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【ワンピース考察】謎多きシャンクスの正体は天竜人だった!?娘ウタを捨てた理由とは?【ONE PIECE FILM RED ネタバレ】
ネズキノコ【ワンピース考察・映画ネタバレ】
動物の耳が生えた、ピンクと黄色のキノコ。
ネズキノコを食べると、眠れなくなってしまうのだ。
ウタはネズキノコとウタウタの実の能力との相性が良いことを知っており、定期的に食べているシーンが劇中でも見られる。
ウタワールドは、ウタが眠らなければ「永遠」に続く世界だ。
ウタ自身もネズキノコを食べ続けると、ウタワールドは永遠に続くと思っている様子。
しかしネズキノコは、食べると数時間で「死」に至る危険なキノコなのだ。
その事実を知っているウタは「死ぬ」という考えはなく、ウタワールドでみんな幸せに「生き続けられる」と考えている。
映画後半でウタが凶暴になり豹変する「闇堕ち」シーンが見られるが、これはネズキノコの副作用だ。
しかしウタは、その副作用を知らずにいると尾田先生が40億巻で明記している。
ちなみにサンジはネズキノコの危険性に気づいており、ウタワールドで用意されていた食材の中に紛れていたネズキノコをすぐに処分していた。
ウタの最後【ワンピース考察・映画ネタバレ】
ネズキノコを食べ続けたウタは、劇中で死亡したとみられる。
映画終盤、シャンクスは仲間の船医であるホンゴウが作った解毒薬をウタに渡すのだが、ウタはそれを投げ捨てた。
ウタの亡骸はシャンクスが預かり、ルフィは去りゆくシャンクスの船・レッド・フォース号を静かに見つめていた。
そこには一瞬しか映らなかったが、赤髪海賊団に囲まれている「ウタの棺」が映っている。
こうしてウタの新時代は、実現しないまま幕を閉じた。
しかしエンドロールでは、ウタの歌を聞く民衆の人々がウタの歌を聞いている描写が続いている。
ウタの歌声は、これからも消えることはないだろう。
海賊王に俺はなる!【ワンピース考察・映画ネタバレ】
エンドロール後、ルフィは「海賊王に俺はなる!」と名台詞を言い放つ。
個人的に、ルフィがウタの意思(新時代)を受け継ぐ気持ちで放った言葉ではないかと思っている。
だが今回、このルフィの言葉に賛否両論あるそうだ。
「もっと他の言葉はなかったのか?」や「毎回同じセリフ」など。
しかし、ルフィは難しい言い回しはしない。
今回の映画で幼馴染のウタが亡くなり、ルフィが思い描く新時代に、より一層励む決意をしたのではないだろうか。
おわりに
「親の心子知らず」ということわざがあるが、まさに今回のストーリーにピッタリな言葉だと私は思う。
個人的には、まだ原作では見られないヤソップとウソップの親子関係にも注目だ。
親子というものは、遠く離れていても絆で繋がっているということをFILM REDで教えてくれた。
今回のテーマでもある「歌」
ウタが歌う7曲それぞれに意味があり、歌詞を読むとウタの心情にさらに感動し、またウタのライブを見たいと何度も劇場に足を運ぶだろう。
この感動はさらに観客動員数を更新するに違いない。
追記:2023年1月29日をもって上映終了。2023年6月14日(水) 4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray&DVDで発売決定!