30
Oct
アニメ史上最もカリスマ的な悪役40選!敵キャラの魅力を徹底的に解析
メルエム
(画像引用 : Amazon)
『HUNTER×HUNTER』に登場する「蟻の王」。
人類にとって大いなる脅威となったキメラアントの女王が生んだ王で、生まれながらにして覇王としての全てを備えた傑物。
その戦闘力は作中でも随一で、特に硬度に関しては作中最強格であるネテロの必殺技「零乃手」さえも全く通用しないほどでした。
当初は残忍な性格で、部下であっても口答えどころか気に障る事を言うだけで容赦なく葬り去っていましたが、「軍議」と呼ばれる遊戯の王者である少女コムギとの出会いで相手を慈しむ心を持つようになり、人類を根絶やしにするという当初の予定も覆そうとしていました。
最終的にはネテロが死と引き替えに解き放った「貧者の薔薇(ミニチュア・ローズ)」の毒に倒れましたが、その最期は読者・視聴者に感動を与えました。
担当声優は内山昂輝さん。
カイドウ
(画像引用 : Amazon)
『ONE PIECE』に登場する「最強の生物」。
百獣海賊団総督で、新世界を支配する四皇の一角として主人公ルフィを幾度となく圧倒してきた大海賊。
その規格外な戦闘力の一方で、強者故の孤独を感じているのか他者を信じない繊細な一面も持っていて、趣味が「自殺」というのも彼の繊細さを示したものでした。
数々の猛者が大海原を駆け巡る本作においても一際突出した強さを持ち、大海賊団の総督としての器の大きさも持ち合わせたビッグな人物。
そんな彼とルフィの最終決戦は、ルフィの新たな姿の登場もあって大いに盛り上がりました。
担当声優は玄田哲章(げんだ てっしょう)さん。
他作品では戸愚呂〈弟〉(幽遊白書)、海坊主(シティーハンター)などのキャラを演じています。
聞仲(ぶんちゅう)
(画像引用 : Amazon)
『封神演義』に登場する「殷王朝の守護神」。
金鰲島出身の道士で、300年以上前から殷に忠誠を誓い、歴代の太子の教育係として殷を見守ってきました。
スーパー宝貝「禁鞭」の威力は絶大で、主人公の太公望と共に戦場へ赴いた崑崙十二仙の大半が彼によって封神されました。
殷への忠誠心に代表される揺るぎなき信念こそが彼の強さの原動力であり、その強靱な意志と禁鞭の威力によって何人たりとも近付けないほどの力を発揮。
作中ではラスボスではなく中ボスの立ち位置ながら、彼のもたらした絶望感は作中随一、ジャンプ歴代作品の中でもトップクラスとの評判です。
現在の担当声優は前野智昭(まえの ともあき)さん。
他作品では白血球(はたらく細胞)、ヴェルドラ(転生したらスライムだった件)などのキャラを演じています。
海馬瀬人(かいば せと)
(画像引用 : Amazon)
『遊☆戯☆王』に登場する「カードの貴公子」。
高校生でありながら大企業「海馬コーポレーション」の社長であり、カードゲームに関しても凄腕。
「マジック&ウィザーズ」においては青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)を愛用しています。
初期は腹黒で卑怯で嫌な優等生タイプでしたが、主人公・遊戯との死闘を経て成長したのか性格が激変し、傲慢さはそのままに誇り高きデュエリストとして正々堂々と戦うようになりました。
その愛すべきキャラクターもあって、ファンからは「社長」の愛称で長年親しまれています。
担当声優は津田健次郎(つだ けんじろう)さん。
他作品では乾貞治(テニスの王子様)、七海建人(呪術廻戦)などのキャラを演じています。
志々雄真実(ししお まこと)
(画像引用 : Amazon)
『るろうに剣心』に登場する「悪の剣客」。
かつて長州派維新志士だった男で、明治政府に裏切られ全身を火傷したものの生き残り、包帯で身体を覆った復讐鬼として戦争を起こす事に。
直属の特攻部隊「十本刀」と共に、主人公・緋村剣心の前に立ち塞がりました。
その不気味なビジュアル、悪役らしく極悪非道ながら部下に慕われるカリスマ性、強者に対する敬意、そして圧倒的な強さから、本作において最高の敵キャラと認知されています。
一方で私財の五分の三を費やした甲鉄艦「煉獄」があっさり沈められた事は長年ネタにされているようです。
現在の担当声優は未定。
かつては池田政典さんが演じていました。
仙水忍(せんすい しのぶ)
(画像引用 : Amazon)
『幽☆遊☆白書』に登場する「暗黒天使(ダークエンジェル)」。
主人公・浦飯幽助の前に霊界探偵として活動していたものの、人間のおぞましさに触れ絶望し、人間を滅ぼすべく魔界へ続くトンネルを開けようと画策しました。
多重人格者で計7人の人格を有しています。
一人で幽助とその仲間を圧倒する実力を誇り、幾度となく絶望を与えるも魔族に覚醒した幽助に敗北し死亡。
しかし元々残り僅かの寿命だった事、夢だった魔界に行く事が出来た事、楽しく戦えた事で満足し、最後は安らかに息絶えました。
悪ではあるものの彼独自の美学と価値観はファンからも支持され、今尚人気キャラであり続けています。
現在の担当声優は山野井仁(やまのい じん)さん。
かつては納谷六朗さんが演じていました。
バーン
(画像引用 : Amazon)
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する「大魔王」。
地上征服を目論み、かつての魔王ハドラーさえ配下に加えた新生魔王軍を結成し、勇者ダイ達と熾烈な争いを繰り広げました。
最終決戦においては老人の姿から本来の若々しい肉体へと戻り、「真・大魔王」としてダイ達を追い詰めるも最後は竜魔人となったダイに敗れました。
老バーン時代は小者と称される部下もリストラせず、失敗に対しても寛容で良き上司でしたが、若返ってからは若干株を落としたようで、大魔王としての貫禄は老バーンの方が上と評価するファンが多いようです。
現在の担当声優は土師孝也さん(老)、子安武人さん(若)。
かつては内海賢二さんが演じていました。
フリーザ
(画像引用 : Amazon)
『ドラゴンボール』に登場する「宇宙の帝王」。
星の地上げなどを行う悪の親玉で、ドラゴンボールの事を知りナメック星へ部下を引き連れ赴き、不老不死の願いを叶えようと多くのナメック星人を亡き者にしました。
他のキャラ達が数万の戦闘力の中、53万という規格外の数字を示した事で読者・視聴者に衝撃を与えた事をはじめ、強大な悪役キャラとして絶対的な存在感を発揮。
現代においても「最高の悪役キャラと言えば?」といったアンケートでは軒並み1位となっています。
担当声優は中尾隆聖(なかお りゅうせい)さん。
他作品ではばいきんまん(アンパンマン)、涅マユリ(BLEACH)などのキャラを演じています。
ディオ・ブランドー
(画像引用 : Amazon)
『ジョジョの奇妙な冒険』に登場する「究極の悪」。
当初はジョースター家の養子ながら家を乗っ取る事を目論む野心家でしたが、後に石仮面を被り吸血鬼となって1部主人公のジョナサン・ジョースターと戦い、海底深く沈みました。
しかし彼の身体を乗っ取る形で約100年後に地上へ戻り、スタンド「ザ・ワールド(世界)」に目覚め世界を征服しようと目論みました。
1部、3部、6部(回想のみ)登場しますが、それぞれ全く異なる性格で描かれています。
最も有名なのは3部のDIOで、悪のカリスマである一方で少々小者じみた面もあり、ファンの間では親しみやすい悪役として人気です。
現在の担当声優は子安武人さん。
過去には田中信夫さんらが演じていました。