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Jan

【呪術廻戦】禪院真希が女性キャラ人気No.1の理由を徹底検証! 覚醒イベントは主人公より厚遇?【ネタバレ考察】


(画像引用 : アニメ『呪術廻戦』公式サイト https://jujutsukaisen.jp/

『呪術廻戦』の重要キャラの1人で、前日譚『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』でも活躍した禪院真希を大特集!
作中の女性キャラの中で屈指の人気を誇る彼女の魅力や名言、そして主人公の虎杖よりも優遇されていると言われる理由について検証します!

禪院真希(ぜんいん まき)キャラクター概要


(画像引用 : アニメ『呪術廻戦』公式サイト https://jujutsukaisen.jp/

『呪術廻戦』に登場する女性キャラクター。
呪術高専東京校の2年生で4級呪術師。
呪術界御三家の一角『禪院家』26代目当主・禪院直毘人の姪であり、双子の妹の禪院真依は呪術高専京都校に通っています。

容姿は凛然としていて美しく、腹筋はバッキバキに割れているとの事。
渋谷事変前は黒髪を後ろで縛ったポニーテールで、呪霊を視認する為の眼鏡を常時かけていました。
渋谷事変後は漏湖に焼かれた痕が顔に残り、髪型はショートになっています。

禪院家出身ながら、生まれながらに持つ縛り「天与呪縛」により呪力を殆ど持たず、生家では落ちこぼれと見下されぞんざいに扱われていました
実力で禪院家を見返す為に出奔し、呪術高専へと入学。
現代最強の呪術師である五条悟の指導の下、同学年の狗巻棘、パンダと共に日々研鑽を積み呪術師となりました。

呪力が一般人並みしかなく術式も持たない代わりに超人的な身体能力を持っており、戦闘はその肉体機能を最大限に活かし体術と呪具を使用。
呪力がない分呪霊の攻撃に対する耐性も殆どなく、低級呪霊の攻撃を軽く受けた程度でも呪力に浸食されてしまうほど。
それでも特級呪具「游雲」などを扱えるため並外れた戦闘力を持ち、本来なら2級呪術師相当の実力ですが、禪院家が昇級を妨害しているため4級に留まっています。

幼少期からの環境もあって反骨精神の塊
かなり口が悪く初対面の相手に対しても攻撃的な言動が目立ちますが、自分が認めた相手に対しては面倒見が良く姐御肌です。
禪院家に対する悪感情から苗字で呼ばれる事を拒み、その分自分も相手に対して目上であろうと名前で呼んでいます。

担当声優は小松未可子(こまつ みかこ)さん。

ヒラタオフィスに所属している女性声優。
2010年に『HEROMAN』の主人公ジョーイ役で華々しく声優デビューを飾り、2012年には『モーレツ宇宙海賊』の主人公・加藤茉莉香を熱演し作品のヒットに貢献。
以降、様々な作品のメインキャラを演じ、2022年には第16回声優アワードにて助演女優賞を受賞するなど人気、実力を兼ね備えた声優として活躍を続けています。

その他の代表作は禪院真希、戸塚彩加(俺ガイル)、キュアセレーネ(スター☆トゥインクルプリキュア)、鶫誠士郎(ニセコイ)、朱紗丸(鬼滅の刃)、マァム(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)など。

術式を持たない「落ちこぼれ」だからこそ


(画像引用 : アニメ『呪術廻戦』公式サイト https://jujutsukaisen.jp/

『呪術廻戦』は2023年までに三度の公式人気投票を行いました。
その結果、女性陣の投票結果は以下のようになっています。

・第1回
06位 釘崎野薔薇(9590票)
11位 三輪霞(4923票)
12位 禪院真希(4245票)
13位 高田延子(3945票)
16位 祈本里香(1802票)
19位 パン屋の店員(1500票)
21位 庵歌姫(1369票)
24位 禪院真依(1064票)
27位 家入硝子(639票)
35位 西宮桃(338票)

・第2回
11位 釘崎野薔薇(2152票)
12位 禪院真希(2038票)
15位 庵歌姫(764票)
17位 三輪霞(485票)
23位 禪院真依(371票)
24位 家入硝子(348票)
27位 冥冥(214票)
30位 祈本里香(118票)
32位 西宮桃(81票)
33位 高田延子(78票)
33位 伏黒母(78票)

・第3回
09位 禪院真希(2056票)
13位 釘崎野薔薇(1012票)
14位 庵歌姫(491票)
17位 禪院真依(334票)
23位 家入硝子(254票)
28位 三輪霞(165票)
32位 冥冥(115票)
34位 九十九由基(101票)
38位 西宮桃(88票)
41位 祈本里香(56票)

第1回、第2回とも野薔薇が女性陣のトップを獲得。
メインキャラ唯一の女性という立場で、出番の多さを考えれば妥当な結果と言えます。

しかし第3回では真希が野薔薇を抜き女性陣のトップに躍り出ました。
野薔薇が渋谷事変以降出番がなくなった為、女性陣で最も目立つ存在になった事が大きな要因と言えます。

とはいえ、第1回ではダブルスコアを付けられていた野薔薇に第3回では逆に2倍以上の大差で圧勝しているのは、単に出番の多さだけが理由ではないでしょう。
『呪術廻戦』は少年漫画ですが女性ファンが非常に多い作品なので、女性人気がなければ安定して上位に入る事は出来ません。
この下克上は、真希が女性の読者・視聴者から支持されている証と言っても過言ではありません。

では、なぜ真希がそれだけ支持されているのか。
最大の要因は、彼女が強くて媚びないキャラだからです。

真希はかなり口が悪く、本編でも『東京都立呪術高等専門学校』でも初登場時はかなり尖った言動を見せていました。
それは性格が捻くれているから……なのも多少ありますが、彼女の突き放すような言動の背景には常に優しさがあります。
例えば『東京都立呪術高等専門学校』で初対面の乙骨憂太に『私でもイジめる』『気持ち悪ィ』など言いたい放題言ったのも半分は本心でしょうが、もう半分は『このままだとダメになるぞ』という警告だったと思われます。

彼女は呪力が極端に少なかった影響で、禪院家では落ちこぼれと罵られ続け、それに抗う為に出奔しました。
そんな周囲の声を甘んじて受け入れて良い子にしていれば、取り敢えず一生安泰だったかもしれませんが、彼女の中では死んだも同然だと感じていたのでしょう。

だからこそ、現状に甘んじてなあなあで済ませるような生き方にはどうしても悪態をつきたくなる。
パンダが「アイツは少々他人を理解した気になる所がある」と評したように、つい他者の事を自分の事のように考えてしまうのです。
それは相手の事を真剣に考えている証で、紛れもなく優しさです。

相手に阿るような事は決してせず、どれだけ軽んじられようと己を貫き通す。
けれど自分勝手な人間でもなく、相手を思いやる心を忘れていない。
そんな強い女性だからこそ、多くの同性に愛されているのです。

虎杖より扱いが良いとされる理由とは?


(画像引用 : アニメ『呪術廻戦』公式サイト https://jujutsukaisen.jp/

真希の人気の根底にあるのは、彼女の人間性や生き様で間違いありません。
一方で、女性陣で最も優遇されているキャラクターという点もやはり無視できない要因の一つでしょう。
女性陣どころか、味方陣営で最も成長過程を丁寧に描かれているキャラと言っても過言ではありません。

呪力が殆どない真希ですが、交流会編ではその強さを遺憾なく発揮し大活躍。
しかし渋谷事変では自分より格上の特級呪霊・陀艮との戦闘で殺されかけ、更に漏湖からは瞬殺されてしまうなど良い所なし。
通常の脇役ならここでお役御免となるところですが……真希はここから真価を発揮します。

家入硝子の反転術式によって一命を取り留めた真希は、痛々しい火傷の跡を一切気にする素振りもなく、呪具の回収を行うべく忌避していた禪院家に戻ります。
しかし忌庫(危険な呪物が保管されている蔵)の中には真希の父・禪院扇が待ち構えていました。

彼は呪術総監部の通達にあった「五条悟を渋谷事変共同正犯とし呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪と決定する」という通達を利用し、五条解放に加わった真希と真依を誅殺するよう発案しました。
実の娘を殺し、総監部からの信頼を獲得して五条封印によって生じた呪術界の勢力争いで優位に立とうとしたのです。

一度は父に敗れ始末されそうになった真希ですが、真依が自分の命を敢えて落とす事で真希を「完成」に導きます。
一卵性双生児の場合、呪術では「同一人物」と見なされるため真希が術式を持たなくても真依が持っている限り強い縛りにはならないらしく、真依がいなくなってようやく全呪力を失くし「天与呪縛」が本来の恩恵を発揮。
身体能力と五感が劇的に上昇するフィジカルギフテッドによって強化され、自分を蔑み続けた挙げ句殺そうとした禪院家を全滅させました。

このように、かなり大掛かりかつ悲劇的な覚醒イベントが描かれた真希ですが、この先更にもう一つ成長イベントが描かれます。
修行回などの成長イベントがあまり描かれない『呪術廻戦』としては異例の扱いで、メインキャラの野薔薇や伏黒恵どころか主人公の虎杖悠仁よりも成長した感が強く打ち出されました。

また、真希に散々罵詈雑言を浴びせていた禪院家が彼女一人に壊滅させられたエピソードは、真希ファンに大きな驚きとカタルシスを与えた筈です。
これもまた、虎杖が主人公でありながら全く与えられていないもの。
この事も、真希は虎杖よりも優遇されていると言われる理由の一つと言えるでしょう。

真希の名言・迷言集


(画像引用 : アニメ『呪術廻戦』公式サイト https://jujutsukaisen.jp/

落ちこぼれと罵られ辛酸を嘗めていたからこそ、厳しい言葉の中に温かみがある真希。
そんな彼女の名言・迷言をまとめました!
なお、アニメ2期で放送される「渋谷事変」までの範囲からの選出です。

お通夜かよ

虎杖が死んだ事を知らず、沈んだ空気の恵と野薔薇に対して言い放ってしまった台詞。
流石にシャレにならない為、パンダから虎杖の件を知らされた時は珍しく動揺していました。

お姉ちゃんって呼べよ 妹

交流会1回戦で真依と対峙した際の台詞。
真希が禪院家を出ていった事で関係は悪化していましたが、お互いを大事に思う気持ちは変わっておらず、案外本気で呼んで貰いたかったのかもしれません。

呪いを祓って祓って祓いまくれ!! 自信も他人もその後からついてくんだよ!!

「誰かに必要とされたい」と嘆く乙骨に対し、その為にすべき事を教示する一幕。
彼女自身がそうやって自分を保ってきたからこそ言える助言でしょう。

認められた気になってんじゃねーよ

乙骨に「僕は真希さんみたいになりたい」と言われ、彼のもとを去った直後に呟いた独り言。
禪院家で長年蔑まれ、母親からは「アンタなんか生まなきゃ良かった」とさえ言われていた彼女にとって、その一言は救いとなった事でしょう。

まとめ

真希、良いですよね。
ただ強い訳じゃなく、弱い部分や理不尽な目に遭った事をしっかり描いた上で下克上を果たしている所も魅力。
かなり良い扱いを受けてきたキャラですが、今後の更なる活躍にも期待したいですね!

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