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Jul
【そのキャラがいうから重みが増す 僕のヒーローアカデミア 名言】 #ヒロアカ
轟焦凍(とどろき しょうと)
緑谷のクラスメイト。NO2ヒーローの息子であるが父のことを激しく憎んでいる。登場当初は冷たいクールキャラだったが、緑谷によって過去の腐蝕が薄まり、少しずつ社交的になっていく。 自分の過去と向き合い、乗り越えていく彼だから言える言葉がある。
「やめて欲しけりゃ 立て!!!なりてえもんちゃんと見ろ!!」
私怨でヒーロー殺しの敵に立ち向かった学友:飯田(いいだ)を轟が叱咤する言葉。
この言葉は非常に重い。なぜなら轟自身も、父に対する憎悪で「正義のヒーローになりたい」という夢を忘れて、父の力を否定する手段として「ヒーロー」を目指してしまっていたためだ。そしてこの時はちょうど轟が父への憎しみを噛み砕き噛み砕き消化しようと努力している状態だった。つまり、飯田に放った言葉は自分に対する言葉でもあるのだ。
世の中の多くの人が目的や好きなことを目の前の辛さで忘れて生きている。私ごとだが、好きで仕事をしていたはずなのに、気づけば世の中が評価する仕事をこなしており、楽しさよりも苦しさが大きかった。きっとそんな人は五万といる。多くの読者が胸に刺さった言葉ではないだろうか。
まとめ
さて、いかがだっただろうか?
特に主演キャラクターの名言に注目を置いたが、その他にも僕のヒーローアカデミアは重みのある言葉が多い。見てもらってわかるように大したことはいっていない。ヘタをすれば似たような台詞はざらにあるだろう。しかし、キャラの背景がしっかりしている僕のヒーローアカデミアだからこそ名言になる。むしろこの名言のための布石だったのでは・・・?と思うものもあるほどだ。ぜひ、下記に数点、名言と言えるものを記載しているのでスルーせず感慨深く受け止めて欲しい。
≪おまけ 名言一覧≫
「プロはいつだって命がけだよ(オールマイト)」
「余計なお世話ってのはヒーローの本質である(オールマイト)」
「俺が、ファット、守るよ(切島鋭児郎(きりしま えいじろう))」
「あのときあの一瞬だけおまえを忘れた。
それが良いことなのかワリィことなのか・・・正しいことなのか・・・少し考える(轟焦凍)」
「日本は理不尽にまみれてる。
そういう理不尽を、覆していくのがヒーロー(相澤消太(あいざわ しょうた))」
「“個性”を得て尚、君の行動は人を動かした(オールマイト)」