12
Oct
【ナナとカオル】本格派SMをJKが…!? 無料で読めて続編【last year】も!!
おすすめな理由
ただエロいだけじゃない
表紙はナナの露出も多くSMを題材にしているので過激なエロ作品かと思いきや、縄や拘束具なども使用したSMプレイではあるものの2人の純愛っぷりが微笑ましい。
SM要素を抜いたら超不器用な2人の青春恋愛漫画です。とは言えこのSM要素がエロ要素だけでなく2人の何とも言えない心理描写を掻き立てているので外せない設定です。
「痛いことが好き、攻められたい、相手を痛めつけたい、攻めたい」
そんな作品ではなく、思春期の男女だからこその葛藤や背伸び感。バレてしまったらどうしようと言う焦りと背徳感と興奮。SMの精神性。
でもちょっと非現実的な出会いなど、絶妙なドキドキ感で進んでいきます。
とは言えドエロい
女性らしい体のラインなど、むちっとした体に縄やボンテージが食い込む表現が何ともエロい!そしてなによりナナがMに堕ちていく様にニヤニヤ。
ただ1本の縄をかけるのにも、お互いのしっかりとした心理描写があるので見ているこちらまでドキドキ…
「先輩だから」「生徒会だから」「弁護士になりたいから」「しっかりしなきゃ」と気を張っている分、カオルとの”息抜き”で「優等生のナナ」ではなくなるギャップに
「あぁぁぁぁぁあああああ(良い」
と大興奮ものです。
それに対してカオルのSとしての葛藤と願望。普段頼りないのにSとしてしっかりナナをリードしなきゃ!と奮闘したり、ナナの綺麗な体に傷つけるのは…と縄の処理も時間をかけて細やかに…
大好きなナナにこんな事してもいいのかとSになりきれない葛藤もカオルの魅力的なポイント。またプレイ後のアフターフォローも含めてのSMなんだと気付かされます。
もうSMってただ痛い事をするだけでしょ?なんてイメージが覆りますね。
が、カオルの根本はズブズブの童貞。おっぱいおっぱいとナナのおっぱいを想像しながらニヤニヤしながらうどんの生地を足で踏みつけこねこねしたり…完全に拗らせてる気持ち悪さとピュアさのさじ加減がなんとも言えません。
良いぞ、カオルきもいぞ。(褒めてる)
コマ割りもすごい
どちらか一方視点でプレイが描かれることがなく、頻繁に視点が変わります。
またセリフのコマよりもプレイが始まるとナナとカオルが何を考えているのかの心理描写の吹き出しが2人の周りにたくさん。
文字は多いんですが、実は2人が交わしている言葉数は少なく、お互いに何を考えているのか探り合っています。
またすぐに縛ったり叩いたりとわかりやすいプレイが始まるわけではなく、”準備”や駆け引き、「壁ノック」からもうプレイが始まっている…!
お尻を叩かれるプレイの時はすぐにムチを使われるのかとナナはドキドキしていましたが、カオルから手渡されたのは普通のボディーローション。
拍子抜けするナナですが自分でお尻に塗っておけとカオルに言われ準備をします。
が、自分は今から叩かれる準備をしているんだとドキドキ…自分で塗ったローションでテカテカのお尻もなかなかにえっち!
そしていざプレイが始まり何を使われるのかと思いきや…?
このプレイの導入部分から魅せるのはさすがです!