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10

Nov

【盾の勇者の成り上がり】ラフタリアと盾の勇者の関係性について徹底解説!

出典:盾の勇者の成り上がり 公式サイト

2022年4月よりテレビアニメ2期の放送が決定している『盾の勇者の成り上がり』は、アネコユサギによるライトノベルが原作です。いわゆる異世界転生モノと言われるジャンルの作品で、転生した勇者の中でも最弱と見受けられる盾を固有武器とした主人公が成り上がっていくストーリーです。

今回は、序盤から仲間になるメインヒロイン「ラフタリア」と主人公の関係性に着目し、深掘りしてみました。テレビアニメ2期へ向けて1期の復習としても役立つ記事になっています。

また、本記事の内容は、テレビアニメ版だけでなく書籍版やWeb版の内容も含むため、アニメのみ視聴されている方にはネタバレとなる情報が含まれています。ご注意ください。

出典:Amazon.co.jp

盾の勇者とラフタリアの概要
盾の勇者について

今作の主人公である盾の勇者は、本名を岩谷 尚文(いわたに なおふみ)と言い、異世界転生前はネットゲームが趣味の20歳の大学生でした。物語開始早々から仲間に裏切られ、自分を召喚した国王からまでも忌み嫌われてしまいます。

それがきっかけとなり他人へ心を閉ざしてしまいます。特に女性への不信感が強く、女性とは一定の距離を保つようになってしまいました。そんな中、ラフタリアをはじめとする信頼できる仲間が徐々に増えていき、尚文自身も物語と共に成長していきます。

元々は優しい気質の持ち主ですが恋愛に関しては無頓着で、その行動にラフタリアが振り回される場面も散見されています。

ラフタリアについて

美しい容姿と可愛らしい耳を持つ本作のメインヒロイン。出会った頃はラクーン種と呼ばれる亜人と思われていましたが、東方のクテンロウの天命(王族)にして勇者の調停者の末裔であることが後に判明します。剣や刀を主とした戦闘スタイルで、攻撃が得意でない尚文の良きサポート役として活躍していきます。

幼い頃から奴隷として虐げられてきた境遇もあり、多くのトラウマを抱えています。尚文と旅を続ける中で恋心を抱きますが、なかなか一歩を踏み出せない奥手な様子も見受けられています。

アニメ1期における関係性の変化について

尚文とラフタリアの関係性は、最初から良好なものではありませんでした。旅を共にすることにより、徐々にその関係性に変化が見受けられます。また、フィーロやメルティなどラフタリアの恋のライバルとなるキャラクターも登場し、二人の関係性に影響を与える点も見どころの一つです。

まずはアニメ1期における二人の関係性にフォーカスを当てて考察していきます。

ラフタリアとの出会い ※1~2話

異世界に召喚されるも、マルティによる冤罪事件のせいで孤立無援となってしまった尚文が攻撃役としての仲間を得るために訪れた奴隷商でラフタリアと出会います。奴隷として仲間にしたため、この頃のラフタリアには絶対服従の奴隷紋が刻まれていました。

戦いや訓練の際には奴隷紋の力を使うことがありましたが、ラフタリアに無理を強いることはありませんでした。奴隷時代から続いている咳の症状に苦しむ場面では薬も与えたり、お子様ランチを食べたがっている様子に気付いたりと、心を閉ざしていた尚文の優しい一面がラフタリアと出会ったことにより徐々に発揮されていきます。

人間に対して恐怖感を抱いていたラフタリアも、尚文に対しては少しずつ心を開いていきます。2話の終盤では、両親を殺したモンスターを尚文と共に倒しラフタリアのトラウマを克服。最初はご主人様と呼んでいましたが、ここから尚文様と呼ぶようになり、二人の距離感が縮まりました。

スピード感のある成長と初めての波 ※3~4話

亜人はレベルに応じて身体も成長する種族ですので、3話になるとラフタリアも成人に近い姿に急成長しています。ただ尚文本人はラフタリアの成長に気付いておらず、子ども扱いをしています。冤罪事件のダメージで、まだ完全に他人へ心を開けず、ラフタリアにも意識がいっていないのが原因であると思われます。

ラフタリアの少し回りくどいアプローチにも気付けないでいました。また他の四聖勇者との仲の悪い様子を見た後でも、「私は尚文様と出会えて良かったと思っています」「私はあなたの剣です。どこへだってついていきます」と心中を明かしています。

槍の勇者である元康や王の陰謀で仕組まれた決闘でメンタルをやられてしまった尚文に、最後まであきらめず声を掛け続け正気に戻すことに成功しました。自分以外はすべて敵と思って旅をしていた尚文の心は解放され、初めてラフタリアの前で涙を見せています。

この件をきっかけに、尚文の意識がラフタリアに向き、今まで気付かなかった成長を確認することができました。

フィーロとの出会いと勇者の後始末 ※5~8話

決闘時に奴隷紋を消されたラフタリアでしたが、尚文に信じてもらっている証が欲しいと嬉しそうに自ら奴隷紋を再度刻印しています。尚文に全幅の信頼を寄せている様子が見て取れます。

また奴隷商を訪れた際に購入した卵からフィーロが生まれ、新たな仲間となっています。普通のフィロリアルかと思っていましたが、勇者に育てられた事で人間の姿に変身できる上位種フィロリアル・クイーンへと成長しました。

尚文へ素直に愛情表現をするフィーロにやきもちを焼く場面も、この頃より増えてきています。特に7話の温泉宿では顕著に見られました。またドラゴンとの闘いの際にフィーロが捕食された場面で憤怒の盾が発動してしまい、自我を失いそうになった尚文を再度正気に引き戻しています。

この戦いを経て、お互いの信頼感も強まったようです。ドラゴンゾンビとの戦いで負傷してしまったラフタリアへの治療費を惜しまない姿を見た看護師から「大切にされていますね」と耳うちされ、ラフタリア自身が尚文から大切な存在であると思われている事を再確認する出来事となりました。

メルティとの出会いと2度目の波 ※9~13話

ラフタリアへ呪いの炎でダメージを負わせてしまった尚文は、今まで以上にラフタリアを意識するようになりました。また、尚文が波が終わったらいなくなってしまう事をにおわす発言をしたことによって、ラフタリアの不安が募る様子が見受けられます。

また、旅の道中で出会ったメルティとは一度別れるものの、再度旅を共にすることになります。命を狙われたメルティを尚文たちが守ったことで、徐々に仲を深めていきます。メルティが尚文に呼び捨てにしてほしいとお願いしている場面では、ラフタリアがやきもちをやく場面があり、尚文への好意が見て取れます。

ラフタリアの過去 ※14~15話

メルティの知り合いという亜人好きの貴族ヴァン=ライヒノットの屋敷へ行くことになった一行。そこで隣町の貴族イドル=レイビアに襲撃され、メルティを誘拐されてしまいます。イルドはラフタリアにとっても過去に仲間たちも合わせて拷問を受けさせられた因縁のある相手でした。

怒りに任せてイルドを殺そうとするラフタリアを踏みとどまらせ、過去の因縁を乗り越えられたのは尚文の言葉でした。「俺はお前と出会ってなければ、誰も信じられずにこの世界から逃げ出していた」という尚文の言葉からも、ラフタリアがかけがえのない存在になっていることが分かります。

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