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Oct
『海月姫』『主に泣いてます』『東京タラレバ娘』『偽装不倫』『美食探偵 明智五郎』と名作揃い!!東村アキコ作品まるっと紹介
・ひまわりっ ~健一レジェンド~
『モーニング』 2006年2号から 2010年6号まで連載をされており、漫画は全13巻で完結しています。
2020年には、高橋克典さんが出演し1話15分で実写ドラマ化されました。
とにかく、大好きなんです!この漫画!
東村先生のお父さんのお話なんですが、お父さんのキャラが強い!
基本人の話は聞かないし、地雷を踏みまくるような空気を読めない発言もしばしば。そして、いきなりキレる!
東村先生含め家族全員お父さんである健一さんの逆鱗ポイントがわからないそうです。
クリスマスケーキを自転車のカゴに真横に入れて帰宅したエピソードを含めとにかく笑えます。
健一さんの口癖「〇〇ですわ」とか女子社員を呼ぶときの「~女史」とかも気が付くと病みつきになります。
かくかくしかじかにも健一さんも登場しますが、こちらは健一さんがメインの漫画なためエピソード満載!
とにかく色々な人に読んで欲しい作品です。
健一さん以外にも濃いキャラばかり登場するので、そちらにも注目してほしい。
蛯原さんと副主任とか個人的には大好きなキャラです。
このような登場人物とのひたすら楽しそうな日常が繰り広げられている漫画となっています。
また、東村先生の地元である宮崎ネタも盛りだくさんです。
チキン南蛮はモモ派かムネ派か論争といったあるあるネタや、ミカエルのパンといったローカルネタまで描かれており、宮崎県民なら余計に楽しめること間違いなしだと思います。
登場人物
・林アキコ(はやし アキコ)
物語の主人公で、モデルは作者である東村アキコ先生自身です。
美術大学卒業後に教員試験を受けたが不合格となり、父親である健一が勤める「南九州テレホン」に就職。
その後、亡き恩師の美術教室を継ぐ傍ら、夢であった漫画家への道を再び目指すために雑誌へ漫画作品を投稿をはじめたところ、「フルーツこうもり」が採用となり、漫画家デビュー
を果たすため上京をします。
南九州テレホンに観葉植物の交換で訪れる興梠健一との恋愛模様も見どころです。
・林健一(はやし けんいち)
アキコの父親で50歳。「南九州テレホン」お客様サービス課課長を務めています。
人の話は聞かない、空気を読まない、突拍子もない発言を繰り返す天然で、アキコを含め家族みんな健一に振り回される日々を送っています。
しかし、職場では仕事ができ宴会でも盛り上げ役となっているため、社員からの評判は良い。
甘党で、菓子パンを食べている姿がよく描かれています。
熱しやすく冷めやすい性格でフェイジョアという果物を育てていたが、興味を失ってからはアキコがその世話を任されてしまう。