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27

Sep

【精霊幻想記】SAOと比較・考察!アニメでのリオ=キリト説はどこまで正しい?

出典:Amazon.co.jp

精霊幻想記とSAOの設定や違いを比較・まとめ

「精霊幻想記」と「SAO」の違いについて独断と偏見に基づいて項目ごとにまとめてみました。

 

比較項目 精霊幻想記 SAO
ジャンル 異世界転生ファンタジー SF・デスゲーム
発表開始年 2014年 2002年
アニメ1期 2021年 2012年
初期発表媒体 小説家になろう 著者ブログ
主人公名前 リオ(ハルト・アマカワ) キリト( 桐ヶ谷和人)
開始時年齢 20歳大学生→転生 14歳中学生
主人公概要 事故死により異世界転生 ゲーム内に囚われる
作品世界 現世→ベルトラム王国 現世→MMORPGの世界
剣技 騎士 二刀流
主人公声優 松岡禎丞 松岡禎丞
ハーレム要素 あり あり
二つ名 無し→転生前の名前を名乗る 黒の剣士
必殺技 無し スターバーストストリーム
付属キャラ アイシア(契約精霊) ユイ(カウンセリング用AI)
主人公衣装 OP黒衣 黒衣
魔術 エレメンタル「・・・・」他 エンハンス・アーマメント他

設定などでパクリと言える共通項は見つかりません。

結論:「リオ=キリト」説とパクリ説は根拠が薄い

表で比較してみるとOPでのキャラクタービジュアルで「リオ=キリト」に似た印象を持つ事と、声優以外の共通点がほぼありません。

「精霊幻想記」と「SAO」で似たシチュエーションを挙げるとセリフ回しや、次回予告演出にオマージュらしき点があることあげられます。

ビジュアルは「主人公が黒髪・黒衣・剣士」という共通点がありますが、デザインが全く違う別のモノでトレースでもないですね。主人公名の「ハルト・キリト」は語感が似ていますが、それだけのもので全く違います。

80年代のアニメで行われたパロディなどはもっと直接的だったので、このくらいは可愛いものですね。著作権上でグレーな部分もある、二次創作やファンアートはパクリなのか、結論の出ない話ではありますが興味深いところです。

ハーレム主人公と松岡禎丞さんがセット

異世界転生ものでハーレム展開が描かれるのはテンプレなので、それが見たいという視聴者ニーズがあります。配信サイトAbemaTVでは配信で11話まで2021年8月現在最低16万PVを集めていることから、それなりの視聴者が見たいと思っているのでしょう。

ハーレム主人公と松岡禎丞さんがセットなのはもはやアニメ界において外せない要素だったりするので、パクリという評価とは関係がありませんパクリという評価や言葉は安易に使うと、アニメという創作の幅や環境を狭めていくことでしょう。

「パクリ・パロディ・オマージュ」の定義や明確なガイドラインがあるわけではないので、ファンの個人的な主観のみで断定するのは危険な行為ではないでしょうか。

まとめ

ここまで「精霊幻想記」の「リオ=キリト」説やパクリ説について考えてきました。ビジュアル的に似ているところや多少のオマージュ的な表現はあるものの「キャラクターの盗用・作品の設定・ストーリー・タイトルパクリ」などの要素は見られず、結論から言って「リオ=キリト」説やパクリ説は根拠が薄いと考えられます。

「リオ=キリト」説はパクリではなく共通する因子があるだけで、キャラクター盗用などは明確にパクリなのでしょう。

「ゼロから始める某作品」ではありませんが創作において完全に何もないところからできる作品などなく、どんな作品も連綿と続く先人たちの努力の歴史の上に成り立っていて、新たな世代がそれを引き継いでいくのを見届けるのがアニメファンの務めではないでしょうか。

ただし、個人的に「リオ=キリト」説はオマージュとして面白いと思っています。

コメント

  1. 和哉 より:

    主人公の声優が同じでキャラクターの見た目や森以降の装備も同じような黒いものになっている時点で激しくキリトをイメージしてキリトのような主人公を好む層に寄せまくっているのは明白でしょうね。
    個人的にはSAOは1期に限っては結構楽しめた作品でしたが、それと比べるとこの作品は完全に下位互換・量産型といった印象なので、オマージュという大層な言葉を使う以前でただ消費されて忘れ去られる作品というのが正直な感想です。
    というか・・・パクリやら何やらの定義がある訳ではないと仰っているようにこの記事も含めて全ては主観でしかないので、よほどの法的にアウトな言葉で誹謗中傷している訳でない限りはそれぞれの主観で言葉を発するのは自然な事だと思います。
    ただ、近年のアニメ作品に多く見られる安易な寄せ方(売り方)を個人的には好ましく思えないので、好みの問題はあれど多くの人を納得させるだけの内容のある作品を作って、笑顔でオマージュだと楽しめるようにしてほしいと切に願っています。
    少なくともこの作品に限っては近年のアニメ業界が自転車操業をしていく上で消費される一つの道具としての存在意義を自分は感じる事が出来ませんでした。

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