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Feb

2024年期待のアニメは? 大ヒット候補作品&話題の新作を徹底解説


(画像引用 : アニメ『怪獣8号』公式サイト https://kaiju-no8.net/

2024年に放送予定のアニメの中から、特に期待の大きな作品や注目の新作を大特集!
既にSNSなどで話題になっている冬クールのアニメや期待の続編、ダークホースになりそうな作品など、2024年を大いに盛り上げてくれそうなアニメをまとめました!

2024年最大の目玉に期待


(画像引用 : アニメ『怪獣8号』公式サイト https://kaiju-no8.net/

2022年よりアニメ化がスタートした『SPY×FAMILY』、そして2023年に始まった『葬送のフリーレン』
これらの作品のように、近年はアニメ化する前から爆発的なヒットを記録していた漫画がアニメでも大きな支持を得るケースが増えています。
そして2024年、この流れに最も沿う作品というと『怪獣8号』が該当する事になるでしょう。

2020年に少年ジャンプ+で連載を開始した『怪獣8号』は第1話から大きな話題になり、公開初日で3000を超えるコメントが寄せられ、1週間で150万PVを突破。
勢いそのままにコミックスも売れに売れ、11巻発売時点で累計発行部数は1200万部を記録しています。
アニメ化前に巻割(巻平均)100万部を突破している作品は極めて稀で、本作が2024年放送予定のアニメで最も期待を集めているのは間違いないでしょう。

一方で、この作品はジャンプラのコメント欄で辛辣な意見が多い事でも知られています。
特に目立つのは「更新ペースが遅い」「展開が遅い」「敵に魅力がない」「主人公が活躍しない」「別作品に似た展開」といった意見です。
もっとも、最初の二つはアニメではあまり問題にはなりませんし、主人公が活躍しないのはアニメも大成功した『呪術廻戦』とも共通している部分なので、アニメ化に際し長所を最大限に活かす事が出来れば十分にカバーできると思われます。

『怪獣8号』のアニメを制作するのはProduction I.Gです。
近年こそ目立った大ヒット作はありませんが、攻殻機動隊シリーズやPSYCHO-PASSなどクオリティの高い人気作を手掛けた会社なので実績は十分。
公開中のメインPVでも迫力あるアクションシーンが確認できるため、かなり凄いアニメになるという期待感が国内外のアニメファンの間で広がっています。

・アニメ『怪獣8号』メインPV
https://www.youtube.com/watch?v=xgvWhe8cmEc&t=4s

氷菓の原作者の人気作に期待


(画像引用 : アニメ『怪獣8号』公式サイト https://kaiju-no8.net/

2012年の放送以降、根強い人気を保持しながらも続編の制作がないまま10年以上が経過した『氷菓』
しかし2024年、氷菓や『〈古典部〉シリーズ』ではないものの、同じ米澤穂信先生の手掛ける『〈小市民〉シリーズ』のアニメ化が発表され、トレンド1位を獲得するなど大きな話題になりました。

〈小市民〉シリーズは、謎を解きたがる性格で黒歴史を作った小鳩常悟朗と小佐内ゆきのコンビが、平和な「小市民」の高校生活を求めつつも日常の事件に首を突っ込んでしまう物語。
『氷菓』とテイストが近い作品だけに、長年『氷菓』を待っていたファンにとっては待望のアニメとなりそうです。

既にメイン2人のキャストも発表済みで、小鳩くんは梅田修一朗さん、小佐内さんは羊宮妃那さんがそれぞれ担当。
アニメ制作はラパントラックで、神戸守監督が指揮を執る事も決まっています。

キャラクターデザインを務める斎藤敦史さんは京アニ出身で、近年では『ラブライブ!スーパースター!!』『ひろがるスカイ!プリキュア』のキャラデザを手掛けています。
ぼざろのキャラデザで知られるけろりらさんも讃えるほどの実力者です。

音楽アニメの更なる飛躍に期待


(画像引用 : アニメ『ガールズバンドクライ』公式サイト https://girls-band-cry.com/

2022年、ガールズバンド「結束バンド」の活動を描いた『ぼっち・ざ・ろっく!』が爆発的なヒットを記録し、一大旋風を巻き起こしました。
更に2023年は『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』が高い支持を得て、国内のみならず中国のアニメファンの間で密かに人気を博すなど、近年はガールズバンドを扱った音楽アニメが勢いづいています。

そして2024年にも、この流れを踏襲したオリジナルアニメが放送されます。
春クール放送の『ガールズバンドクライ』です。

タイトルからもわかるように、本作はガールズバンドの活動を描く音楽アニメ。
生まれ育った環境も、現在置かれている立場も全く異なる5人の女の子がバンド「トゲナシトゲアリ」を結成し、自分達を裏切ってきた世界に対して歌を届ける物語です。

企画自体はかなり前から発足し、メインキャスト陣はリアルバンドとして活動する事を前提にオーディションで選出されているようです。
既に活動もスタートしていて、2023年8月に公開された「爆ぜて咲く」のMVはなんと1000万再生を突破。
原作・企画・製作は東映アニメーションですが、これまでの東映アニメとは質感の異なる映像になっていて、リアルバンドの演奏と殆ど変わらないようなアニメに仕上がっています。

音楽プロデューサーはJ-POPを牽引するプロデューサー集団agehaspringsの代表を務める玉井健二さん。
劇伴音楽を担当する田中ユウスケさんはマリーゴールド(あいみょん)、じょいふる(いきものがかり)、ヘビーローテーション(AKB48)など数多くの大ヒット曲を手掛けてきた方で、この人選からも本企画への力の入れ具合が窺えます。

楽曲の振り幅は広く、正統派ロックサウンドの疾走感溢れる曲もあればボカロっぽい曲もあり、多くの人に刺さるだけのポテンシャルを秘めている印章です。
アニメが成功すれば一気に一大プロジェクトへと発展していく、そんな期待感に溢れています。

甘酸っぱい恋愛アニメに期待


(画像引用 : Amazon)

2022年には『その着せ替え人形は恋をする』、2023年には『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』と、毎年必ず1作は話題になる作品が登場する永遠の定番ジャンル「恋愛」。
当然、2024年もその候補となる恋愛アニメが複数登場します。

冬クールに放送される『ゆびさきと恋々』は、人気少女漫画のアニメ化作品。
聴覚障害を持つ女子大生・糸瀬雪と大学のクールな先輩・波岐逸臣のキュンキュンする恋愛を描いた正統派のラブストーリーです。

実写ドラマでは昔からある定番中の定番とも言える設定ですが、意外とアニメ界隈では少ないタイプで、大学生の恋愛ものも何気に珍しかったりします。
手話での会話、筆談やLINEでのやり取り、ジェスチャーなどを通して心を通わせていく描写は秀逸で、非常に丁寧に登場人物の気持ちを描いています。

アニメもその特徴をしっかりと踏襲し、アニメならではの演出で上手く表現しているため評判は上々。
実際放送開始から順調に公式アカウントのフォロワー数を増やしています。

春クールの『ささやくように恋を唄う』は百合の恋愛を描いた物語です。
本作では「一目惚れ」を大きなテーマとして扱っていて、高校1年生の木野ひまりと3年生の朝凪依がお互いに一目惚れするも、両者のそれは意味合いが違っていて……という導入から始まります。

百合自体が珍しいジャンルだった時代は過ぎ、百合である事が個性やセールスポイントではなくなった現代、本作もまた百合というジャンルであるのと同時に深いテーマを扱った本格的な恋愛作品として楽しめるアニメになると思われます。

ロボット&魔法少女の復権に期待


(画像引用 : Amazon)

アニメも細分化が進み、毎クール様々なジャンルが混在するようになって久しいですが、その一方でかつて定番ジャンルと言われた中には近年あまりヒットに恵まれず衰退の危機に瀕しているものもあります。
その筆頭がロボットアニメです。

かつては『ガンダム』『マクロス』『エヴァ』といった作品が一大ブームを巻き起こすなど、アニメの人気ジャンルの筆頭だったロボットアニメですが、それら人気シリーズの新作以外ではヒットする事がなくなってしまい、新作自体があまり作られなくなってきました。
そんな中にあって、2024年冬に衝撃を与えたのが『勇気爆発バーンブレイバーン』です。

内容は一切伏せられたまま第1話の放送が始まった本作、当初はリアルでシリアスな世界観のロボットアニメとして進行していましたが、ラスト5分でその世界観を一気にひっくり返すという予想外の展開
同じCygamesの『ゾンビランドサガ』を髣髴とさせる流れで、ロボットアニメ愛好家だけでなくアニメファン全体の間で大きな話題になっています。

そしてもう一つ、『カードキャプターさくら』『魔法少女リリカルなのは』『魔法少女まどか☆マギカ』など大ヒット作を多数生み出してきた魔法少女アニメもまた、近年は目立たなくなっています。
そこに颯爽と現れた異端児が、同じく冬クール放送の『魔法少女にあこがれて』です。

タイトルの通り、魔法少女に憧れる主人公の柊うてな。
しかし彼女が出会った与えられたのは魔法少女に変身する力ではなく、悪の組織の女幹部となって魔法少女と戦うという正反対の運命。
そんな不幸な主人公が心の底に眠っていた本性を目覚めさせ、魔法少女たちを悶えさせる新感覚の魔法少女アニメです。

この両作品に共通しているのは「超展開」と「逆転の発想」
どちらも衰退傾向にあるジャンルだけに、それを逆手にとって王道をひっくり返す事が大きな話題性に繋がり、SNSを中心に盛り上がりを見せています。
邪道と言われればそれまでですが、だからこそ王道では困難だった起死回生の一撃となり得るだけの破壊力を持った二作品と言えるでしょう。

ビッグタイトルの続編に期待


(画像引用 : アニメ【推しの子】公式サイト https://ichigoproduction.com/

大ヒットした作品の続編には当然、多くの期待が寄せられます。
「あれだけ楽しませてくれたアニメなんだから、次も期待に応えてくれるだろう」と考えるのは自然な事。
実際、各クールが始まる前に行われる期待度アンケートでは大抵、人気作の続編が上位を占めています。

しかし実際に放送されると意外と存在感がないまま終わってしまうケースも少なくありません。
特に日常系は前作と内容があまり変わらないため、話題が特になくなってしまうのも自然な事。
主要キャラが死んだり強烈な個性を持った新キャラが登場したりする作品でなければ、続編が空気化する流れは避けられないでしょう。

そんな訳でハードルは高いですが、それでも話題になる事が最も期待できるのは【推しの子】の2期です。
原作連載時には賛否両論真っ二つとなった「2.5次元舞台編」がメインとなるだけに、アニメで果たしてどのような評価になるのかは未知数ですが、演出次第ではかなり化ける事が期待できます。

『ラブライブ!スーパースター!!』の3期も注目度は高いと思われます。
ただしそれはポジティブな意味ではなく、2期が非常に低い評価だった為、3期でどれだけ持ち直せるか……という点が関心の的。
もしここで更に下降するような事があれば、ラブライブというビッグコンテンツ自体に大きな影響を与えかねないだけに、巻き返しを期待したいところです。

映画の大ヒットに期待


(画像引用 : アニメ『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星』公式サイト https://www.conan-movie.jp/2024/

2022年および2023年はアニメ映画飛躍の年となりました。
『ONE PIECE FILM RED』『すずめの戸締まり』『THE FIRST SLAM DUNK』『名探偵コナン 黒鉄の魚影』と、興行収入100億円を大きく超える作品が続出。
数少ない実写のヒットも漫画原作のケースが多く、今やアニメや漫画が日本の映画界を牛耳っているのは誰の目にも明らかです。

そして恐らく2024年もその傾向は続くと思われます。

年末年始から興収ランキング1位を突っ走っている『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』は、公開24日間で48.5億円を突破。
最終累計は80億円前後が予想され、1作目でありながら大きなヒットになりました。

2024年期待の新作は秋公開の『ふれる。』です。
あの花やここさけで成功を収めた長井龍雪監督・岡田麿里脚本・田中将賀キャラデザによるオリジナルアニメ。
まだ内容は明らかになっていませんが、エモいストーリーになる事は間違いないでしょう。

シリーズ作品では、前作で初めて100億円の壁を突破したコナンの最新作『劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』に注目が集まる事になりそうです。
怪盗キッドと服部平次がキーパーソンとなるのは『天空の難破船』以来。
内容は勿論の事、毎年大ヒットを記録しながら未だ興収年間1位を獲得した事のないコナンだけに、初の1位奪取への期待も高まっています。

総集編ではあるものの『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:』および『Re:Re:』も期待が高まっています。
結束バンドの人気が一向に衰えず多くの楽曲が数千万再生を記録しているだけに、新曲に期待する声も多いようです。

その他、シリーズで初めて音楽を題材とする『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』、久々の新作となる『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 〈ワルプルギスの廻天〉』にも注目が集まっています。

まとめ

既に冬クールも始まっていますが、当初はあまり注目されていなかったアニメが次々と話題作になるなど、かなり幸先の良いスタートになっていますね。
まだ放送時期・公開時期が決まっていない注目作が沢山控えているので、それらが2024年内に発表されれば更に彩り豊かな一年になるでしょう!

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