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【ワールドトリガー】待望の3期開始!4人の主人公たちのキャラクターを解説&考察!
3期アニメ開始
ワールドトリガーは、2014年から第一期73話がアニメ化され、2021年1月から第2期12話がアニメ化されました。原作は葦原大介先生により週刊少年ジャンプに2018年まで連載されていましたが、2019年からジャンプSQに誌面を移しています。
葦原大介先生の体調により休載の多い作品ではありますが、ファンに休載があっても続きが読みたいと思わせる設定や展開から、体調と相談しながら連載をしている葦原大介先生を応援する声が止みません。
2021年10月からは3期アニメが開始され、今後の展開が期待される魅力にあふれた作品です。この記事では玉狛支部に所属する4人の魅力的な主人公をまとめて解説し、能力やその行動原理などを考察していきます。
これらの考察はあくまでも個人的な考えであり展開などを保証するものではありません。また、作品ネタバレを含みますのでご注意ください。
読者の皆様へ
10月4日発売のジャンプスクエア11月特大号の表紙は『ワールドトリガー』となっておりますが、漫画本編は、作者急病のため、休載させていただきます。12月特大号は掲載の予定です。大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/quUywF5X5u— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) September 27, 2021
ワールドトリガーを読み解くポイント
まずはワールドトリガーという作品の何処に魅力があるのかを考えてみましょう。考察した内容を簡単にまとめると次のようになります。
ポイント
・4人の主人公が織りなす群像劇と、サブキャラもキャラ設定が厚くて上手い。
・ゲーム的な血の流れない戦略バトル要素で、ジャンプアニメ展開にムリが無い。
・主要キャラクターが持つ過去などから、ボーダー隊員として頑張る理由に共感できる。
4人の主人公は生まれや能力や考え方の違いなどがありますが、主人公たちへの憧れや共感できるポイントなどを分担していることで、それぞれがより読者が自分を投影しやすい特徴があります。
サブキャラクターたち登場人物も多く、作品の広大な世界観を上手くまとめているところも評価されている作品です。
ワールドトリガーの主人公は4人?
原作者の葦原大介先生によって、ワールドトリガーには4人の主人公たちが設定されていることが明かされています。ワールドトリガーは玉狛支部に所属する4人の主人公たちがそれぞれ特殊な事情を抱えながら、界境防衛機関「ボーダー」という組織の中で活躍する作品です。
主人公たちの使うトリガーや戦術には、それぞれのキャラクターの背景や特徴が盛り込まれていて、主人公たちの葛藤や成長が楽しめる魅力があります。ワールドトリガーで特徴的なのは主人公が4人いるという特異性が挙げられます。
ジャンプ漫画では主人公よりもサブキャラクターの人気に火が付く歴史があり、当初から主人公として設定しているところは珍しい作品です。
主人公が4人いるのは何故?
ワールドトリガーはボーダーという現実に近い箱庭世界と、ネイバーという異世界のオープンワールドという2重構造の広大な世界観があります。この広大な世界を1人の主人公で描こうとするとムリがありそうなことが想像できます。
仮に遊真を単独のヒーローにした場合を考えてみると、ネイバーとして玉狛にやってきた少年の「俺ツエ―」物語になってしまうことでしょう。この場合、修と千佳の背景やキャラクターはモブ化して、最大のライバル迅との対決がメインな展開となると予想できます。
ワールドトリガーは主人公が4人いることで、それぞれのテーマや世界観を描ける群像劇になっていて、主人公に感情移入しやすく世界観の拡張に無理が無いことが面白さを引き上げています。
三雲修、空閑遊真、雨取千佳、迅悠一の魅力はどんなところになるのでしょうか。次の項からは各キャラクターがどんなテーマを持っているのかを考察してみましょう。