（画像引用 : Amazon）

2024年冬クールアニメとして注目を集めている『魔法少女にあこがれて』を大特集！
これまでにない魔法少女アニメとして人気沸騰中の本作、その理由や声優・キャラクター・スタッフ情報、地上波の限界を越えた「超あこがれver」について紹介します！

魔法少女×エロ×百合の破壊力！ 人気の秘密は「背徳感」にアリ

（画像引用 : Amazon）

魔法少女アニメと言えば『魔法の天使 クリィミーマミ』『カードキャプターさくら』『魔法少女リリカルなのは』『魔法少女まどか☆マギカ』と数々の大人気作品を生み出してきたアニメの定番ジャンル。
神秘性と可愛さの融合による魔法少女の魅力は唯一無二で、いつの時代においても子供から大人まで沢山のアニメ好きを夢中にさせてきました。

しかし、流石に出尽くした感があるのは否めず、近年においては目立ったヒット作を輩出できていません。
そんな中、2024年に彗星の如く現れたのが『魔法少女にあこがれて』です。

本作の主人公は魔法少女ではなく、魔法少女に憧れている女の子うてな。
そんな彼女の前に漆黒のマスコット「ヴェナリータ」が現れ、うてなには魔法少女ではなく悪の幹部の素質があると判明します。
流されるままに悪の組織「エノルミータ」の幹部マジアベーゼとなったうてなはチーム「トレスマジア」の魔法少女たちと敵対し、自分でも気付いていなかった「魔法少女をムチャクチャにしたい」という内なる願望を叶えるべく、彼女たちを襲いエッチな目に遭わせる日々を送る……というお話が展開されます。

これだけでも十分斬新ですが、本作最大の売りはエロ描写の濃さ。
うてなの能力によって魔法少女たちは毎回服を破かれ、大事な部分を露呈し、調教などの辱めを受けるハメになります。
更には百合要素も多分にある為、魔法少女アニメとしては異例とも言える背徳感に満ちた内容になっているのです。

元々、魔法少女アニメは女児をターゲットとしたジャンルでした。
しかし潜在的な男性ファンも多く、『CCさくら』以降はそれが顕在化しており、今や男性向けアニメという認識が広まっています。
それでも、ここまで露骨に男性ファンに偏った要素を盛り込んだ魔法少女アニメは今までなく、まさに新機軸と言えるでしょう。

通常放送ではお馴染みの「謎の光」が荒ぶっているため大事な部分は全く見えませんが、AT-Xおよびdアニメストアではその光を一部解除した「あこがれVer.」を放送・配信しています。
更に、円盤（Blu-ray・DVD）では規制が完全解除された「超あこがれVer.」で収録されるとの事で、更にエッチな描写が期待できる模様。
その超あこがれVer目当てに円盤予約が殺到しているらしく、Amazonなどの通販サイトでは本作がアニメ円盤ランキングの上位にかなり食い込んでいます。

また、本作はエロや百合ばかりが売りではなく、テンポの良い掛け合いとねっとりしたバトルシーン（調教）のギャップ、たまにホロリとさせるストーリーも評価が高いようです。
放送前は2万人程度だったフォロワー数も、放送から1ヶ月で7万人を突破。
2024冬アニメの新作では最も多く、同クールにおいて最も勢いのあるアニメと言えるでしょう。

ここからは、クセの強いメインキャラクター達を声優情報も交えて紹介していきます！

柊うてな（ひいらぎ うてな） / マジアベーゼ　キャラクター概要

（画像引用 : Amazon）

本作の主人公。
魔法少女に憧れる陰キャ女子中学生でしたが、ヴェナリータの勧誘によって悪の組織「エノルミータ」の幹部となり魔法少女と敵対する事に。
実は心の奥底に「可愛い子をメチャクチャにしたい」という願望を秘めていたサディストで、その欲望を満たす為に魔法少女たちを様々な方法でエッチに攻め立てています。

上記の理由で悪の幹部としての才能も抜群。
逃げ足の速さに加え、可愛い子との戦闘を重ねる事で潜在能力を遺憾なく発揮し、愛用のムチで魔物を作り出し敵も味方も見境なく調教を重ねています。

担当声優は和泉風花（いずみ ふうか）さん。

アミューズに所属している女性声優。
2019年より本格的に声優活動を開始し『けものフレンズ3』ドール、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』煌里ひかる等に抜擢され知名度が向上。
2024年には『HIGHSPEED Étoile』でも主人公の輪堂凛を担当し、飛躍の一年となりました。

その他の代表作は柊うてな、東雲つむぎ（オンゲキ）、旭日向（Re:ステージ!プリズムステップ）…等。

花菱はるか（はなびし はるか） / マジアマゼンタ

（画像引用 : Amazon）

魔法少女チーム「トレスマジア」の一員。
ピンクの魔法少女「マジアマゼンタ」に変身する女子中学生。
ベーゼ（うてな）のクラスメイトながら変身時に作用する認識阻害魔法の効果により、お互い正体はわかっていません。

明るく心優しい性格をした純粋な女の子。
正統派美少女ですが、服装に関しては独特なセンスの持ち主です。

担当声優は前田佳織里（まえだ かおり）さん。

アミューズに所属している女性声優。
2017年に声優業を開始し、同年より『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』桜坂しずく役でブレイクを果たしました。
以降もニジガクの一員として活動しながら様々な作品に参加し、2023年からは本人名義で音楽活動も開始しています。

その他の代表作はナイスネイチャ（ウマ娘）、双葉アリア（アイカツスターズ!）、ホノカ（勇気爆発バーンブレイバーン）、黒井津燈香（怪人開発部の黒井津さん）、天乃リリサ（2.5次元の誘惑）、花菱はるか…等。

水神小夜（みなかみ さよ） / マジアアズール

（画像引用 : Amazon）

魔法少女チーム「トレスマジア」の一員。
ブルーの魔法少女「マジアアズール」に変身する女子中学生で、はるか達とは魔法少女仲間でありクラスメイト。
実家が巫女なのでよく巫女服で手伝いをしています。

元々はクールタイプの真面目っ子美少女でしたが、ベーゼに調教された事でドMの素質が開花。
以降は様々な辱めを受けながらも何処か愉悦を感じているようです。

担当声優は風間万裕子（かざま まゆこ）さん。

アイムエンタープライズに所属している女性声優。
2018年より本格的に声優活動を開始し、『鬼滅の刃』『かぐや様は告らせたい』などに出演。
2023年には20作以上のテレビアニメに出演するなど、着実に実績を積み上げています。

その他の代表作は水神小夜 、マイナ・ヤトミカ（86-エイティシックス-）、アルル（ダンまち）…等。

天川薫子（てんかわ かおるこ） / マジアサルファ

（画像引用 : Amazon）

魔法少女チーム「トレスマジア」の一員。
イエローの魔法少女「マジアサルファ」に変身する女子中学生、はるか達とは魔法少女仲間でありクラスメイト。
京都風のはんなり言葉を用いています。

一見するとおっとり美少女ですが、その中身は好戦的なオラオラ系。
魔法少女でありながらシビアな視点も持ち合わせています。

担当声優は池田海咲（いけだ みさき）さん。

賢プロダクションに所属している女性声優。
2010年代に声優活動をスタートさせ、『クレヨンしんちゃん』『ドラえもん』『サザエさん』などに出演。
2024年には『超普通県チバ伝説』第2部で主人公の舎川あこ役に抜擢されるなど、メインキャラを演じる機会が増えています。

その他の代表作はヘキサゴナル・メイガス（カードファイト!! ヴァンガード）、播つぐみ（刀使ノ巫女）…等。

阿良河キウィ（あらが きうぃ） / レオパルト

（画像引用 : Amazon）

エノルミータの一員で、自他共に認めるダウナー系美少女。
自分よりもちやほやされている魔法少女たちを倒すためエノルミータに加入。
当初はうてなを敵視していたものの、彼女のわからせによって愛情に目覚め、以降は事あるごとに肉体関係を結ぼうとしています。

担当声優は古賀葵（こが あおい）さん。

81プロデュースに所属している女性声優。
2014年より声優業を開始し、2019年放送『かぐや様は告らせたい』で主人公の四宮かぐやを演じ、一躍有名声優の仲間入りを果たしました。
以降は様々な作品で主人公やメインヒロインを担当しています。

その他の代表作はパイモン（原神）、キュアマジェスティ（ひろがるスカイ!プリキュア）、古見硝子（古見さんは、コミュ症です。）、國見タマ（ヘブンバーンズレッド）、秋里コノハ（16bitセンセーション）、阿良河キウィ…等。

杜乃こりす（もりの こりす） / ネロアリス

（画像引用 : Amazon）

エノルミータの一員で、無口無表情の小学生女子。
対象をドールハウス内に閉じ込め、結界を作り認識を操作して様々な影響を与えるヤバい能力の持ち主。
鍵っ子ですが親からの愛情はしっかり受けており、心優しい良い女の子です。

担当声優は杉浦しおり（すぎうら しおり）さん。

アイムエンタープライズに所属している女性声優。
2010年代に声優デビュー、2018年より『響け！ユーフォニアム』の剣崎梨々花を演じ、知名度を向上させました。
有名ゲームへの出演が多く、『ウマ娘 プリティーダービー』ではスイープトウショウ役でイベントにも数多く出演しています。

その他の代表作は杜乃こりす、バニラ（アークナイツ）、ステフェン・ポッター（アズールレーン）、岡田切吉房（天華百剣 -斬-）…等。

阿古屋真珠（あこや またま） / ロコムジカ

（画像引用 : Amazon）

エノルミータの初期構成員の一人。
アイドルになる事を夢見ているものの歌は下手。
声を音波として飛ばす能力を持っています。

担当声優は相坂優歌（あいさか ゆうか）さん。

アプトプロに所属している女性声優。
2013年に声優デビュー、翌2014年には『桜Trick』野田コトネ役でテレビアニメに初出演を果たし、以降数多くの作品でメインキャラを担当しています。
2018年に喉の治療のため短期休業する事になり、その際に『ウマ娘 プリティーダービー』ナリタブライアン役を降板する事になりました。

その他の代表作はソフィー（ソフィーのアトリエ）、テイルブルー（俺、ツインテールになります。）、アメス（プリンセスコネクト！Re:Dive）、阿古屋真珠…等。

姉母ネモ（あねも ねも） / ルベルブルーメ

（画像引用 : Amazon）

エノルミータの初期構成員の一人。
口が悪く、ロコムジカとはケンカ仲間。
自身の影と対象の影を混ぜ合わせ操作する能力を持っています。

担当声優は津田美波（つだ みなみ）さん。

青二プロダクションに所属している女性声優。
2009年に声優デビューを果たし、翌2010年『ポケットモンスター ベストウイッシュ』でアイリスのポケモン・キバゴ役に抜擢され、2011年放送『ゆるゆり』船見結衣を担当した事で一気にブレイク。
以降、人気声優として多数の作品にメインキャラとして出演しています。

その他の代表作は白鳥ひめ（アイカツスターズ!）、小日向美穂（デレマス）、エアシャカール（ウマ娘）、櫟井唯（ゆゆ式）、蓮華（閃乱カグラ）、藍原芽衣（citrus）、姉母ネモ…等。

『To LOVEる』シリーズの大槻監督が指揮

（画像引用 : Amazon）

『魔法少女にあこがれて』の制作を担当している会社は旭プロダクションです。
1973年設立の老舗で、長きにわたりガンダムシリーズ等の撮影とグロス請けを主な業務としていましたが、徐々に元請制作も行うようになりました。

監督は二人体制。
今回が初監督作品となる鈴木理人さんと、『To LOVEる』の2期以降や『かのこん』などで知られる大槻敦史さんが名を連ねています。

シリーズ構成は『這いよれ! ニャル子さん』『俺だけレベルアップな件』の木村暢さん。
キャラクターデザインは『おとなりに銀河』の大滝那佳さんが担当しています。

OPテーマは声優ユニットNACHERRYによる「My dream girls」。
EDテーマはマジアベーゼ、レオパルト、ネオアリスによる「とげとげサディスティック」です。

まとめ

原作と比べてエロ方面にかなり振り切っている印章ですが、各キャラのヤバさと可愛さは十分伝わってきて、良いアニメ化になっていると思います！
アニメ版で興味を持った人はぜひ原作漫画も読んでみて下さい！