1
Nov
【ワールドトリガー】アニメ3期で重要な玉狛支部をネタバレ解説!
玉狛支部の人々
玉狛支部にいる人物には隊員や隊長の他に、近界民たちも多く所属しています。現在のボーダーの主流派は「城戸派」で近界民すべてが敵という認識ですが玉狛支部は旧ボーダーの理念を受け継いでいるので、近界民とも仲良くしたいという思惑があります。
このため、近界民だった空閑遊真もあっさり受け入れていました。5年前に忍田瑠花や林藤陽太郎の亡命を受け入れている時点で、「空閑遊真一人増えても一緒じゃん」という思考が働いてしまうので、断る理由も無かったはずです。
林藤匠(りんどう・たくみ)
旧ボーダーの隊員で玉狛支部の支部長を勤める、A級クラスの実力を持つと推定される謎の多い人物で、林藤ゆりの叔父に当たる人物です。
空閑遊真の父、空閑有吾が先輩にあたることから、空閑遊真の面倒を見ようと決めていたのでしょう。
原作23巻では遠征に対する破壊工作に訪れたガロプラと外交交渉するなど折衝能力が高く、策士として動くこともあります。
ヒゲ眼鏡の愛煙家でヤルときはヤル能力の高さがある34歳のオジサンです。
林藤陽太郎(りんどう・ようたろう)
アリステラから亡命してきた近界民の少年で、偉そうなお子様として玉狛支部に住んでいる理由が、王族としての地位からなのだと判明しました。普段過ごしている身体はトリオン体らしく本体はどこかにあると思われますが正体は不明です。
サイドエフェクトは動物と意思疎通できる能力。一緒に玄界に亡命してきた忍田瑠花という16歳になる姉がおり、林藤陽太郎は林藤匠の親戚として、瑠花が忍田本部長の親戚という形になるように営業の唐沢によって戸籍が偽装されています。
雷神丸(らいじんまる)
普段、林藤陽太郎を乗せて移動している見た目はカピバラのような動物で、小南桐絵は烏丸京介に雷神丸が犬だと吹き込まれています。雷神丸の正体はアリステラの冠(クラウントリガー)で、林藤陽太郎を守護する役目があるようです。
迅悠一のサイドエフェクトによる予知では、ガロプラ侵攻の未来で陽太郎に危害が及んでいたら、怪獣化して街を破壊する未来もあったと語られています。ガロプラとの交渉の席での話なので迅悠一のハッタリだとも考えられますが、真相については今後のストーリーを期待しましょう。
林藤ゆり(りんどう・ ゆり)
林藤匠の姪で新たなボーダー隊員の人材発掘のために、スカウトに回っていたと明かされ、3期アニメ1話で紹介されました。旧ボーダーの一員で、三雲修に5年前の戦いやボーダーの戦いの歴史と沿革を語っています。
木崎レイジは林道ゆりに想いを寄せているらしく周りにバレバレですが、林道ゆりも状況を楽しんでいるようです。林藤陽太郎の第一お嫁さん候補で、能登麻美子さんが声優として担当しています。
ミカエル・クローニン
林藤ゆりと一緒に玉狛支部に戻ってきた林藤陽太郎を「若」と呼ぶ近界民のエンジニアでアリステラ出身です。玄界ではカナダ出身と表向きは発表されているものの、ボーダー上層部では周知の事実。
アフトクラトルの捕虜だったヒュースの親戚という設定にして、ヒュースが玉狛第二のランク戦に参戦できるように工作がなされました。アニメ3期ではランク戦の準備を進める、ヒュースの玉狛トリガーのセッティングなどを勤めていました。
まとめ
アニメ3期が始まりB級ランク戦も佳境になり、近界遠征の選抜が進んできて原作漫画のほうでは近界の情報が徐々に開示されています。旧ボーダーとかかわりの深い玉狛支部は、現在のボーダーとは違って近界民と融和路線を取っていることから、近界との窓口として様々な情報が集まる組織。
主人公たちの玉狛第二が所属しているというだけでなく、これからも意外な情報が集まってくる組織なので注目したい陣営です。