10
Nov
【平成限定】年代と性別を超えて幅広く愛され続けている週刊少年ジャンプ!平成の懐かしい名作漫画20選まとめ!
数々の名作を生み出し続けている、少年漫画界の金字塔『週刊少年ジャンプ』。今では中学生や高校生だけでなく、年代と性別を超えて幅広く愛される週間漫画雑誌です。週刊少年ジャンプは1968年に刊行されて以来、時代を超えて数多くの作品を掲載しつづけてきました。
その作品には誰もが知る有名作品から、短期連載ではあれど知る人ぞ知る隠れた名作、また長く話題になり続けるネタ作品と、幅広いジャンルの様々なものが存在しています。
今回はそんな週間少年ジャンプ作品の中から、「平成限定」というテーマで懐かしい漫画20作品を厳選し、ランキング形式でまとめてみました!とても懐かしく感じる作品から、連載当時のことをはっきりと思い出せるような作品をまとめています。
それでは平成限定、懐かしい週刊少年ジャンプ作品を見ていきましょう!
懐かしい漫画まとめ20選
第20位 『いちご100%』
現在、20代後半から30代前半の男性なら知らない人はいないであろうハーレム系ラブコメディの名作が、『いちご100%』です。作品名にもある『いちご』は、中学3年生の主人公「真中淳平」が目撃した、ヒロインのひとりのいちご柄のパンツに由来しています。
正体不明だったいちごパンツの女の子を探す真中ですが、いくら探しても彼女の正体は分からずじまいで、真中と友人たちは同学年でもトップクラスの美少女「西野つかさ」がその正体だと決めつけてしまいます。
その場の勢いで西野つかさに告白をしてしまう真中ですが、西野はその告白を受け入れてしまうのです。こうして始まった真中と西野の交際ですが、真中は本来のいちごパンツの美少女、「東城綾」にだんだん惹かれ始めます。
西野は真中の気持ちの変化になんとなく気づいているのですが、そんな少しのすれ違いを抱えたまま、2人は別々の高校へ進学していきます…。
進学先の高校で3人目のヒロイン「北大路さつき」と出会い、4人目のヒロイン「南戸唯」にも囲まれ、「東西南北」の女性に囲まれる主人公の真中は、その気持ちも四方八方に揺れ動きます。真中は4人のヒロインの中から誰を選ぶのか、それぞれのヒロインとのイベントからも目が離せない名作です!
第19位 『ニセコイ』
平成のジャンプのラブコメの代表作は『いちご100%』でしたが、その連載期間を超え、週刊少年ジャンプの新たなラブコメ代表作となったのがこの『ニセコイ』です。ストーリーは、主人公の一条楽が、幼少期に出会った運命の女の子を巡って進んでいきます。
幼い頃に将来の愛を約束した女の子がいる楽ですが、その出来事は高校生になった楽にとっては過去の良い思い出となっていました。平凡な日常を送る楽のクラスに1人の転校生がやってきます。彼女の名は「桐崎千棘」。
楽はあるヤクザの組長の一人息子でしたが、千棘もギャングのボスを父親にもっていました。そんな二人はヤクザとギャングの抗争を防ぐ為、3年間ニセの恋人になることが親同士の話し合いで決められてしまいます。
驚愕する楽と千棘。始めは偽りのカップルをギクシャクと演じていた二人でしたが、楽は千棘との関わりの中で、幼い頃将来を約束した女の子は実は千棘だったのでは?と思うようになるのです…。
幼い頃の約束は、楽が持つ「錠」と、約束の相手の女の子が持つ「鍵」がキーアイテムなのですが、ストーリーが進むにつれ、千棘に加え、楽がひそかに恋心を寄せていたクラスメート「小野寺小咲」と、警視総監の娘「橘万里花」も鍵を持っていることが発覚します。
楽の約束した相手は誰なのか、千棘や小咲との恋の行方は…???いちご100%とはまた違った、王道ラブコメディが楽しめる名作です。
第18位 『ToLOVEる-とらぶる-』
中学~高校生の時にジャンプを読んでいた男性の方なら、まず間違いなく真っ先に読んでいたと確信できる作品があります。それが『ToLOVEる-とらぶる-』です。主人公は男子高校生の結城リト。クラスメートの西連寺春菜に想いを寄せながらも、平凡な高校生活を送っていました。
そんな生活を過ごすリトの元に突然、「ララ・サタリン・デビルーク」という美少女が登場します。ララの正体は宇宙人で、デビルーク星の王様の娘だったのです。王女であるが故に、追っ手に追われていたララでしたが、リトは持ち前の面倒見の良さから、ララを追っ手から守ります。
その後、ララの勘違いが原因でリトはララの婚約者候補に選ばれてしますのです…。ララとの婚約の結末や、クラスメートの春菜との恋の行方、矢吹健太郎の画力で描かれる数々の可愛らしい女の子とのセクシーシーンなど、見どころが尽きることのない名作です。
男性だけでなく女性にも是非、読んでもらいたいラブコメ作品といえるでしょう。
第17位 『暗殺教室』
『魔人探偵脳噛ネウロ』で一躍名を馳せた、イケメンで知られる松井優征の作品です。『ネウロ』に比べると作風はややマイルドで少年誌寄りですが、「暗殺」というテーマを取り上げる点に松井優征らしさを感じられる作品です。
とある進学校「椚ヶ丘中学校」には、他の学校には存在することがあり得ない特別クラスが用意されていました。
通称「エンドのE組」と呼ばれる3組は、成績が芳しくない学生や校則違反者が移籍させられる特別クラスで、専用の特別校舎で生活することを強いられたり、内部進学の権利が剥奪されていたりと、非常に劣悪な待遇のクラスです。
そこに送られた学生はやる気をなくし、将来への希望を失い、そのほかのクラスから冷たい目で見られながら学生生活を送るしかなかったのですが、とある出来事でその状況が一変します。それが謎の生物「殺せんせー(ころせんせー)」の登場です。
殺せんせーは月を破壊するほどの危険な生物で、「地球を破壊する」ことを宣言した上で、「エンドのE組」の担任教師になることを希望します。この危険生物を駆除するために、E組の生徒には殺せんせーの暗殺報酬として「100億万円」が提示されます。
やる気を失っていた生徒たちは「殺る気」を取り戻し、殺せんせーの暗殺に向けて切磋琢磨しはじめます。殺せんせーは地球を破壊してしまうのか?E組の生徒は暗殺に成功するのか?ジャンプでは稀な設定の、結末が読めない松井優征の名作です。
第16位 『封神演義』
『封神演義』の舞台は、3000年前の古代中国。当時の中国には、人間が生活する人間界と、仙人や道士が暮らす仙人界が存在していました。
その中国の王朝、「殷」を統べる第30代皇帝「紂王」は優秀な統治者でしたが、妻に迎えた仙女「妲己」の妖しい術によって操り人形となってしまい、乱世が始まり、人々は希望の見えない日々に苦しんでいました。
主人公の「太公望」は優れた頭脳を用いて仲間たちを集め、打倒「妲己」のために「封神計画」を実行することを決意します。宝貝(パオペエ)や「封神の書」を用いて、順調に計画を進めているかのように見える太公望一行。しかし、この「封神計画」には、知られざる秘密があったのです…。
ジャンプの異色作家「藤崎竜」が織りなす、中国の古典小説『封神演義』を原作とした一夫変わった作品です。原作を読んだことがあり結末を知っている人も、フジリューらしさが随所にちりばめられている為、飽きることなく必ず楽しめる名作です!