「霊感女子」の中でも一番悲惨？

出典 : Amazon.co.jp

幽霊や亡霊など、普通の人には見えないモノが見えるキャラは、古今東西を問わずたくさんいます。
ただ、その多くは男性キャラ。
その理由は明確で、多くの作品において「幽霊が見える＝霊能力者」であり、漫画やアニメにおける霊能力者は危険な目に遭ったり霊関連の事件に巻き込まれたりする宿命なので、必然的に男性キャラの方が多くなるのでしょう。

もちろん、女性キャラも少なからずいます。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』の白坂小梅、『境界のRINNE』の真宮桜、『レーカン！』の天海響などがそうですね。

彼女たちに共通しているのは、霊感が強いものの能動的に霊を払ったり消滅させようとはせず、平然と日常を送っている点。
大抵の「霊感少女」は、例え霊が見えても安全な世界観の中で日々を過ごしています。

よって、みこのような極めてハードな人生を歩む霊感女子は稀な存在。
過去に描かれた様々な霊感女子の中でも、トップクラスに悲惨な目に遭っているキャラと言えるでしょう。

そしてその分、彼女はどれだけヤバそうな異形を目の当たりにしても、逃げ出すことなく受け止める強さも身に付けています。
涙目で心底怖がっているシーンが多いので「強キャラ」という感じはあまりありませんが、女性の霊感キャラの中では指折りの鋼メンタルと言えるかもしれません。
加えて、こんな状態でも友達を常に心配している彼女は、世界一心優しい霊感キャラでもあります。

まとめ

霊感女子はヤバめのキャラとして描かれることが多いので、見えること以外はごく普通の女の子のみこは何気にレアキャラかもしれません。
アニメ化によって、異形の存在が禍々しく描かれれば描かれるほど、可愛いみことのコントラストはより明瞭になり、アニメ映えする映像になるでしょう。
アニメが楽しみですね！