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Oct

エロゲー原作アニメTOP50! 一番売れたのはどの作品?

10位:うたわれるものシリーズ


(画像引用 : Amazon)

原作作品:Leaf/アクアプラス「うたわれるもの」「うたわれるもの 偽りの仮面」「うたわれるもの 二人の白皇」
放送時期:2006年春~夏(うたわれるもの)、2015年秋~2016年冬(うたわれるもの 偽りの仮面)、2022年夏~秋(うたわれるもの 二人の白皇)
円盤売上:7800枚(うたわれるもの)

90年代に快進撃を続けたLeafですが、00年代に入り『まじかる☆アンティーク』が賛否両論、『誰彼 ~たそがれ~』が不評と余り振るわず低迷期に入ります。
そんな中で2002年に発売された本作は、獣耳の亜人をヒロインとしたシミュレーションRPGで、重視したゲーム性より寧ろキャラとストーリーが受け起死回生のヒット。
以降、Leaf(アクアプラス)の看板シリーズとして定着し、現在もスマホアプリ『うたわれるもの ロストフラグ』が稼働しています。

アニメ版は無印を小林智樹監督&OLM、「偽りの仮面」を元永慶太郎監督&WHITE FOX、「二人の白皇」を川村賢一監督&WHITE FOXが制作。
全体的に好評ですが、特に1作目はエロゲ原作アニメでは最高峰の出来と評判でした。

9位:ヨスガノソラ


(画像引用 : Amazon)

原作作品:Sphere「ヨスガノソラ」
放送時期:2010年秋
円盤売上:7800枚

2008年にリリースされた、田舎町を舞台とした恋愛ADV。
2009年にはアフターストーリー等を収録したファンディスク『ハルカナソラ』も発売されました。

アニメ版は高橋丈夫監督、feel.が制作。
各ヒロイン毎に数話のエピソードで描くのオムニバス形式で構成されました。
エロゲ原作アニメの中でも飛び抜けてエロいアニメとなり、本番に加え近親相姦まで映像化するという前代未聞の試みが行われ、原作ゲーム以上にアニメの方が有名になりました。

8位:君が望む永遠


(画像引用 : Amazon)

原作作品:âge「君が望む永遠」
放送時期:2003年秋
円盤売上:8200枚

âgeの出世作で、2001年を代表する大ヒット作。
高校生時代とそれ以降の二部構成となっていて、主人公とヒロイン二人を巡る三角関係を重く陰鬱に描いた恋愛ADVです。

アニメ版は渡邊哲哉監督、スタジオ・ファンタジアが制作。
原作で好評だった重厚な人間ドラマを1クールで収め、好評を博しました。
全体的にエロさは余りないものの、一部の回では濡れ場のシーンを描き視聴者を驚かせました

7位:乙女はお姉さまに恋してる


(画像引用 : Amazon)

原作作品:キャラメルBOX「処女はお姉さまに恋してる」
放送時期:2006年秋
円盤売上:9600枚

2005年、コミック百合姫が創刊されるなど密かに百合ブームが到来する中、「主人公の男子が女学院に女装して通う」という百合ではないけど若干百合っぽい作品として発売されヒットを記録。
2010年には続編となる『処女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー』も発売され、そちらはOVA化を果たしています。

アニメ版は名和宗則監督、feel.が制作。
原作準拠の内容で好評を博しました。

6位:リトルバスターズ!


(画像引用 : Amazon)

原作作品:Key「リトルバスターズ!」「リトルバスターズ!エクスタシー」
放送時期:2012年秋~2013年冬(1期)、2013年秋(2期)
円盤売上:10300枚

長きにわたってエロゲ(美少女ゲーム)業界のトップランナーとして君臨し、泣きゲーブームを巻き起こしたKeyが2007年に発売した青春ADV。
恋愛より友情の方が目立っている珍しい作品です。
当初は『CLANNAD』同様に全年齢版で発売しましたが、その後18禁版+αとなる『リトルバスターズ! エクスタシー』を発売しています。

麻枝准さんが脚本を担当したエロゲは本作が最後です。

アニメ版は山川吉樹監督、J.C.STAFFが制作。
Keyのアニメと言えば京アニという構図が定着していた為、当初はかなり不安の声があがりましたが、声優陣の熱演もあって特に終盤は好評を博しました。

5位:D.C. ~ダ・カーポ~シリーズ


(画像引用 : Amazon)

原作作品:「D.C. ~ダ・カーポ~」「D.C.II ~ダ・カーポII~」「D.C.III ~ダ・カーポIII~」
放送時期:2003年夏~秋(D.C.1期)、2005年夏~秋(D.C.2期)、2007年秋(D.C.II 1期)、2008年春(D.C.II 2期)、2013年冬(D.C.III)
円盤売上:13400枚(D.C.~ダ・カーポ~)

「こそばゆい学園恋愛アドベンチャー」というキャッチコピーで2002年に発売され、圧倒的キャラ人気に支えられCIRCUSを一躍人気ブランドへと押し上げる人気作となりました。
その後20年以上続く長寿シリーズとなっています。
一方で1つの作品を様々な商品にして切り売りする商法には賛否あるようです。

アニメ版は無印1期が宮﨑なぎさ監督&ZEXCS、無印2期が名和宗則監督&feel.、「II」が岡本英樹監督&feel.、「III」が石倉賢一監督&アクタスの体制で制作。
エロゲ原作アニメで初めて大きなヒット作となり、業界に与えた影響はかなり大きいと言えるでしょう。

4位:真月譚 月姫


(画像引用 : Amazon)

原作作品:TYPE-MOON「月姫」
放送時期:2003年秋
円盤売上:13800枚

今でこそ業界最大手のTYPE-MOONですが、その始まりは同人サークルで、処女作として2000年に発売したのが本作。
同人ゲームでありながら圧倒的なシナリオで界隈を震撼させ、伝説を作りました。
2021年よりリメイクが行われています。

アニメ版は桜美かつし監督、J.C.STAFFが制作。
アルクェイドTrueルートを映像化したアニメですが、原作をほぼ無視した内容という事でファンからは総スカンを食らいました。
それでも大ヒットするあたり、月姫人気のポテンシャルが窺えます。

3位:Kanon


(画像引用 : Amazon)

原作作品:Key「Kanon」
放送時期:2002年冬(東映版)、2006年秋~2007年冬(京アニ版)
円盤売上:18200枚(京アニ版)

1998年に発売された『ONE ~輝く季節へ~』が凄いゲームだと口コミで広がり、そのメインスタッフがビジュアルアーツへ移籍しゲームブランド「Key」を結成。
その1作目として1999年に発売されたのが本作です。

美しく感動的なBGM、個性的過ぎるヒロイン達、執拗なほど笑わせにくる日常パート、そして感動を呼ぶ各ヒロインルートのシナリオが人気を呼び、驚異的なヒットを記録。
エロゲーなのに「エロは無くて良い」「むしろ無い方が良い」と言われ、その後のエロゲ業界にストーリー重視の作品が多数生まれるきっかけとなりました。

アニメは先に東映アニメーションが作り、その後京都アニメーションが新たに制作。
有名なのは後者の方で、『AIR』の成功もあってその後に再アニメ化という形で発表されました。
東映版は伊藤尚往監督、京アニ版は石原立也監督が指揮を執りました。

2位:AIR


(画像引用 : Amazon)

原作作品:Key「AIR」
放送時期:2005年冬
円盤売上:24400枚

『Kanon』のヒットで一気に熱狂的なファンを増やしたKeyが、2000年に発売した2作目。
『Kanon』のシナリオの中核を担った久弥直樹さんが離れ、麻枝准さんが中心となって制作された本作ですが、過去編を含む三部構成で更に重厚なシナリオを構築。
「感動」により特化した内容で再び爆発的な売上となりました。

アニメは京都アニメーションがテレビシリーズ、東映アニメーションが映画を担当。
現在も語られるのは概ね石原立也監督が指揮を執った前者で、当時最高峰とも言える作画に加え、大長編の本作を1クールで綺麗に纏め上げた事でファンも喝采を送りました
京アニのブレイク作と言っても過言ではないでしょう。

1位:Fate/stay night


(画像引用 : Amazon)

原作作品:TYPE-MOON「Fate/stay night」
放送時期:2006年冬~春(Fate/stay night)、2014年秋、2015年春(Fate/stay night [Unlimited Blade Works] )、その他スピンオフ多数
円盤売上:39300枚(Fate/stay night [Unlimited Blade Works])

『月姫』の成功で注目を集めたTYPE-MOONが商業ゲームメーカーへと移行し、その1作目として2004年に発売されたADV。
聖杯戦争を巡りサーヴァントが繰り広げる異能バトルはエロゲーというジャンルでは異質ながら、その重厚な世界観、各キャラの信念を壮大に描いたストーリーに多くのユーザーが圧倒され、大ヒットを記録。
その後も作品展開の広がりに比例して人気も拡大し続け、2015年よりサービスを開始した『Fate/Grand Order』は世界的なヒット作となりました。

間違いなくエロゲーで最も大きな成功を収めた作品です。

アニメは最初スタジオディーン&山口祐司監督が「Fate」ルートで制作し、その後三浦貴博監督&ufotableが「Unlimited Blade Works」ルートをテレビシリーズ、須藤友徳監督&ufotableが「Heaven’s Feel」ルートを映画で展開。
いずれも大ヒットを記録しており、更に虚淵玄さんによるスピンオフ小説(前日譚)を映像化した『Fate/Zero』は本編を上回る売上を記録するなど、メディア展開においても歴史的成功を収めています。

順位まとめ

*1位 Fate/stay night
*2位 AIR
*3位 Kanon
*4位 月姫
*5位 D.C. ~ダ・カーポ~シリーズ
*6位 リトルバスターズ!
*7位 乙女はお姉さまに恋してる
*8位 君が望む永遠
*9位 ヨスガノソラ
10位 うたわれるものシリーズ
11位 らいむいろ戦奇譚
12位 SHUFFLE!シリーズ
13位 こみっくパーティー
14位 恋姫†無双
15位 ef – a tale of memories.
16位 プリンセスラバー!
17位 グリザイアシリーズ
18位 School Days
19位 真剣で私に恋しなさい!!
20位 WHITE ALBUMシリーズ
21位 夜明け前より瑠璃色な Crescent Love
22位 あかね色に染まる坂
23位 ましろ色シンフォニー
24位 To Heartシリーズ
25位 学園ヘヴン BOY’S LOVE HYPER!
26位 月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~
27位 ヤミと帽子と本の旅人
28位 機神咆吼デモンベイン
29位 ぽぽたん
30位 恋と選挙とチョコレート
31位 FORTUNE ARTERIAL 赤い約束
32位 君が主で執事が俺で
33位 タユタマ -Kiss on my Deity-
34位 ティアーズ・トゥ・ティアラ
35位 はぴねす!
36位 Canvas2~虹色のスケッチ~
37位 ななついろ★ドロップス
38位 ワルキューレロマンツェ ~少女騎士物語~
39位 Phantom ~Requiem for the Phantom~
40位 つよきす Cool×Sweet
41位 DRAMAtical Murder
42位 下級生シリーズ
43位 マブラヴ オルタネイティヴ
44位 グリーングリーン
45位 星空へ架かる橋
46位 桃華月憚
47位 蒼の彼方のフォーリズム
48位 Wind -a breath of heart-
49位 祝福のカンパネラ
50位 俺たちに翼はない

まとめ

こうして見ると、やっぱりエロゲ全盛期は2000年代ですね。
当時の作品を今の技術で映像化したらどうなるのか、見てみたい人はきっと多いはず。
この中からリメイクされる作品が生まれる事を期待しましょう!

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