26
Jan
【水星の魔女】2期がやばい⁉ 2クール目の伏線を徹底考察! クワイエット・ゼロとは⁉
⑪フェルシーちゃんの出番は!?(水星の魔女 2期伏線・考察)
初期のグエルはアスティカシア学園でやりたい放題でしたが、それを象徴するように、取り巻きの女の子もいました。
フェルシーとペトラです。
特にフェルシーは声やルックスに小悪魔的な可愛さがあったため、少し人気があったのですが、この2人は2期で活躍するのでしょうか?
結論を言うと、活躍しないでしょう。
フェルシーはグエルがジェターク寮を追い出されたのを見たシーン(6話)を最後に、まったく出番がありません。
2期で活躍するなら、もっとグエルのことを心配する描写も挿入されたはずです。
グエルを探しにいくようなハートフルなシーンを期待していたのですが、恋愛感情は持ち合わせていなかったと見えます。
どちらかというと、ペトラの方がグエルを心配している節があります。
フェルシーは2期も出番がないでしょう。
⑫デリングとプロスぺラの関係、クワイエット・ゼロとは? (水星の魔女 2期伏線・考察)
デリングはGUNDフォーマットの禁止を唱え、ヴァナディース事変を引き起こした張本人。
対してプロスぺラはガンダム・エアリアルの開発責任者です。
水と油のような両者ですが、11話でこの2人が共謀していたことと、プロスぺラがエルノラ・サマヤであることが明かされました。
2人が協力関係を維持していたのは『クワイエット・ゼロ』のため。
クワイエット・ゼロとはGUNDフォーマットのデータストームの流入をなくす計画だと推測します。その根拠は
- クワイエット・ゼロという名称
- エルノラとデリングが協力している
からです。まず名称についてですが、クワイエット(Quiet)とは英語で『静かな、音のない』という意味です。
このことからGUND-ARM最大の欠点である、パイロットへの負荷、膨大なデータストームの流入をなくす計画と予想します。
そして2人が協力していることについてですが、GUNDフォーマットのデメリットである、搭乗者の生命倫理問題がなくなれば、デリングはGUNDフォーマットを規制する理由がなくなります。
そうすればべネリットグループがGUND-ARMを新製品として出荷することもできるでしょう。
”魔女”と呼ばれ恐れられたほどの兵器を量産できれば、莫大な利益を上げることが可能です。
そのようにべネリットグループに利があることをプロスぺラが説明し、デリングに近づいたのではないでしょうか。
プロスぺラ側のメリットは、やはりエアリアルの開発資金を調達できたことでしょう。
前々からエアリアルの開発予算は大きな謎になっていました。
- 3話…シャディク「あんな辺境(水星)のどこにそんな資金とインフラがあるんです?」
- 6話…ベルメリア「先輩(エルノラ)ひとりで作ったわけじゃないですよね?」
など…つまりエアリアルは、デリングからの直接の資金援助の元に開発されていたのでしょう。
たびたびプロスぺラは謎の人物と通話していましたが、その電話越しの相手もデリングと推測できます。また、デリングは2話で
- 「お前は魔女か?」
- 「ヴァナディース機関とのつながりはあるのか?」
などと、プロスぺラを審問にかけていましたが、そのすべても虚構だったといえます。
GUND-ARMを禁止しながらも、裏ではプロスぺラとつながっていたのですから。
しかし、新たな謎も浮上します。
エルノラからしてみれば、デリングは夫や恩師を皆殺しにした仇です。
その仇敵から開発資金を援助してもらう、というのは屈辱的にも思えます。それを加味したうえでも、果たしたい目的があったのでしょうか。
相当な野望がなければ接触したくない相手だと思います。
⑭プロスぺラ、涙のわけは?(水星の魔女 2期伏線・考察)
9話でエアリアルは、対GUNDフォーマット用兵装『アンチドート』を使用され、機体性能が著しくダウンします。
しかしその後、エアリアルの発光色が赤から青に変化し、アンチドートを受けつけなくなりました。
これはパーメットスコアが6に達したからでしょう。スコア3までの機体にしかアンチドートは効果がありません(12話のソフィの発言にて判明)
そしてスコア6となったエアリアルは、一騎当千の闘いを披露します。
11基のビットも、一部をディフェンスに、そして一部だけは狙撃に使ったりと、より巧みに扱えるようになりました。
気になるのは、エアリアルが青色の発光を見せたときに、プロスぺラが涙を流したこと。これは、
- エリクトが生きているのが嬉しかったから
- クワイエット・ゼロが最終段階に進めるから
ではないでしょうか。この記事では『エリクト=エアリアル』という仮説を提唱してきました。
『エリクトはエアリアルの中にいる』として、それが青い光が見えたときに確認できたのです。
ナディム、エラン、ソフィ…GUNDフォーマットの力を引き出したものはみな、顔などに赤い光が浮かび上がります。
しかし、エリクトだけは顔に青い発光が出ていました。
しかもエリクトは、当時のパーメットスコアは不明ですが、GUND特有のデータ流入によって苦しんでいる描写もありませんでした。
そしてプロスぺラが涙を流した理由の2つ目が、『クワイエット・ゼロ』が最終段階に進めるようになったことです。
プロスぺラの目的も不明ですが、本当の娘がスレッタではなくエリクトだとしても、スレッタを道具扱いするようなことは控えてほしいですね。
2期からが本当の物語のスタート(水星の魔女 2期伏線・考察)
水星の魔女の2期のストーリーは、企業の暗部や世界を裏で牛耳るような者たちに、子供たちが立ち向かうストーリーだと思います。
OPテーマ『祝福』に「僕たちは操り人形じゃない」とあるように、本来子供ではどうしようもないような、世界の体制や大企業内部の闇と戦っていく話ではないでしょうか。
なのでスレッタが今後、アーシアン差別の件に深く関わっていくのかもしれいません。
シャディクには相当な罰が必要だと思いますが、シャディクは若すぎるのでラスボスではないと予想します。
現時点でのラスボスの予想はプロスぺラ。
エランの件も解決してほしいですね。
まとめ(水星の魔女 2期伏線・考察)
水星の魔女は初の女性主人公であることなど、新しいガンダムとしてフレッシュなスタートを切りましたが、やはりガンダム。
命について考えさせられる描写は多いです。
2期も12話構成だとするなら、全24話と、非常に短いガンダムシリーズになります。
せっかくの学園ものですから、命のやり取りだけでなく、スレッタの学園生活もしっかりと見せてほしいですね。