ポンコツだけど腹黒い

出典 : Twitter 週刊ヤングジャンプ編集部認証済みアカウント @young_jump

非常にプライドの高いかぐやは、自分が認めた人物以外をナチュラルに見下す悪癖があります。
また嫉妬深く猜疑心が強い性格から、相手の行動に対し妄想的な悪意を感じ取ってしまうケースも少なくありません。
そしてその対象は、主に同じ生徒会の仲間に向けられます。

書記の藤原千花（ふじわら ちか）は、かぐやのことが大好きな天然の女の子。
彼女の発言や行動には基本悪意などなく、ただ深い考えもないため、時折かぐやが羨むような結果を生みます（かぐやが仲良くしたい白銀やその妹と和気藹々とする等）。
その際のかぐやは嫉妬の塊となり、「胸ばかりに栄養が行ってる脳カラ」等、おぞましいほどの罵詈雑言を心の中で浴びせます。

また、会計の石上優（いしがみ ゆう）に関しては良い人と前置きしつつ「虫ケラ程度にしか思えません」と評しています。

かぐやは決して悪人ではないのですが、この見下し癖＆疑り深い性格はなかなか治りそうにありません。

腹黒いけどやはり可愛い

出典 : Twitter 週刊ヤングジャンプ編集部認証済みアカウント @young_jump

計算高い、腹黒い……などヒロインにあるまじき属性持ちのかぐやですが、決してそれが彼女の本質ではありません。
藤原書記に対しては、嫉妬心を抱く時を除けば（多少見下しつつも）とても大事な友達として接していますし、石上に対しても落第しそうな際には勉強を教えるなど面倒見の良いところを見せています。

何より、全ては「白銀と結ばれたい」という切実な想いから生まれてくる可愛い心理なのだから、これはもう完全にチャームポイントですよね。

一途だからこその絡め手。
嫉妬からくる暴言。
素直になれないからこそ意地を張る。

それらは全て、一途なヒロインだからこそ生まれる必要悪なのです。

要するに、四宮かぐやはメインヒロインとして圧倒的に正しい、そして可愛いということです。