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Apr

【ドラゴンボール】ベジータの名言20選! ブルマやトランクス、悟空への想いが生んだ名セリフたち

す……すまなかったな…悟飯…

(画像引用 : 『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』公式X https://twitter.com/dokkan_official

第2形態のセルを手玉に取り有頂天になったベジータは、このままでは物足りないと敢えて見逃し、セルを完全体にさせてしまいます。
結果、全く手に負えない強さとなった完全体セルを相手に惨敗。
その後セルは余興として武闘大会を模した「セルゲーム」を行う事にしました。

最初に戦った悟空は自ら敗北を宣言し、後を悟飯に託す事に。
とてつもない力を秘めながら、その使い方をまだマスターしきれていない悟飯は苦戦しますが、仲間がセルジュニアにいたぶられ目の前で16号が破壊された事で超サイヤ人2に覚醒し、本気になった完全体セルをも圧倒。
しかし追い詰められたセルは自爆を決意し、悟空の機転で地球は無事だったもののセルは奇跡的に復活、パワーアップして戻りトランクスを葬りました。

トランクスがやられた事にベジータは逆上し、セルに突撃しますが返り討ちに遭い大ピンチ。
そんなベジータを庇った悟飯は負傷し、足を引っ張ってしまった事実を認めベジータはこの謝罪の言葉を口にしました。

トランクスに対してはずっと冷たい言葉を浴びせていましたが、精神と時の部屋で一緒に修行した辺りから意識が変わったようです。
プライドの塊のような男がこのような謝罪の言葉を口にした事も含め、明らかにベジータが変わったとわかるシーンでした。

……まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな……

(画像引用 : 『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』公式X https://twitter.com/dokkan_official

セルとの死闘から時が進み、成長した悟飯はグレートサイヤマンと名乗って街の平和を守る為に暗躍していました。
そんな悟飯が天下一武道会に出ると知り、ベジータも出場を明言します。
更にその日には悟空もあの世から帰ってくる事になり、悟空・悟飯の親子に苦杯を喫していたベジータにとっては大きなリベンジのチャンスが訪れます。

そんなベジータが特訓している最中、息子のトランクスが突然超サイヤ人になりベジータは呆然。
この少し前に悟飯の弟・悟天もなれる事が判明しており、まさにこの言葉通りとなりました。

ただ、このセリフはベジータが「バーゲンセール」という言葉を使っている所が肝。
王子として生まれ、カプセルコーポレーションの令嬢を妻にした男が何故そんな所帯じみた例えをしたのかは割と謎です。

き きたないぞカカロット!!

(画像引用 : 『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』公式X https://twitter.com/dokkan_official

天下一武道会・少年の部の決勝はトランクスと悟天の試合に。
悟空と一緒に観戦していたベジータはトランクス優位の試合展開にご満悦の様子。
しかし悟天が試合前の約束を破り超サイヤ人になって窮地を脱した事に怒り、悟空にクレームを入れたのでした。

あのベジータがすっかり親バカになった……と感慨深くなるセリフです。

………おかげで いまはいい気分だぜ…


(画像引用 : Amazon)

天下一武道会の参加者に界王神(東の界王神)がいる事が判明。
彼は封印された魔人ブウを復活させようと目論む魔導師バビディの野望を阻止する為に地球に来たとの事。
悟空たちは界王神に協力していましたが、悟空と戦う事だけを熱望していたベジータにとっては煩わしい状況となりました。

そんな中、ベジータは魔導師バビディの術にかかり邪悪な心を利用され引き込まれてしまう事態に。
しかし実はベジータの狙い通りで、彼は戦闘力の増加とかつての邪悪な自分に戻る為にあえてバビディの術を受け入れたのです。
再び悪の心を持ったベジータは天下一武道会の観客を吹き飛ばし、悟空に戦うよう訴え悟空も受理しました。

戦いが熾烈を極める中、その事を悟空に指摘されたベジータはこのセリフを吐きます。
それに対し悟空は「ほんとにそうか?」と問いかけるのでした。

トランクス…………ブルマを…ママを大切にしろよ…………

(画像引用 : 『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』公式X https://twitter.com/dokkan_official

自身のエゴによって魔人ブウを復活させたベジータは、その責任を取り地球や家族を守る為、決死の覚悟で魔人ブウと一人で戦う事を決意。
トランクスにこう呟き、更に「抱かせてくれ……」と照れる我が子を抱き寄せ、悟天ともども意識を失わせてピッコロに預け、戦場から離脱するよう懇願しました。

バビディの術で邪悪に戻ったかに思われたベジータでしたが、最後まで支配される事がなかったのは絶対的なプライドに加え、家族への愛情があったからでしょう。

さらばだブルマ…トランクス……そして…カカロット……


(画像引用 : Amazon)

魔人ブウを倒すには跡形もなく粉々にするしかないと悟ったベジータ。
戦闘民族サイヤ人の王子である事を誇りに、常に己の為に戦って来た彼が下した決断は、家族を守るため自爆するというものでした。

その瞬間、脳裏に過ぎったのはこの三人。
ベジータにとって最も重要な三人なのは言うまでもないでしょう。

みろよ! ずいぶん縮んじまったぜ!

(画像引用 : 『スーパードラゴンボールヒーローズ』公式X https://twitter.com/dbh_10th

壮絶な最期を遂げたベジータですが魔人ブウを倒す事は出来ず、更にトランクスと悟天がフュージョンで合体したゴテンクスでも、老界王神によって潜在能力を限界以上まで引き出してもらった悟飯(アルティメット悟飯)でも勝てず、地球どころか宇宙の危機にまで発展します。
その緊急事態を受け、閻魔大王はもしもの時の為にベジータの魂を保存し、肉体も与え生き返らせました。
そしてベジータはポタラによって悟空と合体し、作中最強の戦士ベジットとなり魔人ブウを圧倒します。

戦いの最中、ベジットはブウに吸収された仲間たちを救い出す為あえて自分達を吸収させ、ブウの体内へと侵入。
すると何故か合体が解け、二人は元に戻る事に。
ブウの体内から仲間たちを引き剥がす事には成功したものの、単独では到底ブウには対抗できずピンチに陥ります。

その矢先、突然ブウの体が変化し小さくなります。
それを見たベジータは思わず引きつった笑みでこのセリフを叫び、悟空も「やったな! あれならなんとかなるかもしれねえぞ」と返しました。

戦闘狂とも言える二人がこのようなセリフを言う事自体が異例ですが、身体が縮む事が必ずしも弱体化でない事はフリーザ戦で既に実証済み。
それだけ切羽詰まっていたのでしょうが、違和感を覚える人が多かったようでネット普及後も度々ネタになっているシーンです。

がんばれカカロット…おまえがナンバー1だ!!

(画像引用 : 『スーパードラゴンボールヒーローズ』公式X https://twitter.com/dbh_10th)

悟空と魔人ブウの最終決戦を見届けながら、ベジータは今までどうして悟空に敵わなかったのかを分析します。
そして悟空の強さを認めた上で、今まで決して譲らなかったナンバー1の座を悟空に譲りました

魔人ブウ編は悟空に代わって悟飯が主人公を務める事になりましたが、その後は悟空とベジータが主役を担い、特にベジータの描写は他の二人以上に力が入っていました。
実質的な主人公はベジータだったと言っても過言ではありません。
それを象徴するように、このセリフはドラゴンボールの全セリフの中でもナンバー1の人気となりました。

おたがいわが子の軟弱ぶりには苦労するな

(画像引用 : 『スーパードラゴンボールヒーローズ』公式X https://twitter.com/dbh_10th

魔人ブウとの決戦を終え、平和な時代が訪れた事でトランクスや悟天は積極的に修行せず普通の学生らしい生活を送っていました。
そんな息子達を嘆くというより、何処か嬉しそうにベジータは悟空へこう語ります。
すっかりパパ友になった事が窺えるセリフです。

そのうちかならず勝ってみせるからなカカロット…ふん!

(画像引用 : 『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』公式X https://twitter.com/dokkan_official

『ドラゴンボール』の原作漫画は、通常のジャンプコミックス(全42巻)と完全版(全34巻)の2種類あります。
その内の完全版はラスト周辺を少し変更しており、幾つか書き下ろしのコマも加わっています。

その中の一つがこのセリフ。
ジャンプ本誌および通常のジャンプコミックスでは最後鳥山先生のコメントで〆ていましたが、完全版ではベジータのこのセリフがラストを飾っています。
最終話は小さい頃の悟空とブルマの出会いのシーンが最初に描かれており、この二人で始まった物語をベジータのこのセリフで〆たのは、冒険活劇で始まりインフレバトル戦争で終わった『ドラゴンボール』という作品の歴史を示しているようにも思えてなりません。

まとめ

『ドラゴンボール』という物語において最も変わったキャラはベジータで間違いないでしょう。
フリーザ編までの非情さがあるからこそ、魔人ブウ編での言葉に一層重みを感じますよね。
本当に良いキャラになりました!

 

 

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