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Jun
実は名機!?【セガサターン】の歴史と時代を代表する名作4選! #セガサターン
セガサターン 基本情報
・メーカー セガ・エンタープライゼス
・種別 据置型ゲーム機
・対応メディア CD-ROM
・バックアップ 内臓メモリー
・発売日 1994年11月22日
・売上台数 580万台
・代表ソフト バーチャファイター他
本機はPS、N64と並んで、次世代ゲームの3本柱の一つであり、特にPSと常にライバル関係にありました。
セガサターンは2D描画機能が優れており、それはアーケードゲームと比較しても見劣りしないほどのクオリティーで、アーケードで人気だった格闘ゲームの移植版は完成度の高い作品として支持されました。
3Dに特化した競合機であるPS、N64とは異なり、この2D描画機能に特化した面から、2D対戦格闘ゲームやシューティングゲーム等に適し、移植ゲームのクオリティーは他の2機種よりも優れていました。
また特徴的なのは、本機専用ソフトには一部年齢制限が設けられており、PS、N64では発売できない大人向けのゲームの存在も、本機の人気を支えた要因であると考えることができます。
因みになぜ「サターン」と呼ぶのかと言えば、セガサターンはセガから6番目に発売されたコンシューマゲーム機であることから、太陽系の第六惑星「サターン(土星)」にちなんで「セガサターン」と名付けられました。
常に2番手の残念な歴史
当時社会現象になった、圧倒的人気のPS 出典 : Amazon.co.jp
セガサターンに限らず、セガが発売してきたコンシューマゲーム機は、ヒットはするのですが、トップになることはありませんでした。
サターンはゲーム機としても高水準であり、特に格闘ゲームといったアクション系や、PC人気ソフトの移植版も多くあり、ユーザーからは大きな支持を得ていましたが…、
同世代であるPSの圧倒的人気にはかなわず、
前機のメガドライブはSFCの影に隠れ、
後機のドリームキャストはPS2に、完全に喰われてしまい、
もっと言えばポータブルゲーム機であったゲームギアはカラー仕様であったにも係わらず、白黒のゲームボーイにまで、人気は負けていましたから、残念としか言いようがありません。
しかしセガサターンは、同世代のN64に国内での売り上げ台数は勝っていたので、その点は上手く立ち回ったと言ってもいいでしょう。
多くの人気メーカーが、PS専用ソフトを開発する中で、上手くPSと差別化をはかり、N64を凌いだ勢いで、後のドリームキャストを発売できたのですから、戦略的にはある意味正しかったと分析できます。