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【とある魔術の禁書目録】 1期・2期の名場面まとめ【ネタバレ】【2018秋3期放送】 #とある
『とある魔術の禁書目録』とは?
出典 : Amazon.co.jp
著・鎌池和馬先生、イラスト・灰村キヨタカ先生によるライトノベル作品。
魔術や魔道書が存在し、超能力が科学の力によって研究・開発されている世界を舞台に、魔術サイドと科学サイドによる戦いを描いた物語です。
いわゆる「異能バトル」の範疇に属する作品ですね。
最大の特徴は、圧倒的な登場人物の多さ。
毎巻のようにメインキャラクターとなる新キャラが登場し、名前とビジュアルがハッキリしているキャラは優に100人を越えています。
男女比に大きな隔たりはなく、男性陣、女性陣とも魅力的な人気キャラクターが大勢いる事が魅力の一つ。
そのためファンも男女問わずおり、ライトノベル史上最高のロングセラータイトルとなっています。
幅広くメディアミックス展開が行われており、2008年10月~2009年3月にテレビアニメ1期、2010年10月~2011年4月に2期を放送。
2013年には『劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』が公開され、好評を博しました。
名場面1:上条当麻の優しい嘘
アニメ1期の前半は、あらゆる異能の力を打ち消す右手「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を持つ主人公・上条当麻(かみじょう とうま)と、10万3000冊の魔道書を記憶する禁書目録の少女・インデックスの出会いと、彼女を巡る争いが描かれています。
その戦いにおいて上条は記憶を失い、インデックスとの出会いや交流、彼女が向ける信頼さえも実感なきものとなってしまいます。
それでも上条はとっさの判断で、お見舞いに来たインデックスに「記憶はある」と嘘をつきます。
この嘘によってインデックスは救われましたが、上条は過去の自分との整合性や人間関係などで思い悩むことになります。
そして、彼がこの嘘の“真の理由”と向き合うことになるのは……もう少し先の話です。
名場面2:一方通行の本質
『とある魔術の禁書目録』の当初の舞台は、超能力の開発などを行う「学園都市」。
アニメ1期中盤ではその学園都市の裏の顔として、超能力者(レベル5)第3位の能力「超電磁砲(レールガン)」を持つ女子・御坂美琴(みさか みこと)の量産型クローン「妹達(シスターズ)」を用いた絶対能力進化(レベル6シフト)実験の様子が描かれました。
上条はその被験者として「妹達」を殺し尽くしてきた学園最強の超能力者・一方通行(アクセラレータ)と戦うことになります。
圧倒的な能力を持ちながら戦闘経験の少ない一方通行は激戦の末、上条に敗北を喫します。
この一方通行、激しい攻撃性で取り繕っているものの、実は他人を傷つけることに抵抗感を抱くような人物。
そんな彼が実験用の個体である「妹達(シスターズ)」の1個体である打ち止め(ラストオーダー)と出会い彼女を守るために奔走する姿は、多くの視聴者を驚かせ、そして感動させました。