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【BORUTO-ボルト-】「NARUTO」で死んだはずの自来也が再登場?サスケ死亡説など徹底解説【ネタバレ】
白き楔を持つ殻の少年、コード
大筒木イッシキはナルトの重粒子モードによって追い詰められ、カワキの影分身の術によって転生の手段を失い、敗北します。
すべての楔を失い、肉体も魂もそのまま消えるはずでしたが、その魂は消滅までの間際、殻の少年「コード」の前に現れます。
イッシキはコードに大筒木の遺志を託しますが、なぜイッシキの魂はコードの元に辿りついたのか。
それはコードが、ボルトやカワキが刻まれていたものとは別の「白き楔(カーマ)」を所持していたからなのです。
「白き楔(カーマ)」は、大筒木が転生するための器としては使用できないものの、純粋な力としての側面だけが残った、いわば通常のカーマの上位互換ともいえる能力です。
イッシキが大筒木の遺志を託したことで、殻のメンバーとして残されたコードは行動を始めます。
コードがこれからどのようにして、イッシキから最後に告げられた大筒木の計画を遂行するのか、という点もこれからの見どころのひとつです。
ただ、コードに関して気になるのは、カワキが大筒木化の進行しているボルトに対して、生き残る手段として「コード」に楔を刻むことを提案したことです。
カワキは、「モモシキの楔を消す手段がない以上、ボルトがモモシキの転生の器になってしまうことからは逃れられない。しかし、ボルト自身が作り出した楔をコードに刻んでおけば、ボルトはコードの肉体を使って転生できるかもしれない」という可能性を提示します。
ボルトはこの話については半信半疑の様子で、そもそもうまく転生できるか分からないし、頼りにすることはできないから、とアマドにもらった大筒木化の進行を遅らせる薬を飲んで自我を保つための対策をしています。
これからのストーリーで、さらに楔に関する謎や新たな能力が解明されていけば、ボルトがコードの肉体に転生することができるかどうかもはっきりしていくでしょう。
まだまだ謎の多い楔(カーマ)ですが、通常の黒色と白色の二種類が登場したことで、これから更に楔を中心にストーリーが展開されていくことは間違いないでしょう。
『BORUTO-ボルト-』のストーリーの最後には、1巻の冒頭で描かれていた、成長したカワキとボルトが木ノ葉の里で決戦をする結末が待っているはずです。
その結末に辿り着く間に、コードに楔を刻むことを目的とするカワキ・ボルトと、大筒木イッシキの遺志を受け継ぎ、大筒木の計画を遂行しようとするコードがどのように関わっていくのかについて、今後の展開が要チェックですね!
まとめ
『BORUTO-ボルト-』の今後の展開と注目ポイントについて考察してみましたが、いかがでしたでしょうか?
これからの『BORUTO-ボルト-』で重要になってくるポイントを簡単にまとめると、
・自来也のクローン、果心居士がどのように再登場するのか?
・ボルトはモモシキの器になる運命から逃れることができるのか?
・何故、ナルトがカワキに殺害されてしまったのか?
・終盤には、サスケも亡くなっている可能性があること
この4つについては、今後のストーリー上、最も注目すべきポイントになってくるでしょう。
作中ではナルトもサスケも強力な能力を失い、大幅に戦力ダウンしていますが、それはボルトやカワキの成長、また木ノ葉の里の忍が今後さらに活躍することを予感させます。
ボルトやカワキが困難を乗り越え、どのように強くなっていくのか、今後の『BORUTO—ボルト』の展開から、目が離せませんね!