本記事では「Reゼロ」の最重要人物であるサテラの考察です。

「嫉妬の魔女」サテラの「エミリア説」「レム説」について解説していきます。

「嫉妬の魔女」サテラのプロフィール

サテラは大罪の一つ「嫉妬」を司る魔女であり、400年前世界の半分を消滅させたと言われる伝説上の存在です。

もともとは同時代に存在した魔女達から好かれる存在だった彼女ですが、魔女因子を取り組むことにで危険な存在へと変貌していきました。

その危険度から当時の三英傑により祠に封印されます。

サテラは世界から名前を語ることも憚れる存在で、他者を遠ざけるためにエミリアは自らを「サテラ」と自称していました。

それほど恐怖の対象となっている存在です。

容姿はエミリアと非常に似ていて、紫紺の瞳を持つハーフエルフです。

そんな彼女はスバルを非常に愛しており、主人公のスバルに「死に戻り」の力を与えています。

「嫉妬の魔女」サテラの性格

「嫉妬の魔女」と世間から畏怖されている彼女ですか、「嫉妬の魔女」とサテラは別人格です。

サテラが「魔女因子」を取り組んだことにより「嫉妬の魔女人格」が生まれました。

サテラの人格

嫉妬の魔女人格に浸食される前のサテラは純真な少女で、個性的な魔女達を優しく見守り続ける成人のような人物です。

夢の城にサテラとして登場した際には、魔女達からも大人気で傷ついたスバルのために涙を留めて寄り添いました。

そんなサテラですが、スバルのことを深く愛しているため、他の女性といるだけで嫉妬していまうという狂気的な一面も持ち合わせています。

少し怖いですが、サテラのもともとの性格からくる愛の深さなのかなと思ってしまいますね。

嫉妬の魔女の人格

世界の半分ほどを闇で飲み込み、同じ魔女達も滅ぼしてしまう悪夢のような人物。

会話をすることは、ほとんどありませんがスバルに対しては好意を抱いているようです。

6人の魔女との関係

サテラと魔女達との関係は良好ですが、「嫉妬の魔女人格」と魔女達は関係がよくありません。

茶会にサテラが現れた時には、嫉妬の魔女人格ではなくサテラだとわかると魔女達は歓迎をしていました。

特に魔女「ミネルヴァ」はサテラとエミリアに対して特別な感情を抱いています。

エキドナとの関係

エキドナとは、反対に唯一関係がよくありません。

エキドナはエミリアのことも嫌っているため、何か関係があるのでしょうか？

サテラのこれまでの行動

「死に戻り」の口外の禁止する

ロズワール邸でスバルはエミリアに「死に戻り」を打ち明けようとします。

サテラは時間を止めた空間に現れ、スバルの心臓を握り口外を許さないことを伝えました。

ルグニカ王国から戻ってきた際も、スバルはエミリアに「死に戻り」を共有しようとします。

スバルを止められないと判断したサテラは、近くにいたエミリアの命を奪い口外を阻止しました。

ペテルギウスを拒絶

ペテルギウスが憑依した状態でスバルは「死に戻り」を口外しようとすると、サテラは影の中でペテルギウスと再会します。

ペテルギウスは喜んでいましたが、サテラは「ちがう、あなたじゃない」と拒絶。

信仰心の高いペテルギウスの心を折りました。

聖域を襲撃

スバルが茶会に呼ばれている間、サテラはエミリアのオドに魂を転写します。

一瞬で聖域を闇に沈め、墓所から出てきたスバルに「愛している」と囁きました。

しかし、スバルは拒絶。

サテラは嫉妬しスバルの心の中にいるレムを奪おうとロズワール邸へと足を向けます。

途中ガーフィールとリューズが立ち向かいますが容赦なく撃破し、スバルも影に取り組み、同一存在になり永遠に愛そうとしました。

ですが、エキドナの仕組んだペトラのハンカチにより、スバルは意識を取り戻します。

意識を取り戻したスバルが「死に戻り」を発動しようとするのを確認し、サテラはひどく辛そうな表情をみせました。

夢の城でスバルを救う

「死に戻り」を繰り返すスバルを助けたいと願い、サテラは夢の城で姿を現します。

サテラはスバルにもっと自分を愛して、もっと自分を大切にしてと伝え、スバルが救いたいと願うすべての中に、スバル自身も入るべきだと教えました。

エミリアのプロフィール

エミリアはReゼロのメインヒロインです。

銀色の髪と紫紺の瞳が特徴的な、人間とエルフの間に生まれたハーフエルフ。

容姿が「嫉妬の魔女」サテラと非常に似ているため世間から不当な差別を受けていました。

氷の魔法が得意で、パックや微精霊と契約しています。

ルグニカ王国王選候補の一人です。

エミリアの性格

人一倍優しく、見ず知らずの人間でさえ困っていれば手を指し伸ばしてしまうほどのお人よしです。

エミリアと「嫉妬の魔女」サテラの共通点

容姿と性格が似ています。

容姿は、「紫紺の瞳」「銀髪」「ハーフエルフ」といった特徴が同じで、性格は二人とも優しく純粋です。

このような共通点からエミリア＝サテラと言われています。

エミリアは魔女の娘？

エミリアが墓所で試練に挑む際に、エキドナから「何か言ったらどう？魔女の娘」「君のその様子は母親そっくりだ」という言葉がありました。

これに対して、エミリアは「もう1人のお母さまを知っているの？」と返答し、エキドナは「知っている」と返答しています。

このことから、エミリアは魔女の娘であると考えられます。

時間軸がおかしくなるため、エミリア＝「嫉妬の魔女」サテラと考えるのは難しいです。

サテラの器

ペテルギウス・ロマネコンティはエミリアをサテラ復活の器として見ています。

聖域ではエミリアのオドに「嫉妬の魔女」サテラの魂を転写し降臨し、結界で閉じ込められた聖域を闇に沈めました。

エミリアは「嫉妬の魔女」サテラと同一人物ではないが、深い関係にあると考えられます。

暴食の権能に自己の複製が可能なため、同一人物というよりも、同じオドを持った別人物だと考える方が自然かも知れません。

レムのプロフィール

レムはスバルに恋するメイドです。

スバルに対する当初の印象は最悪でしたが、スバルに命を救われてからは献身的にスバルを支えます。

レムは、滅亡寸前の鬼族で双子の妹として生まれました。

水魔法や回復魔法「モーニングスター」を扱うこともできます。

レムの性格

レムは姉である神童のラムと比較されて幼少期を過ごしたことから、自己肯定感が低いです。

スバルと出会ってからは、レム自身の人生を歩み始めます。

レムとサテラの共通点

レムとサテラはエミリアのように共通点が無いように思えますね。

そんな二人の共通点を紹介していきます。

スバルへの言葉

レムとサテラはスバルのことを「スバル君」と呼び、好きなことを伝える時には「愛している」と言います。

スバルからサテラとレムに対する言葉

スバルはサテラに対し「必ず君を救う」と言い、レムに対しては「レムを救う」と言っています。

エミリアに対しては「助けたい」なので意図的に使い分けられているのではないでしょうか？

「嫉妬の魔女」サテラの正体はエミリア！？レム！？

ここで気になる最大の謎の一つであるサテラの正体についてです。

「エミリア説」や「レム説」果たしてどちらが有力なのでしょうか？

エミリア説

エミリアがサテラだと言われれている理由やその可能性について考察していきます。

容姿が非常に酷似している

エミリアとサテラは、「銀髪」「紫紺の瞳」「ハーフエルフ」といった共通点を持ち、神龍ボルカニカもエミリアの顔を見てサテラと勘違いするほど酷似しています。

これらの共通点からエミリアの肉体とサテラの肉体は同一であると考え、サテラ＝エミリア説が考察されています。

エミリアがサテラである可能性

エミリアは魔女の娘であることから同一人物である可能性は低いです。

他にも、大罪司教の一人「ペテルギウス・ロマネコンティ」がエミリアをサテラの器としてみたいますね。

これは、暴食の権能の複製によって生まれた存在がエミリアだからではないでしょうか？

エミリアが複製によって生まれた存在であれば、容姿がサテラと酷似しているのも納得です。

魔女の娘というのもサテラの複製体という意味かもしれませんね。

レム説

レムは「嫉妬の魔女」になっても違和感がない

現在レムは死亡していないため意識は誰かに憑依していると考えられています。

眠り姫状態になる前は、スバルを愛し支える存在でした。

特に誰かに強く嫉妬したり恨んだりする場面はなかったですが、エミリアに嫉妬心を抱いていてもおかしくありません。

その嫉妬心が魔女因子によって、ゆがみ強まり嫉妬の魔女と化す可能性がありますよね。

例えば、エミリアの体にレムの意識が憑依した後、エミリアが嫉妬の魔女因子を取り組んだのならどうなるのでしょうか？

エミリアは魔女因子に対して適性がないです。

そのため、中にいたレムの意識が「嫉妬の魔女」となりサテラのが生まれたと考えられます。

レムのセリフ

「死に戻りの」能力を何度使っても事態を打破できず、失意のそこにいるスバルを励ました言葉を覚えているでしょうか？

「ここから始めましょう。イチから・・・・・・。いいえ、ゼロから」

第18話のセリフです。

他にも

「レムはスバル君を愛しています」

などの名セリフが満載です。

一体このセリフがどう関係あるんだと思いますよね。

「死に戻り」とは一体どういった能力でしたか？

死ぬことで再スタートさせる能力ですよね。

再スタートさせる能力という前提を頭におきながらレムのセリフをもう一度確認してみます。

「ここから始めましょう。イチから・・・・・・。いいえ、ゼロから」

なんだか親近感を覚えるのではないでしょうか？

死ぬことでゼロからやり直す能力と解釈できますよね。

このことから「死に戻り」の権能をスバルに授けたのはレムであると考えられるのではないでしょうか？

他の名セリフについても関連性があるのかみていきましょう。

茶会にてサテラは「愛しています　あなただけをずっと愛しています」と発言しています。

「レムはスバル君を愛しています」と発言していることから、先ほども紹介しましたが愛している呼びが共通していますね。

スバルを絶望から救ってきた人物は？

レムとのサテラの共通点を確認するため、スバルを絶望から救ってきた人物をみていきましょう。

ロズワール邸

ロズワール邸でスバルが絶望していた時、どうして立ち直ることが出来たか覚えているでしょうか？

崖まで追い詰められたスバルは、寝ていた時に両手を握りしめて貰えていたことを思い出しました。

握りしめて貰えていたことを思い出し、勇気を取り戻します。

両手を握っていたのはレムとラムですね。

ルグニカ王国

ルグニカ王国のレムがスバルを励ます姿は感動的でしたね。

すべてを投げ出して逃げようとしていたスバルをレムが励まします。

その時に、否定的な言葉をいうスバル対してレムが肯定的な言葉で返すことで立ち直ることができました。

聖域

二つ目の試練で擦り切れたスバルを救ったのは「嫉妬の魔女」サテラです。

ミネルヴァから、「駄々をこねる赤ん坊みたい」と言われていた状態のスバルにサテラが一言「許します」といったことで救われます。

夢の城

夢の城で苦しんでいたスバルを救うのは、またしても「嫉妬の魔女」サテラです。

スバルに自分も救われる存在にいれるべきだと伝えることでスバルの考え方を一心し救いました。

スバルが絶望の淵に立たされ、本当にどうしようもなくなった時助けてきたのは「レム」と「嫉妬の魔女」サテラです。

はたしてこれは偶然なのでしょうか？

スバルがレムと「嫉妬の魔女」サテラに使う言葉が同じ

スバルを助けるのはレムとサテラである

この二つの理由から「嫉妬の魔女」サテラとレムは同一人物であると考えられえます。

「エミリア説」「レム説」どちらが正しいの？

「エミリア説」「レム説」どちらも正しいと判断できます。

「エミリア」は同一の肉体を持っているという点において同一人物ですね。

「レム」は魔女人格という点において同一人物である可能性が高いです。

2つの仮設を検証することにより新たな考察が浮かんできたのではないでしょうか？

肉体は「エミリア」で精神は「レム」である存在が「嫉妬の魔女」サテラなのかもしれませんね。

まとめ

以上「嫉妬の魔女」サテラの正体についての考察でした。

サテラの正体について考察しながら読むことで、リゼロの世界をより面白く感じられるでしょう。

スバルに「必ず私を殺しに来てね」と発言したサテラは今後どのような結末を迎えるの注目です。