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#クール教信者とは何者!?『#小林さんちのメイドラゴンS』『#ピーチボーイリバーサイド』『#平穏世代の韋駄天達』
『平穏世代の韋駄天達』
次は『平穏世代の韋駄天達』です。こちらは天原先生が原作となっていて、クール教信者は作画を担当しています。天原先生は風俗ファンタジー作品『異種族レビュアーズ』のように、R-18の世界観を構築するのが得意なクリエイターでもあります。これにクール教信者のR-18風な作画がミックスされたので、『平穏世代の韋駄天達』はかなり過激な内容となっています。ただエロ要素が盛り込まれているだけでなく、生物ピラミッドについても考えさせられる世界観となっているのも特徴です。
そしてこれが2021年7月にMAPPA制作によってアニメ化されました。MAPPAは『呪術廻戦』のような正統派バトル系の作品はもちろんのこと、『ゾンビランドサガ』のような異質系の作品も得意としています。そして『平穏世代の韋駄天達』は、『呪術廻戦』のようなダイナミックなバトルシーンを盛り込みつつ、『ゾンビランドサガ』のような独特な演出が施されており、MAPPAの技術がふんだんに用いられている作品です。
天原×クール教信者×MAPPAのシナジー効果が凄まじかった作品でした。
『小森さんは断れない!』
次に紹介するのは『小森さんは断れない!』です。2012年からまんがタイムオリジナルで連載されており、クール教信者の始めての商業作品でもあります。きらら系の作品ということで、日常系かつ4コマ漫画となっています。R-18の作品も描いているのに日常系もできる、ということでクール教信者の幅広いアイデアが伺える作品です。
これが2015年10月から3分枠のショートアニメとして放送されます。アニメ制作会社はアニメーションスタジオ・アートランドです。現代のアニメファンにはあまり知られていないアニメ制作会社ですが『超時空要塞マクロス』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『ノーゲーム・ノーライフ』等数多くの制作に携わっている実績があります。
「何も断れない性格」に特化させた主人公・小森しゅりの日常を描いた作品で、このキャラ設定を最大限に活かしたユーモア溢れるギャグが見どころです。
『旦那が何を言っているかわからない件』
最後に紹介するのは『旦那が何を言っているかわからない件』です。2011年からサイトで連載をスタートさせており、一迅社から出版もされています。これが2014年に5分尺のテレビアニメ化。アニメーション制作はセブンが担当しています。また、2015年には第2期も制作されています。クール教信者作品では始めてのアニメ化作品です。
オタクの旦那と一般人の妻による新婚生活が描かれている作品で、妻目線で夫の言動が描かれていきます。2ちゃんねるならではのネット用語が登場し、それを妻が全然理解できない、という作品スタイルとなっています。
当時のネット用語が分からない現代人にはオススメの作品かもしれません。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
・クール教信者は速筆で色んなジャンルの作品を手掛けている
・クール教信者の代表作はなんといっても『小林さんちのメイドラゴン』
・R-18系の作品やほのぼの日常も制作できるマルチな才能
クール教信者の作品はどれも個性が強く、インスピレーションが湧きまくります。
サブカル文化が好きな人にとってはたまらない作品なので、サブカル好きの人は一通りクール教信者の作品を楽しんでみるのもいいかもしれません。
その際には本記事で紹介したアニメ化作品から手をつけるといいでしょう!