ヅラ」に過ぎないので、本来は「氷かぐや=131話~132話のかぐや」「アホかぐや=128話~129話のかぐや」のような、氷具合やアホ具合の固定化はありません。
かぐやも通常時は氷具合、アホ具合をしっかりコントロールできているのですが、より強く自分を守らなければならない場合、ペルソナが別人格に限りなく近付き、氷に振り切ったペルソナやアホに振り切ったペルソナが現われるのです。
「彼女の人生に深く根付いた仮面は、時に別人格と思えるほどに強固であった」の“時に”という部分はこれを表しているのです。

では、幼かぐやはどうして生まれたのでしょう。

他者から接しやすくされるだけならアホかぐやで十分。
幼く見せる必要はありません。

手がかりは、幼かぐやが脳内法廷で裁判長を務めているという点です。
善悪に染まる前の「絶対的・原点の自分」をペルソナとして出現させ、氷かぐや(理性)とアホかぐや(欲望)のどちらも最終的に従わざるを得ない存在として置いてある……と考えるのが妥当でしょう。
脳内のまとめ役ですね。

また、これは推測以外の何物でもありませんが、幼かぐやは「母親と死別した時のかぐや」という可能性もあります。
母親と死別した悲しみから逃れるため、当時のかぐやが生み出した最初のペルソナ……ということも一応考えられるのです。
その場合、幼かぐやは「母の死から立ち直り、四宮家の令嬢としてしっかりとした姿を周囲に見せる」ペルソナとなるでしょう。

まとめ

かぐやの魅力はとても一つの絵やシーンだけで語れるものではなく、物語が進むにつれて(過去も含め)色んな面が露呈していきます。
「計算高いキャラは苦手」「腹黒要素のある女は無理」という人も、一部の場面や先入観に縛られず、もう少しだけ付き合ってみてください。
きっと自分に合った「お可愛いかぐや様」に出会えると思います!

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