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Oct
【精霊幻想記】2期の可能性を徹底検証! 配信絶好調&ゲーム広告で知名度アップ
ストックは? 2期の範囲を予想
出典 : Amazon.co.jp
精霊幻想記のアニメ1期は、原作小説の5巻までの内容が映像化されました。
ラノベ原作アニメとしてはかなりのハイペースですが、これは「望まない結婚を強いられそうになったセリア先生をリオが助け出す」という5巻のエピソードがクライマックスに相応しいという判断から、ここまでやると決めた上でアニメ用の構成が用意されたのだと思われます。
実際、そのために一部時系列が前後したり、大きめのエピソードがカットされたりしており、その点においては原作ファンからやや不満の声も挙がっていました。
とはいえ原作通りに進めて、盛り上がるタイプではないエピソードでエンディングを迎えれば、原作未読組からの評判を落としてしまいかねません。
日常系のアニメなら淡々と終わっても問題ありませんが、本作はストーリーをしっかり描いているタイプの作品なので、この判断は妥当と言えるでしょう。
また、1期のラストでは上記のセリア先生のエピソードの後、エピローグ的な形で前世の幼なじみ、綾瀬美春(あやせ みはる)との再会シーンを入れていました。
大団円で終わる予定なら、ここにこのエピソードを敢えて持って来る必要はなく、明らかに2期の為の引きと考えられます。
つまり、2期をやる前提、若しくは監督をはじめとしたスタッフ陣が2期に強い意欲を持っていると解釈することができる構成と言えます。
では2期が制作されると仮定した上で、ストックの有無の確認、および2期の範囲や放送時期の予想を行っていきます。
2021年10月現在、精霊幻想記の原作小説は20巻まで発売済みです。
ストックに関しては全く問題ありません。
次に2期の範囲。
前述したように、5巻まで進んだのはクライマックスに相応しいエピソードまで進めたいという監督およびスタッフの意向があったからと予想され、2期も同じく区切りの良いところまで進むことになるでしょう。
そうなると、夜会編が完結する10巻までというのが最も妥当なライン。
或いは、最初から2期までが予定されていて、この10巻までと決めていたからこそ、1期でその半分かつクライマックス感のある5巻まで進んだと解釈することも可能です。
最後に放送時期ですが、本作は分割2クールの可能性も高く、その場合は最短で1期終了の3ヶ月後にも放送されることになります。
ただしその場合は1期終了直後に告知されるのが一般的で、そういったアナウンスはありませんでした。
よって、仮に2期が水面下で決まっている場合でも、最低半年~1年は空くことになりそうです。
分割2クールではない場合も、ストックが溜まるまで待つ必要がないため、1期から1~2年後に放送される可能性が高いと推察されます。
本作を制作しているトムス・エンタテインメントは年間5作品以上を発表する大手なので、それほど期間を空けず制作することは十分に可能なはずです。
これらの理由から、精霊幻想記の2期は2022年春~2023年冬の間に放送されると予想します。
ゲームの広告で知名度アップ?
https://twitter.com/seireigensouki/status/1395318884043919361
精霊幻想記の2期を占う上で、直接は関係ないかもしれませんが、取り上げておきたいトピックがもう1つあります。
それはゲーム『精霊幻想記アナザーテイル』。
アニメ放送に先駆け、2021年5月20日よりサービスを開始したHTML5ゲーム(ブラウザゲーム)です。
ダウンロード数で好不調がわかるアプリゲームではないので、このゲームが好評かどうかはここでは論じないことにします。
取り上げたいのは、このゲームの宣伝です。
本作を配信しているのは、同じブラウザゲームの『ビビッドアーミー』で知られる、HTML5ゲームポータルサイト「G123」。
ビビッドアーミーというタイトルは、例えプレイしていなくても何度となく目にした人が多いでしょう。
ネット上での宣伝が非常に多いことで有名なゲームです。
そして、そのビビッドアーミー同様、精霊幻想記アナザーテイルもかなりガッツリ宣伝されていて、Yahooのトップをはじめ至る所で広告を見かけます。
これによって、アニメを観ていなくても精霊幻想記のタイトルと絵は知っているという人はかなり増えていると思われます。
仮に2期が実現した場合、この宣伝効果で視聴者が増える……かどうかはわかりませんが、少なくとも関心を持った人は一定数いるかもしれませんね。
まとめ
あの終わり方で2期がなかったら、ちょっと一悶着ありそうというくらいの引きだったので、2期は高確率であると思います!
1期ではイマイチ出番がなかったヒロインも、2期ではかなり見せ場があったりするので、1期でお腹いっぱいになるタイプの作品ではありません。
朗報を期待したいですね!