16
Mar
【BORUTO-ボルト-】「NARUTO」で死んだはずの自来也が再登場?サスケ死亡説など徹底解説【ネタバレ】
サスケ、輪廻写輪眼を失う!?
九尾を失ったナルトですが、サスケも作中で大ダメージを負い、失ってしまった能力があります。
それは左目の「輪廻写輪眼」です。
元々うちは一族の血を継いでいるサスケですが、下忍の頃に血継限界の写輪眼を開眼していました。
忍界大戦時に大怪我を負った際、治療のために薬師カブトに初代火影の「柱間細胞」を移植されたことで輪廻眼を開眼、そして六道仙人に仙術を与えられたことで左目の「輪廻写輪眼」を手に入れました。
この左目の輪廻写輪眼は、チャクラ不足に陥ったことでモモシキに身体を一時的に乗っ取られていたボルトに、クナイで潰されてしまったのです。
普段から輪廻写輪眼を使用することはチャクラの消費が激しいため、左目を髪で隠していたサスケ。
大人になってミステリアスな雰囲気がさらに増した、と女性ファンから更なる人気を集めていたサスケですが、その左目にクナイが突き刺さったシーンは非常に痛々しいものでした…。
輪廻写輪眼に備わった能力は非常に強力なものばかりで、代表的なものに「天手力(あめのてぢから)」があります。
『BORUTO-ボルト-』の作中のバトルシーンでも多用されていましたが、天手力は術の対象がサスケの視野にさえ入っていれば発動可能な時空間忍術です。
自分と視界の中の物質の位置を強制的に入れ替えることができるので、戦っている相手の意表を突くことができる非常に強力な術でした。
モモシキとの戦闘中にも、サスケは天手力を使用し、ナルトとのコンビネーション攻撃を成功させていましたね!
また、サスケは輪廻写輪眼の力を使い、時空間忍術で移動することにも長けていました。
時空間忍術で長距離を一瞬で移動できるサスケの能力があれば、飛行船も電車も必要ありませんから、とても便利ですよね…。
ナルトがサスケに、大筒木の残した痕跡の調査を依頼していたのも、サスケが異空間にまで輪廻写輪眼を使って移動できるからです。
異空間に逃げた敵を追いかけたり、膨大な距離を瞬時に移動できる時空間忍術が使えるサスケは、作中の深刻な局面でも重要な役割を担っていました。
その時空間移動ができなくなることで、サスケは以前から行っていた大筒木の調査ができなくなりましたし、木ノ葉の里にとってかなりの戦力ダウンといえるでしょう。
輪廻写輪眼には、他にも強力な能力が備わっていました。
それは輪廻眼固有の能力、「地爆天星(ちばくてんせい)」です。
『NARUTO-ナルト-』では、サスケの他にも長門(ながと)が使っていましたね。
地爆天星は強力な引力を持つ黒いチャクラの球体を作り出し、ありとあらゆるものを引き寄せる術です。
非常に強力な一方で反動も大きく、一度使った長門(ながと)はげっそりと衰弱しきっていました。
サスケは『NARUTO-ナルト-』の忍界大戦後、ナルトとの最終決戦で9つの地爆天星を使い、すべての尾獣を封印し、そこからチャクラを吸収していました。
9つもの地爆天星を一度に使用できるのは、インドラの転生者であるサスケしかいないでしょう。
このような強力な術である「地爆天星」も、今後一切使うことができなくなってしまったのです。
サスケの左目の輪廻写輪眼は、もともとは実の兄であるイタチの写輪眼を移植した「永遠の万華鏡写輪眼」でした。
ということは、サスケは左目を失ったことで、万華鏡写輪眼の能力までも失ってしまったことになります。
サスケの万華鏡写輪眼には、左目に兄から受け継いだ万物を黒い炎で燃やす「天照(あまてらす)」が、右目に黒い炎を操る「炎遁・加具土命(かぐつち)」が宿っていました。
そして両目の万華鏡写輪眼を開眼することで、「須佐能乎(すさのお)」という膨大な高密度のチャクラで構成された骸骨の像を操る能力がサスケ自身に宿っていたのです。
サスケは左目を失うことで、兄・イタチの力「天照」を今後一切使うことができなくなってしまいました!
これはイタチ・サスケのうちは兄弟を愛してやまないファンの方からは悲痛の叫びが聞こえてきそうですね…。
すべての物質を燃やし尽くす黒い炎を放つことができなくなったことで、右目の「炎遁・加具土命」も失われたも同然になってしまったのではないかと予想できます。
九尾の妖狐を失ったナルトも大幅な戦力ダウンでしたが、左目の視力に加えて輪廻写輪眼の能力・万華鏡写輪眼の能力まで失ってしまったサスケは、ナルト以上の戦力減といえます。
サスケはこれから、どのようにストーリーに関わってくるのでしょうか?
一番に考えられるのが、ボルトの師匠として今までより一層ボルトを鍛える立場に回ることです。
ボルトは、火影を支えるサスケのような忍になることを目標としています。
さらに、ボルトが繰り出す螺旋丸は、無意識に「雷遁」の性質変化を組み合わせた「消える螺旋丸」なのです。
サスケも火遁の他に得意としていた忍術は雷遁なので、ボルトに雷遁の忍術を教える展開が待っているかもしれませんね!
左目を失ってしまいましたが、サスケにはまだ右目の万華鏡写輪眼が残されています。
ナルトの頼れる相棒として、そしてボルトの師匠として、これからの展開で今までとは違った形で活躍するサスケの姿が今から楽しみですね!
果心居士(かしんこじ)は伝説の三忍・自来也のクローンだった!?
『NARUTO-ナルト-』から数多くのキャラクターが登場している『BORUTO-ボルト-』ですが、前作で大活躍し、非常に人気も高かった人物と関わりが深いことを匂わせるキャラクターが現れます。
その名は「果心居士(かしんこじ)」。
殻の内陣(インナー)として、カワキの監視や木ノ葉からの奪取など、イッシキから重要な任務を与えられていた果心居士は、木ノ葉の里について、「よくよく縁がある」と発言するなど、木ノ葉の里との関係があることを示唆していました。
果心居士の使う忍術は、ナルトの身近にいる忍しか使用することがない、会得難易度Aクラスの「螺旋丸」や「蝦蟇(がま)の口寄せ」です。
科学忍具を主体に戦う殻のメンバーの中では主に忍術に使うなど、敵キャラクターの中でも異彩を放っていました。
木ノ葉の里にはあらかじめ登録されたチャクラを持つ人物以外を感知する結界があるのですが、果心居士はそれを易々と突破していました。
部外者でありながらも木ノ葉の里に侵入していることから、木ノ葉の里に関わりの深い人物であることはファンの間でも噂されていました。
その正体は、伝説の三忍「自来也(じらいや)」のクローンだったのです!
殻の科学者、アマドが作った人造人間である果心居士は、アマドともにイッシキを倒す計画を練っており、ついに実行に移すのです。
イッシキとの決戦で仙術を使って戦う姿は、まさに自来也そのものでした。
イッシキ戦で使用した土遁・黄泉沼(よみぬま)や、乱獅子髪(らんじしがみ)の術は、自来也が大蛇丸やペインとの戦闘で使っていたことで印象に残っている方が多かったのではないでしょうか。
果心居士も自来也と同じく仙人モードを使用しますが、不完全な仙人にしかなることができず、少し蛙化してしまっていた自来也とは違い、果心居士は完璧な仙人モードになっています。
アマドが果心居士を造る際、「完全な仙人としての自来也」をイメージして遺伝子に改良を加えたのかもしれませんね。
強力な仙術を使ってイッシキを追い詰める果心居士ですが、下半身を失い、圧倒的な大筒木の力の前に敗北してしまいます。
ただ、完全にトドメを刺される前に、果心居士は蝦蟇を口寄せし、その口の中に納まり逆口寄せの術を使うことで、辛くもその場から逃れています。
これから、果心居士はどのようにストーリーに関わってくるのでしょうか?
果心居士を造った殻の科学者・アマドはイッシキと果心居士の戦闘前に木ノ葉に亡命しています。
下半身を失ってしまった果心居士も、作成者であるアマドが科学忍具の体を用意すれば戦闘可能な状態にまで治療することが可能なのではないでしょうか?
いまだに本編では果心居士とアマドが殻のメンバーでありながら、殻のボスであるイッシキに反旗を翻した理由は明かされていませんから、次回本編に果心居士が登場する際にはその理由についてなんらかの描写がされる可能性が高いでしょう。
大筒木イッシキの脅威は去ったものの、果心居士とアマドの本当の目的が「大筒木の野望を阻止する」ことだとすれば、まだモモシキの復活の可能性が残っている現状、再登場する可能性が高いです。
また、アマドは木ノ葉の里で技術者のカタスケ先生に協力する傍ら、何かを企んでいるようです。
アマドが作成していた謎の装置が登場していましたが、致命傷を負うと予想していたアマドが用意していた、果心居士を治療するための機械なのではないでしょうか?
殻のメンバーとして登場した果心居士ですが、その体は全盛期の自来也そのもの、もしくはそれ以上の実力を秘めているに違いないので、果心居士の再登場によってどんな活躍をしてくれるのか、非常に楽しみですね!