「きゃっきゃうふふ」なFAガールたちの日常＆バトル

出典 : （c）KOTOBUKIYA / FAGirl Project : TVアニメ『FRAME ARMS GIRL【フレームアームズ・ガール】』公式サイト

『フレームアームズ・ガール』は、コトブキヤが展開するオリジナルロボットプラモデルシリーズ「フレームアームズ」から派生したスピンオフ作品で、フレームアームズの各機体を美少女に擬人化したシリーズです。
『ストライクウィッチーズ』『ガールズ＆パンツァー』でおなじみの島田フミカネ先生がキャラクター原案を手がけ、『エウレカセブン』『ガンダム00』などに参加したメカニックデザイナー・柳瀬敬之さんがメカデザインを担当し、美少女プラモデルとして発売。
ガンダムシリーズ以外は苦戦を強いられていたプラモデル市場において異例の大ヒットを記録し、「FAガール」のブランドは瞬く間に定着しました。

アニメ『フレームアームズ・ガール』は、そんなFAガールたちの日常を描いた映像作品です。
アニメのオリジナルキャラクター・源内あお（げんない あお）の元にFAガールの轟雷（ごうらい）、スティレット、バーゼラルド、迅雷（じんらい）、マテリア姉妹、アーキテクト、フレズヴェルクといったFAガールが集い、「きゃっきゃうふふ」なユルい日常を送りながらも本格的なバトルを繰り広げます。

FAガールはプラモデルなので、身体のサイズは人間より遥かに小さいですが、それ以外は人間と同じような外見と自我を持ち、個性も豊か。
そんな彼女たちのドタバタ劇が楽しめる、とても明るくてキャッチーなアニメになっています。

3DCGと手描きの両方が魅力的

出典 : （c）KOTOBUKIYA / FAGirl Project : TVアニメ『FRAME ARMS GIRL【フレームアームズ・ガール】』公式サイト

アニメ『フレームアームズ・ガール』は3DCGが採用されていて、作中に登場するFAガールのほとんどのシーンが3DCGで表現されています。
一方、FAガールの一部のシーンやあお、あおの友達の寿武希子（ことぶき ぶきこ）らに関しては手描き。
そのため、CGと手描きが混在するアニメになっています。

それ自体は近年ではさほど珍しくありませんが、3DCGをベースにしているアニメとしては手描きがかなり多く、稀有なバランスのアニメ作品になっています。

また、OPでは8話以降手描きのシーンが格段に増え、CGと手描きの違い、それぞれの長所がより明確になりました。
そういう意味では、アニメの進歩やこれからのアニメの在り方について考えるきっかけになる作品でもあり、資料的価値の高いアニメでもあるのです！