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Dec
【R18の理由】仮面ライダーBLACK SUN 年齢制限のワケをネタバレ解説!!
R15の作品と比較!(仮面ライダーBLACK SUN 年齢制限)
R15+の作品はさらに内容がハードで、倫理的に問題のあるものが多いです。
『仮面ライダーBLACK SUN』も見る人によってはショッキングかもしれないので、R15+になるのも分かると思いました。
代表的なR15+ 作品といえば、『バトルロワイヤル』でしょう。
中学生同士の殺し合いという内容は、倫理的に問題があると言われれば、その通りです。
『バトルロワイヤル』は腕や足が千切れるシーンはないですが、血のりや女生徒の悲鳴はリアルです。
2003年には北野 武監督の『座頭市』もR15指定で公開されました。
『座頭市』はいわゆる時代劇ですが、殺陣のシーンでしっかり血が噴き出します。
当たり前といえばその通りですが、血が出るシーンが多いことや、人体に刀が突き刺さる描写がリアルだったりするので、R15となっています。『座頭市』はR15にしては見やすい部類の作品でしょう。
2010年には『アウトレイジ』がR15+で公開されていますが、これはR15+で適切だなという印象です。
過激な暴力や拷問のシーンがあり、見ていられない部分も多々あります。
そもそも反社会勢力(暴力団)のストーリーですしね。
さて、『仮面ライダーBLACK SUN 』はどうなのかというと、確かに倫理的にも問題があると思われるシーンはあります。
怪人に変身可能な世界なので、基本的に人間の流血は少ないです。
が、1人を狙ってリンチにかけるシーンがあったりするので、R15+がついても納得はできます。
BLACK SUNは恐らく、仮面ライダーじゃなかったら大問題になる作品ですね…。
R18の作品と比較!(仮面ライダーBLACK SUN 年齢制限)
それではR18+の作品と比較するとどうでしょうか。
R18+、つまり18禁はグロかったり暴力的なのではなく、エロいことが多いです。
麻薬や覚せい剤を取り扱うと18禁になることもあるようですが、基本的に性的なシーンを映していることでR18+が適用されます。
『花と蛇』など、官能小説の映画版もよくR18+になっていますね。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など、名作と呼ばれる作品もあるにはありますが、やはり性的なシーンは多いです。
『仮面ライダーBLACK SUN』はどうなのかというと、こちらで書いた通り、性的なシーンはまったくありません。
軽いキスシーンがあるくらいですね。
覚せい剤を取り扱っているわけでもないですし(怪人はドラッグ的なものを食べますが)、R18+は厳しいレイティングだと思いました。
年齢制限がないのにやばい映画もある(BLACK SUN 年齢制限)
年齢制限が一切ついてないのに、残酷なシーンの含まれる映画もあります。
そういった作品は、
- 昔の映画
- なぜか年齢制限がないもの
のどちらかです。
現在のような映画のレイティングシステムが導入されたのは1998年からです。
それ以前も18歳未満の鑑賞を禁止する『成人指定』などはありましたが、今より規制は厳しくありませんでした。
なので割とハードな映画を子供が視聴することもできたんですね。
代表例としては『ロボコップ』でしょう。
間違いなく名作ですが、あまりにもバイオレンスがハードです。
そしてなぜか年齢制限のない作品は『仮面ライダーアマゾンズ』などですね。
アマゾンズはPG12は当然、シーズン2にいたっては最低でもR15+だろうと思っていましたが、特に年齢制限はないようです。
劇場版も全年齢向けで公開されていますし、なぜでしょう…。
『仮面ライダーBLACK SUN』もハードな作風ですが、R18+がつくほどではないかな~と思ってしまいます。
まとめ:仮面ライダーBLACK SUNがR18の理由(BLACK SUN 年齢制限)
仮面ライダーBLACK SUNがR18+の理由は、『そこそこグロくて陰鬱で、しかも近年は規制が厳しいからR18+になった』でしょう。
どんどんハードなものは規制がきつくなっていますし、『仮面ライダー』ということで子供が興味本位で見てしまうかもしれないので、仕方ないのかもしれません。
ただ、『仮面ライダーアマゾンズ シーズン2』は子供が観たら間違いなくトラウマですし、他にもなぜか年齢制限のないサスペンス映画などはあります。
作品の『青少年に対する影響』は厳密に数値化できるものではないので、完璧に管理することは不可能かもしれませんが…。
仮面ライダーBLACK SUNは『大人向けダークヒーローもの』ですが、アマゾンズが観れる方なら問題なく観れます。
西島秀俊さんがかっこよすぎてシビレますので、『父性を感じられるヒーロー』が見たい方は視聴して損はないでしょう。