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Sep

宮崎駿による歴代監督作品から最高の傑作アニメ映画10選を紹介してみた #ジブリ

出典:Amazon.co.jp

宮崎駿は2014年にアカデミー名誉賞を受賞した、言わずと知れた日本アニメ界の巨匠で、現在ジブリアニメ最新作の映画『君たちはどう生きるか』を監督として制作中です。その作品群は数々の配信媒体や、地上波でもくり返し再放送されているにもかかわらず、ファンを魅了して止みません。

この記事では甲乙のつけがたい、歴代の傑作アニメ映画の中から10作品を厳選して紹介し、私たちがジブリアニメを「何故また見たくなってしまうのか」という魅力について紐解いていきましょう。

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未来少年コナン

宮崎駿はNHKのTVアニメ『未来少年コナン』にて実質上の監督役(演出)をしており、これは宮崎アニメの原点ともいうべき作品です。厳密には監督作品ではなく、劇場用に再編集された『未来少年コナン(1979年)』や『巨大機ギガントの復活(1984年)』には、宮崎駿は監督として直接関係がありません

しかし、この作品には既に後の監督作品に受け継がれる、少年と少女の冒険や憎めない悪役との心の交流などが既に散見され、コナンのアクションやメカに対する拘りなどもあり、宮崎駿の脚色や演出が光ります。

『未来少年コナン』には底抜けに明るく、元気でへこたれない少年が、崩壊した世界で生きる周囲の人間に影響を与えていく気持よさがありました。

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ルパン三世 カリオストロの城

宮崎駿の映画初監督作品であり、国民的な人気を誇る『ルパン三世 カリオストロの城』は、宮崎監督の最高傑作としてあげる人も多い作品です。この作品には「再放送されれば何故か見てしまう」語りつくせない面白さがあり、古今の王道要素がふんだんに取り入れられていました。

囚われのお姫様を助けるくたびれた騎士(泥棒)、国家を揺るがす陰謀に立ち向かう魅力的な仲間たち、センスあふれるセリフ回しと美しい背景、どこをとっても一級品で余分なものが無いスマートさを感じます。

後のTVシリーズにも影響を与えていることは間違いなく、大泥棒でありながら実はいい人なルパンとクラリスの、純愛にも似た関係を描き切っているところが魅力です。

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風の谷のナウシカ

宮崎駿監督原作の同名漫画を映画用にアレンジしたアニメ作品で、映画監督第2作として制作されました。アニメ雑誌『アニメージュ』にて連載された原作とは内容が大幅に異なるので、原作ファンからは全くの別物として認知されている珍しい作品です。

スタジオジブリ設立前の作品ですが、前身となった制作会社のスタッフも携わっているので実質的にはジブリ作品として一般的に認知されています。主人公のナウシカは愛と優しさと勇気を兼ね備えた魅力的なヒロインとして描かれ、人間以外の蟲たちにも注がれる大きな博愛は多くの感動を呼ぶことになり人気作となりました。

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天空の城ラピュタ

『天空の城ラピュタ』はスタジオジブリ初のアニメ映画作品で原作が無く、宮崎駿監督のアニメオリジナル作品です。『未来少年コナン』と同じく、逞しく生きる少年と謎の組織に追われる少女の冒険を描いていて、TVアニメシリーズの『ルパン三世』に登場したロボット兵が登場するなど、これまでの作品の影響が見られます。

公開時の興行成績は振るいませんでしたが、長年にわたってファンから良質な「ボーイ・ミーツ・ガール」作品として親しまれ、日テレ系列の金曜ロードショーの定番放映作品としての地位を確立しました。地上波放送時に「バルス」とツイートするのも、もはや伝統となっており、その人気のほどが窺えます。

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となりのトトロ

スタジオジブリの公式サイトを開くと真っ先に目に飛び込んでくる『となりのトトロ』は、劇場作品として公開され、じわじわと評価を確立していきました。作品の醸し出すノスタルジックな風景や、不思議な動物トトロの持つキャラクター性は、国内のみならず海外のファンも魅了し、その地位は不動のものとなっています。

主人公のサツキとメイの子供視点で描かれる、失われてしまった昭和初期の田舎の風景にいたのかもしれない不思議な生き物たち。『となりのトトロ』の魅力は幼い子供達を楽しませるだけではなく、老人や大人をかつて子供だった時代に戻し、家族一緒に楽しめる時間を与えてくれるものなのです。

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