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2期決定!1期のおさらいと考察で楽しむ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』#キミ戦

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』、略称『キミ戦』。

非常に長いタイトルである『キミ戦』ですが、なんと、TVアニメ第2期の制作が発表されました。そこで今回は『キミ戦』の世界観・設定のおさらいと、その考察をしていこうと思います。

『キミ戦』はライトノベルらしく濃厚な設定となっていますが、分かりやすく解説していきます。「どんな設定だったっけ?」と思っている人は本記事がオススメです。ぜひ最後まで読んでみてください!

『キミ戦』の説明

出典 公式サイト

『キミ戦』は細音啓(さざねけい)先生によるライトノベルが原作です。細音啓先生は『神は遊戯に飢えている。』も手掛けている先生で、ここ最近勢いが出てきたライトノベル作家でもあります。『キミ戦』のイラストは猫鍋蒼(ねこなべあお)先生が担当しています。

2017年から富士見ファンタジア文庫で刊行されており、現在(2021年10月時点)では14巻刊行されています。

そして2020年10月にTVアニメが放送。アニメ制作会社はSILVER LINK.が担当しました。引きの良いタイトルも相まって、話題性があった作品でした。

『キミ戦』の設定は?

ここでは『キミ戦』の設定についておさらいしていきます。キーワードは以下の通りです。

・天帝国
・八大使徒
・使徒聖
・ネビュリス皇庁
・ルゥ家
・ゾア家
・ヒュドラ家

天帝国とは?

『キミ戦』において最大勢力と言われているのが天帝国です。高度な科学力と軍事力を世界一の大国、現実世界で言うところのアメリカをイメージしていただけるといいでしょう。主人公のイスカや、イスカが所属する第907部隊は天帝国に所属しています。

天帝国は天帝ユンメルンゲンがトップに君臨し、その下に八大使徒と呼ばれる最高権力者、さらにその下に使徒聖、そして一般兵が並ぶ構図となっています。

天帝国は100年前に建国された国ですが、建国当時から戦争を続けている戦争国家でもあります。また、天帝国では星の未解析エネルギーを操る星霊使いがタブーとなっています。星霊使いを弾圧するために戦争を起こしているといっても過言ではありません。

そして天帝ユンメルンゲンは9代目とされているようですが、実は100年間一度も代替わりしていません。

天帝国の建国経緯が明らかになっていませんが、やはり謎多き存在である天帝ユンメルンゲンが鍵を握っていると見て間違いないでしょう。天帝国は星霊使いをタブーにしていますが、その背景も天帝ユンメルンゲンが握っているのかもしれません。

八大使徒って何?

先程も紹介した通り、八大使徒は天帝国における最高権力者です。普段は姿を現すことがなく、アニメでもシルエットと声だけの登場となりました。

天帝国の政務を担当している組織で、星霊使いを徹底的に迫害するビジョンがあるようです。

しかし厄介なのは、八大使徒が敵国であるネビュリス皇庁と内通していることであり、全く別の目的があると見ていいでしょう。天帝ユンメルンゲンはイスカを気に入っているようですが、天帝の考えに反し、イスカを処刑しようともしていました。

イスカにとっては敵対勢力と見ていいかもしれません。

天帝ユンメルンゲンがイスカを気に入っていることから、八大使徒と天帝ユンメルンゲンが対立する可能性も十分考えられます。それにシルエットがわからないのも不気味です。また、「八大」という名前がついているぐらいですから、使徒聖の十一席のように、それぞれ個性の強いキャラがいるのかもしれませんね。

使徒聖って何?

使徒聖は天帝の直属の部隊である最高戦力です。イスカが最年少で選ばれていたのが、この使徒聖です。

全部で11席存在するようですが、まだ全員登場していません、TVアニメ第1期では璃洒・イン・エンパイア(リシャ・イン・エンパイア)が第五席、ネームレスが第六席に就いています。璃洒は、イスカの上司のミスミスとの同期でとても仲が良さそうにしていました。しかし裏の表情が読めないキャラでもあり、平然と第907部隊を囮に使ったり、二重国籍を持っていたりと謎の多いキャラです。敵というわけではなさそうですが、イスカにとっては警戒すべき存在といえるでしょう。

ネームレスは光学迷彩スーツを装着した状態でのみ、TVアニメで登場しました。とにかく超合理的な思考の持ち主で、かつ自分の時間が奪われるのがとにかく嫌な性格です。そのため、自分の前に立ちはだかるものであるなら容赦がありません。そして星霊使いのことを徹底的に嫌っていることからも、天帝国の典型的な戦士といえるかもしれません。

TVアニメ1期ではイスカも合わせると3人しか使徒聖が登場していませんが、どのキャラも個性が非常に強いです。そう考えると、他の使徒聖も相当癖の強いキャラとなっている可能性が高いでしょう。璃洒は得体が知れない存在で、ネームレスはイスカの敵といっても過言ではない存在ですが、今後はイスカの味方になるようなキャラも登場するかもしれません。

今後は各局面において2,3人の使徒聖が登場し、その都度活躍することになりそうです。

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