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Oct
アニメ史上最もカリスマ的な悪役40選!敵キャラの魅力を徹底的に解析
李牧(りぼく)
(画像引用 : Amazon)
『キングダム』に登場する「三大天の一角」。
趙国の宰相に座し、司令塔として秦と幾度となく戦い続けています。
武官としても知将としても優れ、無意味な死を嫌う高い精神性も持ち合わせています。
作中においては主人公・信の最大の敵であり、連載前の短編では主人公を担っていた事もあって、物語としては「裏主人公」的なポジションのキャラでもあります。
敵キャラではあるものの残忍性はなく、ライバルといった表現の方がイメージと合致しているかもしれません。
担当声優は森川智之(もりかわ としゆき)さん。
他作品では吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)、産屋敷耀哉(鬼滅の刃)などのキャラを演じています。
ガロウ
(画像引用 : Amazon)
『ワンパンマン』に登場する「ヒーロー狩り」。
怪人になる事に憧れ、ヒーロー達を襲撃し悪の強さを知らしめるべく活動していた青年。
当初はそこそこの強者でしたが、その圧倒的耐久力と成長力でバトル中にもメキメキと強くなり、やがて作中でも上位に入る実力者となりました。
無敵を誇る主人公・サイタマともある程度の時間戦い、その中で更なる力を取り入れ異次元のバトルを繰り広げました。
「悪に憧れる悪役」という、ボス格としては珍しいタイプの敵キャラです。
担当声優は緑川光(みどりかわ ひかる)さん。
他作品ではスコッチ(名探偵コナン)、棗恭介(リトルバスターズ!)などのキャラを演じています。
ライナー・ブラウン
(画像引用 : Amazon)
『進撃の巨人』に登場する「もう一人の主人公」。
第104期訓練兵として主人公・エレン達と苦楽を共にした仲間……と思われていましたが、その正体はウォール・マリアを陥落させた鎧の巨人でした。
彼が正体を明かしたシーンはあまりに何気ないコマだった為、現在も語り草になっています。
粗暴な性格かと思いきや実はかなり繊細で、裏切った事への後ろめたさや使命の重圧で精神的に病んでいた事が発覚。
それ以降もひたすらボロボロな姿を描写された事もあり、ファンの間では「作者の寵愛を受け過ぎている」と言われるまでに。
一時的には悪役でしたが、最終的には最も同情を集めるキャラになりました。
担当声優は細谷佳正(ほそや よしまさ)さん。
他作品ではオルガ・イツカ(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ)、国木田独歩(文豪ストレイドッグス)などのキャラを演じています。
リカルド・マルチネス
(画像引用 : Amazon)
『はじめの一歩』に登場する「孤高のチャンピオン」。
WBAフェザー級チャンピオンの座を長らく守り続ける無敗のチャンプ。
メキシコの英雄とも言われています。
その強さと栄光を讃えられる一方、余りの強さに「試合がつまらない」と観客に思われている雰囲気を察し、より孤独を強めているようです。
強者故の孤独を最も体現している一人と言えます。
担当声優は菅原正志(すがわら まさし)さん。
他作品ではレイ・ラブロック(マクロス7)、サウス・バニング(機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY)などのキャラを演じています。
鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)
(画像引用 : Amazon)
『ゴールデンカムイ』に登場する「反逆の情報将校」。
日本陸軍最強とされる第七師団、通称「北鎮部隊」に所属する陸軍中尉。
アイヌ埋蔵金を巡り主人公・ 杉元佐一率いる杉元一味と対立しています。
頭部の一部を損傷している影響で情緒不安定かつエキセントリックで残忍な性格になっている一方、人心掌握術に優れていて部下からは心酔されています。
狂人市場とも言えるほど狂人が多い本作においても目立った存在で、作中でも「変態中尉」と表現される人物。
激情家でありながら常に冷静でもあり、そこが狂人の度合いを更に高めています。
最後まで物語を盛り上げた立役者であり、悪のカリスマです。
担当声優は大塚芳忠(おおつか ほうちゅう)さん。
他作品では佐藤(亜人)、自来也(NARUTO)などのキャラを演じています。
ギルガメッシュ
(画像引用 : Amazon)
『Fate/stay night』に登場する「慢心王」。
半神半人の王として古代メソポタミア文明の国家ウルクを治め、サーヴァントとして現代に蘇った青年。
第五次聖杯戦争ではアーチャークラスで登場し、その冷酷無比な強さで主人公・衛宮士郎を苦しめました。
突出した実力と能力を持ち、無敵に近い戦闘力を発揮しながらも傲慢すぎる性格故に慢心してしまいピンチに陥り敗北するその姿にファンの心は鷲掴みにされたとか。
作品によっては悪役ではなく味方として登場する事もあります。
担当声優は関智一(せき ともかず)さん。
他作品では不死川実弥(鬼滅の刃)、狡噛慎也(PSYCHO-PASS)などのキャラを演じています。
槙島聖護(まきしま しょうご)
(画像引用 : Amazon)
『PSYCHO-PASS』に登場する「最悪の犯罪者」。
犯罪を犯してもシビュラシステムに裁かれない免罪体質者で、数々の犯罪の裏で多くの人々を意のままに操り、不幸に陥れていました。
常に穏やかで、顔色一つ変えず殺人を犯す冷酷極まりない人物。
その静かな凶暴さはまさに悪のカリスマに相応しく、最後までその格が下がる事はありませんでした。
担当声優は櫻井孝宏(さくらい たかひろ)さん。
他作品では夏油傑(呪術廻戦)、冨岡義勇(鬼滅の刃)などのキャラを演じています。
白面の者(はくめんのもの)
(画像引用 : Amazon)
『うしおととら』に登場する「邪悪の化身」。
陰の気から生まれた為、陽の気から生まれた全ての存在を憎み、破壊する事を存在理由と位置付けています。
ラスボスに相応しい禍々しい風貌と言動で、最後まで執念深く主人公・蒼月潮&とらのコンビを追い詰めた様はまさに悪の権化。
風格という点においては最上位に位置する敵キャラです。
担当声優は林原めぐみ(はやしばら めぐみ)さん。
他作品では灰原哀(名探偵コナン)、綾波レイ(エヴァ)などのキャラを演じています。
アステリオス
8話豆知識②
ついにその全貌を現した漆黒のミノタウロス――アステリオス。『雄叫び』だけで冒険者たちを強制停止にするその力は、圧倒的規格外。4話でリドが言っていた深層で武者修行している新入りというのが彼だったのです。 #danmachi pic.twitter.com/VWPrz9mj8P— ダンまちシリーズ アニメ公式@『ダンまち』シリーズ好評配信中! (@danmachi_anime) November 20, 2020
(画像引用 : アニメ『ダンまち』公式サイト https://twitter.com/danmachi_anime)
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する「猛牛」。
主人公・ベルがかつて戦い大番狂わせを演じた片角のミノタウロスの生まれ変わりで、ベルとの再戦を渇望し彼の前に現れました。
モンスターでありながら主人公のライバル、更には敗北を糧に成長するという珍しいタイプのキャラで、ベルとお互いに高め合う間柄でしかも一途にベルを追い求める事から、作者からもファンからも割と本気でヒロイン扱いされています。
敵でありモンスターでありヒロインという唯一無二の異端児です。
担当声優は杉崎亮(すぎさき りょう)さん。
毎年膨大な数の作品に出演しています。
一方通行(アクセラレータ)
(画像引用 : Amazon)
『とある魔術の禁書目録』に登場する「ツンデレヒーロー」。
超能力者(レベル5)の第1位で、ベクトルを操作できる学園都市最強の能力者です。
主人公の上条当麻にとって最初の宿敵でしたが、以降は敵ではなく「主人公の1人」というポジションに収まっています。
上条に受けた影響はかなり大きく、彼に対して並々ならぬ想いを抱いているとか。
担当声優は岡本信彦(おかもと のぶひこ)さん。
他作品では不死川玄弥(鬼滅の刃)、ヒンメル(葬送のフリーレン)などのキャラを演じています。
ペテルギウス・ロマネコンティ
(画像引用 : Amazon)
『Re:ゼロから始める異世界生活』に登場する「狂人」。
魔女教大罪司教「怠惰」担当の人物で、魔女教を絶対的と位置付け、その布教に勤しんでいます。
情緒がブッ飛んでいて、饒舌に大声で捲し立てたかと思えば次の瞬間には冷静になり、また発狂する……といった変人。
それでも意思の疎通は最低限できる、行動理念がハッキリしている等の理由から、大罪司教の中では一番まともと作者からお墨付きを貰っています。
担当声優は松岡禎丞(まつおか よしつぐ)さん。
他作品ではキリト(ソードアート・オンライン)、嘴平伊之助(鬼滅の刃)などのキャラを演じています。
まとめ
人気の悪役は「作中でも格を落とさない悪のカリスマ」と「強いけどネタ要素満載な悪の道化」に二分される感じですね。
近年は「悪役にも悲しい過去が……!」路線よりも純粋な悪が評価されている印象です。
一方で、ラスボスなのに人間味のあるギャップ系の悪役も依然として人気が高いみたいです。
あなたはどんなタイプの悪役が好みですか?