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【アニメ化】終末のハーレムが最高に面白い理由5選! 続編、目的までネタバレ解説!!
- どうせくだらない量産型ハーレムアニメでしょ?
- エッチなシーンばかりでオチがないんじゃ…?
- 作品を通して描きたいことはなんなの?
終末のハーレムが最高に面白い理由5選!!
①世界観の作り込みがしっかりしてる(終末のハーレムが最高に面白い理由5選)
『終末のハーレム』の舞台は2040~2045年の近未来なのですが、世界観が詳細に作り込まれています。
元々『ジャンプ+』で連載されている漫画が原作なのですが、作者が原作と作画で分かれているからこそできることかもしれません。
『終末のハーレム』は男性にしか感染しないウイルスによって荒廃した世界を描いているのですが、ウイルスやワクチン生成の化学的手法もしっかりと説明されています。
ただエロいだけの漫画ではありません!
ちなみに2022年現在、世界的にコロナウイルスが流行していますが、『終末のハーレム』は連載開始が6年前の2016年5月なので、コロナが流行る前でした。まさかこのような情勢になるとは作者の方々も思っていなかったそうです。
②ドラマ自体が面白い(終末のハーレムが最高に面白い理由5選)
オチのないハーレムが延々と続くわけではなく、きちんと作品を通してウイルスの謎が明らかになっていきます。
確かに序盤は他のエロアニメのように、エッチなシーンがバンバン続きますが、後半に行くにつれて謎が解明されるので盛り上がります。
個人的な意見かもしれませんが、映画でもなんでも、クライマックスが一番面白くあるべきだと思うんですよ。『終末のハーレム』はきちんとそれが出来ているので、サスペンス系2時間ドラマを見ているような気分になれます。
TVアニメ公式サイトには『近未来エロティックサスペンス』というキャッチコピーがあるのですが、内容に嘘偽りありません。
ただし、現在アニメで放送した部分はまだ漫画の8巻までですので、クライマックスはもっと後になります。(単行本は2022年3月現在、14巻まで刊行されています)
③男キャラも魅力的(終末のハーレムが最高に面白い理由5選
かわいいヒロインが多数出てくるだけではありません。ハーレムの中心にいる男性キャラにも見せ場があります。
しかし物語後半では、命懸けでワクチン開発に挑みます。
怜人より先に目覚めた火野恭司(ひの きょうじ)は、チャラチャラしていてハーレム生活をエンジョイしていますが、読み進めると、男らしくて芯の通ったキャラクターという印象になります。
3番目にコールドスリープから覚めた土井翔太(どい しょうた)は、冴えない高校3年生でしたが、成長促進カプセルに入ってイケメンに生まれ変わります。翔太のストーリーは陰惨ないじめの描写もあり、読むのがつらい方もいると思いますが、生まれ変わった翔太は日本を変える存在になります!
4番目に目覚めた男性、木根渕 善(きねぶち ぜん)のかっこいい見せ場は、まだありません(笑)
④個性豊かなヒロインたち(終末のハーレムが最高に面白い理由5選)
ヒロインの書き分けもすごいです。『終末のハーレム』は地球上で活動可能になってしまった男性が5人のみ、という内容なのですが、男性キャラクターひとりにつき5人以上の女性が描かれます。
ハーレムに参加しない女性も含めて、しっかりと書き分けできるのは驚きです。また美少女だけでなく、年配の女性も登場するので、世界観が非常にリアルです。
ちなみに意外かもしれませんが、第1回人気投票で1位になったキャラクターは東堂 晶(とうどう あきら)という翔太と同じ高校のバレーボール部の女の子です。
投票結果は単行本9巻末にあるのですが、まだ話が佳境に差しかかっていなかったですし、晶の出番が多かったことも理由だと思います。
人気投票の2位は、わずか6票差で北山玲奈(きたやま れな)です。火野恭司のハーレムに参加している女の子で、元女優。芸能界で活躍していた、透明感のある超美少女です。
⑤周防美来が美しい(終末のハーレムが最高に面白い理由5選)
最後にどうしても書きたいのが、メインヒロインである周防美来(すおう みら)がかわいいということです。
「いやそれお前の好みだろ……」と言われてしまいそうですが、それでも書きたいんです!
『終末のハーレム』は水原怜人を中心としたワクチン開発ストーリーなのですが、同時に周防美来の人生を描いた物語でもあります。
クライマックスまで読んだときには、「なんて健気な娘なんだ」という感想しか出てきませんでした。
やっぱりメインヒロインが一番魅力的じゃないといけませんよね!
また、アニメで美来を演じるのは白石晴香(しらいし はるか)さんなのですが、本当に美来にぴったりの声で、命を吹き込むってこういうことなんだなと思わされました。実際に美来が画面の中で生きているかのようでした。
『終末のハーレム』の続編、アニメ2期は? アニメと漫画の違いは?
『終末のハーレム』のアニメ2期は発表されていません。ただ、放送されたアニメ全11話の続きは漫画で読むことができます。アニメでは8巻の途中までのストーリーが描かれました。
しかし、8巻までのストーリーはカットされているものが多いです。大きな山場が8巻にあったので、1クールでそこまで見せるために駆け足になったのでしょう。
とびきりエロいシーンや、コールドスリープから4番目に目覚めた男性の過去なども、ばっさりカットされています。
なので、8巻以降のストーリーを漫画で読み進めるなら、ざっとでいいので、漫画の1巻から読むのがいいかな……と思います。
地上波ではエロすぎて、黒塗りになっていた部分も見られますよ!
また、『終末のハーレム』は、物語の第一部が完結しています。
水原怜人を主人公とした物語は単行本12巻で一度幕となっていまして、13巻から第二部『終末のハーレム After World』がスタートしています。
第二部は第一部終了から5年後の世界であり、主人公が交代して、もっと幼い少年になります。
怜人たち、第一部で活躍したキャラも引き続き登場します。 大きな山場を越えても話が続いていくのは『ソードアート・オンライン』を彷彿とさせます。
第二部は第一部から地続きの世界ですので、やはり第一部から読んでいくことをおすすめします。
原作のストックは十分にあるので、アニメ2期があるかはBlu-rayの売り上げしだいです!
ちなみに『終末のハーレム ファンタジア』、『終末のハーレム ファンタジア学園』、『終末のハーレム ブリタニア リュミエール』という原作者が同じ作品もジャンプ+で読めますが、これらの作品とアニメ化した『終末のハーレム』とは内容の関連性はありませんので、別作品になります。
『終末のハーレム』全巻ネタバレあらすじ解説!!
1巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
西暦2040年。細胞硬化症という難病にかかった医大生、水原怜人は、細胞硬化症の特効薬が開発される5年後までコールドスリープにつくことになりました。
思いを寄せている幼なじみ、橘 絵理沙(たちばな えりさ)に告白し、怜人は眠りにつきます。
5年後、怜人が目覚めると、絵理沙によく似た、周防美来(すおう みら)という女性が側にいました。
そして、2045年現在世界中の99.9%の男性が死滅してしまっていることを告げられます。
怜人が眠りについている間、MKウイルス(Male Killer Virus)という、男にしか感染しない致死性のウイルスによるパンデミックが起きたのです。
美来は、人類を救うため怜人にメイティング(子作り)を要請します。
世界は女性による国際連盟UW(United Women)によって統治されており、怜人は『UW日本支部』内で生活することになりました。
そこで自分より早く目覚めた、「ナンバー1」こと火野恭司と出会います。
「子供を作るなら絵理沙とがいい」怜人はそう言うのですが、3年前から絵理沙は行方不明になっていることが明かされます……。
専属のナースにしてダイナマイトボディの龍造寺朱音(りゅうぞうじ あかね)や小柄なボディーガード、山田翠(やまだ すい)も登場し、怜人はMKウイルス特効薬の開発を決意します。
1巻ということで詳細な世界の説明がありますが、エロいシーンもたくさんあります。
朱音の初登場シーンは特にエロいですが、怜人はメイティングに応じません。
2巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
UW日本支部は恭司と怜人を使ったメイティング計画を進めます。
怜人は美来に出身地や経歴を聞きますが、「一切お話できない」と断られます。
絵理沙の研究室のぬいぐるみの中にはデバイスが隠されており、そこに絵理沙のメッセージが残されていました。
「MKウイルスは人工的に作り出されたものである」と。
怜人はUW日本支部の技術長官に強制的にメイティングさせられそうになりますが、間一髪翠たちが助けにきます。
また、怜人は世界中の女性に希望を捨てないように呼びかけます。
UW日本支部は、MKウイルスに耐性のある3人目の男性、土井翔太をコールドスリープから解放します。
翔太は高校時代に酷いいじめにあっており、「目覚めたときにはもっとマシな世界になっていますように……」と、願いを込めて眠りについていました。
翔太の専属担当官・神谷花蓮(かみや かれん)は「楽しい楽しい高校生活っ! やり直してみませんかあ?」と言い、女だらけの高校生活をスタートさせます。
怜人が強制的にメイティングさせられそうになるシーンは、あまりにもエロいからか、アニメではカットされています。
翔太のいじめのシーンは陰惨で、読むのがつらい方もいるかもしれません。
3巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
翔太のハーレム学園のクラスメートがひとりひとり紹介されます。
翔太はコールドスリープ前から憧れていた教師、羽生 柚希(はにゅう ゆずき)と結ばれ、甘い日々を過ごしますが、クラスメートと同棲することになり、そのうちのひとり、お嬢様の一条 奈都(いちじょう なつ)ともメイティングします。
一方、怜人がメイティングをしないため、美来は怜人の担当官を外され、代わりにウイルス研究者である黒田マリアと、目つきの鋭い黒髪美女、片桐麗亜(かたぎり れあ)が担当官になります。
怜人たち一行は、日本で初めてMKウイルスの犠牲者が出た慶門市へ向かいます。
3巻は翔太のハーレム高校生活のシーンが多いです。
4巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
温泉でライトノベルみたいな怜人のハーレムシーンがありますが、やはり怜人は一線を超えません。
怜人は谷口という老婆を訪ねます。谷口の夫は日本で最初のMKウイルスの犠牲者であり、谷口は密かに絵理沙と通じていました。
旅先のサウナで、怜人はクロエ・マンスフィールドというアメリカ人女性に出会います。
谷口は誰かに毒を盛られ、容体が急変します。その件で朱音は片桐麗亜を疑います。
その頃、恭司はまひる(怜人の妹)に一目惚れしていました。
大切な情報を手に、怜人は慶門市から帰ります。翔太は学校で、自分と同じアイドルオタクの柊 春歌(ひいらぎ しゅんか)、バレーボール部の東堂 晶(とうどう あきら)とも関係を持ちます。怜人がストーリーを担当して、翔太がやりまくっている巻です。翔太の周りの女の子は、名前の由来が四季から来ています。
5巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
翔太のハーレムシーンが続きます。
そこで、翔太とのコネを作る目的で高校に来たのですが、翔太に屋上でのメイティングを強要されます。
汐音は屋上でいじめられていた翔太を無視していたので、その”仕返し”をされたのです。
一方、ナンバー1こと火野恭司はまひる(怜人の妹)とお茶をしますが、まひるにフラれます。
朱音はマリアと共に、MKウイルスの起源を探る怜人を案じます。怜人たちは敵襲に備え、難民地区に隠れ家を構えることにしました。
怜人の周りには彼を狙う狙撃手がいましたが、麗亜の機転で阻止されます。
6巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
怜人、マリア、朱音、翠は、MKウイルスの製造元かもしれない病院跡を訪れますが、その地下には設備の整ったウイルス研究施設がありました。
「何のための施設なんだ……」そう思っていた矢先、そこにいたUW日本支部の技術長官たちに殺されそうになりますが、間一髪クロエ・マンスフィールドたちが現れて助かりました。
しかし地下研究施設は何者かに爆破され、ウイルス製造の証拠は掴めませんでした。怜人たちはクロエたちと共に脱出します。UW日本支部でも激動が起きていました。クロエの補佐官・ポープにUW日本支部の首脳陣が、MKウイルス製造の罪を疑われ拘束されていました。さらにクロエは、絵理沙がUWに反抗するテロ集団の一員であると明かします。
東京ではコールドスリープ中の『ナンバー4』こと、MKウイルスに耐性のある4人目の男、木根渕 善がスリープ中のカプセルごとテロ集団に拉致されました。
翔太は花蓮に、かつて自分をいじめていたグループの女の子、エリカを探し出すよう依頼します。
翔太の王様状態はどんどん過激になっていきますが、校内には絵理沙の仲間が潜伏していました。
5巻に続き、鬱屈とした翔太の復讐が続きますが、サスペンス要素が出てきたので漫画を読む手が止められません。
7巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
翔太の高校が爆破テロされますが、翔太や花蓮、女生徒たちは皆無事でした。
そこそこ豊でしたが、平凡なサラリーマン生活に善は退屈を覚えていました。
しかし善は、まるで弥生時代のような自給自足の村で目覚めます。
村には会社員時代の上司、出芽 輝奈(いずめ てるな)たちがおり、善は村の女性を全員孕ませる『聖奴隷』となることを強制されます。
龍造寺朱音は拘束されたUW日本支部国務長官である実母、鬼原の身を案じます(龍造寺は父方の苗字です)
テロ集団から、世界に向けたの電波ジャック放送が入ります。
8巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
土井翔太は成長促進カプセルに入り、見違えるような大人の姿になりました。
そこに、クロエの補佐官であるポープが来て、2人は拘束されてしまいます。
しかし朱音、翠、マリア、そして麗亜に助けられ、まひると合流した怜人たちは船で国外に脱出します(麗亜と美来は日本に残りました)
台湾にはイザナミの拠点がのひとつがあり、そこで絵理沙と合流する手筈なのです。
火野恭司はUWの監視から逃れるよりも、生まれてくる自分の子供たちと、メイティングした女性たちと一緒にいることを選びました。
ついに怜人は絵理沙と再会します。絵理沙は『ナンバー4と原始的な社会を作ろうとしているグループ』とは違い、単にUWの支配からの解放を望んでいるようです。
絵理沙は怜人たちと共に、反UW勢力の拠点がある香港を経由して、ヨーロッパの某国へ行く計画を立てています。そこに巨大研究施設があるので、MKウイルスの特効薬を開発するのだと説明します。
9巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
ナンバー4、善の超マニアックな性のお祭りが開催されます。
何日も『お預け』をくらい、我慢が限界まで達した善。さらにその善をいじめ抜いたことで(?)善はイザナミの教祖、『イザナギ』として覚醒し、村の女たちを犯しまくります。
絵理沙や怜人たちは中国に入っていました。どうやら中国はMKウイルスの結晶化に成功したようです。
謎の武装集団に囲まれた怜人たちでしたが、冰冰(ビンビン)という女性に助けられます。
冰冰に認められた怜人たちは、中国全土に影響力を持つ人物を紹介してもらえることになりました。
善が覚醒した『お祭り』ですが、翔太のいじめの復讐以上に変態的なプレイで驚きます(笑)
⑩巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
翔太は体育館で晶と行為に及びます。
怜人は香港の呂(ルー、冰冰の祖母)という中国全土に影響力を持つ占い師からMKウイルスの結晶を託されます。そして「ウイルスを製造したのは日本ではない」とも言われます。
ヨーロッパにある、バイオテクノロジーが大いに発展している国『ロスアニア公国』にジェット機で向かう怜人たち。ロスアニアの王女、アナスタシアは怜人との結婚を要求しますが、なんとか説得。
研究施設を十分に使いこなせる天才・シン博士に会いに行くと、ワクチン開発のため怜人自身の体に高濃度のウイルスを打つ必要があること、つまり命の危険があることを説明されます。
さらに男性ホルモンを高めるために、怜人は誰かとメイティングする必要がありました。
⑪巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
ついにクライマックスです。
そんな中、絵理沙が腕に注射を打っていた事が分かります。
怜人は絵理沙を問い詰めます。
絵理沙は病に侵され妊娠できない体であることを告白。注射は、症状を緩和させる薬だったのです。それでも怜人は絵理沙を選び、彼女と結ばれます。
美来の正体も明かされます。
成長促進機と高速学習機の往復で、美来の体はもうボロボロでした……。怜人は自分自身を実験台に、ワクチン開発に臨みます。
⑫巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
第一部最終巻です。
さらに、クロエ・マンスフィールドによって、『MKウイルスをばら撒いたのはロスアニア公国』という誤情報が流されます。怜人はMKウイルスに侵され、穴という穴から血を吹き出します。
しかし怜人は絵理沙と美来への思いによって生還、これによってMKウイルスの特効薬が作られることとなりました。
アナスタシアは、完成したワクチンを真っ先にロスアニア大公(アナスタシアの父)に打つよう指示します。
結果としてロスアニア大公は復活し、ワクチンの有用性は示され、ロスアニアへのデマも時間とともに解ける予測がつきました。
怜人たちは分かれて世界中に散らばり、ワクチンを拡散することにしました。
九州にやってきた怜人と絵理沙たちは、美来、麗亜、火野恭司、ゆかり(恭司の子の出産を控えた女性)、寧々子(恭司の担当官)たちと合流します。
ゆかりが洞窟内で、元気な男の子を出産します。MKウイルスに侵されたこの世界でも生きている、まさに希望の子です。
しかし武装したクロエたちに囲まれ、恭司が銃弾に倒れます。
しかしクロエを裏切った花蓮と、善たちイザナミたちの手によって、ギリギリ怜人は助かりました。
花蓮が撮影した、恭司が撃たれたときの映像が決め手となり、世論はUWを非難。
日本からUWやクロエ・マンスフィールドは撤退することになりました。
しかし怜人は恭司の死がショックで、引き籠ってしまいます。
日本は花蓮のプロデュースにより、土井翔太を頂点する新しい政治体制を築き上げたのでした……。
⑬巻ネタバレあらすじ解説
第二部『終末のハーレム After World』の始まりです。
MKウイルスに対するワクチン開発により、日本は5000人の男性がコールドスリープから目を覚ましました。
しかしUWにより、性欲消滅物質『NOSEX』がワクチンに仕込まれていたため、男性たちは性的欲求と生殖能力を失っていました……。
西暦2049年。3年前にコールドスリープから目覚めた少年、金村陸(かねむら りく)は、思春期特有の”性への目覚め”に動揺していました。
そんな彼の元に担当官、溝下 乃薔薇(どぶした のばら)がやってきます。
陸はMKウイルスから逃れるためにコールドスリープに入ったわけではなかたのです。
怜人たちと同じく、細胞硬化症治療のためにコールドスリープに入った少年なのでした……!!
乃薔薇のプロデュースの元、陸は
⑭巻ネタバレあらすじ解説(終末のハーレム)
ハーレム同棲生活の中で、陸は特に牡丹に惹かれていきます。
「次の日曜日に、選んだ相手とデートに行ってね」と乃薔薇に言われた陸は、素直に牡丹を選びます。
紆余曲折はあるのですが、陸は牡丹と結ばれ、初体験をします。
続いて、また乃薔薇の提案で、今度は沖縄旅行へ。
百合愛と肉体関係を持ちそうになる陸ですが、夜の砂浜でひまわりと関係を持ちます。
その頃海の向こうでは……解体されたUWの中でも、屈指の男嫌いを集めた組織『聖母の子宮』(マリアズウーム)が胎動していました。
マリアズウーム(MW)に所属しているクロエ・マンスフィールドは日本にいる『対象Xの拉致、あるいは抹殺』を進めていることを明らかにします。
次の陸のデート相手は蘭。
学校をサボって彼女と単車でツーリングに行きますが、何者かに誘拐されてしまいました!
13巻、14巻と第二部がスタートしてからは明るい展開が続きます。
まとめ(終末のハーレム 全巻ネタバレあらすじ解説)
『終末のハーレム』はサービスシーンが多いだけの漫画ではなく、敵組織と政治的に対立していくのが面白いところです。
翔太のいじめへの復讐シーンと、善が神格化されるところはかなりマニアックですが(笑)、他のシーンはみんな楽しめると思います。
全巻読み返してみると、やはりメインヒロインである美来が一途で美しいこと、そして第二部に入ってからは主人公が幼くなりましたから、作風の切り替えができていてフレッシュになるのが素晴らしいと思います。
ハーレム作品や、ちょっとエッチな漫画を見たいときは、ぜひ『終末のハーレム』を読みましょう!