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顔と名前が一致しない…『86-エイティシックス-』の登場人物達をわかりやすく解説! #エイティシックス
近年ではちょっと珍しい、ミリタリー系のSF作品である『86-エイティシックス-(以下、86)』。今回は『86』の登場人物を紹介していきます。
『86』は数多くの登場人物が登場するため、名前を覚えることができなかったり顔と名前が一致しないことも多いのではないでしょうか。実際、筆者も『86』を視聴していてごちゃごちゃになることもあります。そこで今回はなるべく分かりやすい説明で、登場人物のキャラを紹介していこうと思います。TVアニメ勢だけではなく、原作ライトノベル勢の人も気軽に読んでみてください。
基本的にはTVアニメ1期に登場したキャラのみを紹介していくので2期以降のネタバレは無し!
『86』の登場人物
ヴラディレーナ・ミリーゼ
本作の主人公の一人でありメインヒロインの一人でもあるヴラディレーナ・ミリーゼです。愛称はレーナ。声優は長谷川育美が担当しています。銀髪ロングのヘアスタイルで、凛とした表情が特徴的です。
白系種(アルバ)であり、貴種の白銀種(セレナ)の血を受け継ぐ令嬢で、非常に優秀な成績を持つエリートでもあります。また、正義感が特別強く、エイティシックスのことを同じ人間として扱うことに意義を持っています。
本作では指揮官制官(ハンドラー)としてスピアヘッド戦隊に配属され、そこでシンと出会います。
シンエイ・ノウゼン
本作の主人公の一人のシンエイ・ノウゼンです。パーソナルネームは「アンダーテイカー」。愛称はシン。声優は千葉翔也が担当しています。黒髪短髪のオーソドックスなヘアスタイルで、白いスカーフのようなものが特徴的です。
スピアヘッド戦隊の隊長を努めており、エイティシックスの人たちからは『死神』という名前で呼ばれるほど、戦闘能力に秀でている人材です。また、シンだけが持っている特殊能力によって、相手の位置を把握することができます。読書が趣味で数多くの書籍を読み漁っています。基本的にポーカーフェイスです。
ハルト・キーツ
スピアヘッド戦隊の第一小隊に所属しているハルト・キーツです。パーソナルネームは「ファルケ」。声優は山下大輝が担当しています。緋銅種(ルビス)の少年ということで、赤茶色の髪色の短髪と赤茶色の眼が印象的です。
お調子者のムードメーカーの役割を担っている明るい少年ですが、スピアヘッド戦隊の最後の任務にて戦死します。
ライデン・シュガ
スピアヘッド戦隊の第二小隊に所属しているライデン・シュガです。パーソナルネームは「ヴェアヴォルフ」。声優は山下誠一郎が担当しています。黒鉄種(アイゼン)の少年ということで、青緑色の髪色が特徴的。
前髪を掻き上げたワイルドな髪型で、顔にはいくつかの切り傷があります。
シンとは最も付き合いが長く、スピアヘッド戦隊の兄貴的な立ち位置でチームを支えています。兵士になる前に白系種(アルバ)の老人に匿われた過去を持ちます。
セオト・リッカ
スピアヘッド戦隊の第三小隊に所属しているセオト・リッカです。パーソナルネームは「ラフィングフォックス」。愛称はセオ。声優は藤原夏海が担当しています。翠緑種(ジェイド)ということで金の髪色に翡翠の眼が特徴的です。ミディアムヘアーで童顔ですが、男の子です。
スケッチが得意で各隊員のパーソナルマークは彼によって制作されました。普段は冷静沈着でクールですが、共和国に対する復讐心は人一倍強いです。
カイエ・タニヤ
スピアヘッド戦隊の第四小隊に所属しているカイエ・タニヤです。パーソナルネームは「キルシュブリューテ」。声優は白石晴香が担当しています。極東黒種(オリエンタ)ということで、黒髪黒眼の日本人らしい見た目が特徴的です。髪型はポニーテール。
とても真面目な性格でかつユーモアも溢れる典型的な日本人のような性格です。戦車の攻撃を受けて戦死してしまいましたが、脳だけがレギオンに持ち帰られ「黒羊」となり、その後は幾度となくシン達の前に立ちはだかります。
ダイヤ・イルマ
スピアヘッド戦隊の第五小隊に所属しているダイヤ・イルマです。パーソナルネームは「ブラックドッグ」。声優は石谷春貴が担当しています。青玉種(サフィール)の少年ということで、明るい金髪と碧眼が印象的です。
非常に優しい性格の持ち主で何かとトラブルに巻き込まれる性格でもあります。アンジュとは両想いの関係でしたが、地雷の襲撃によって瀕死の状態に。安楽死を求めて最期はシンによって殺害されました。このシーンはTVアニメ1期の中でもトップクラスにショッキングでした。
アンジュ・エマ
スピアヘッド戦隊の第五小隊に所属しているアンジュ・エマです。パーソナルネームは「スノウウィッチ」。声優は早見沙織が担当しています。月白種(アディラリア)と天青種(セレスタ)の血を引いているということで、非常に美しいパープルな髪色と眼を持っています。髪型はロングヘアー。
見た目通り上品な性格な持ち主ですが、戦闘能力は非常に高いです。ダイヤと同じタイミングでスピアヘッド戦隊に配属されたこともあってか、ダイヤとは両想いの関係でした。兵士になる前は強制収容所にて厳しい体罰を食らっていたこともあり、背中には大きな傷がついています。
クレナ・ククミラ
スピアヘッド戦隊の第六小隊に所属しているクレナ・ククミラです。パーソナルネームは「ガンスリンガー」。声優は鈴代紗弓が担当しています。瑪瑙種(アガット)と金晶種(トパーズ)の血を引いており、赤色の髪と眼が特徴的です。
非常に優れた狙撃能力を持っており、後援舞台として前衛のシンたちをサポートしています。また、シンのことを密かに恋を寄せていますが、シン目線では妹といった感じで、恋愛成就の道のりはまだまだ長そうです。
ファイド
ジャガーノートに補給支援を行うサポートメカ「スカベンジャー」のファイドです。基本的に戦闘を行わず、サポートを行う立場にあります。シンとは5年近く共に過ごした仲で、シンはファイドの言っていることをなぜか理解できてしまうほど信頼しあっています。
TVアニメ1期ではスピアヘッド戦隊のために破壊されたような描写がありますが、一応ロボットですし、TVアニメ2期では登場するのかも…しれません。
ショーレイ・ノウゼン
シンの兄のショーレイ・ノウゼンです。愛称はレイ。声優は古川慎が担当しています。有色種(コロラータ)ということで明るい赤色の髪が特徴的。
シンとは10歳の差があり、「デュラハン」というパーソナルネームとして軍に所属していました。かつて幼い頃のレーナを助けた過去があり、レーナとシンを結びつける人物としてTVアニメ1期では多く登場しています。既に死亡していますが、脳はほぼ無傷ということで「羊飼い」としてシンの前に立ちはだかります。
さいごに
紹介したのは以下の11人
ヴラディレーナ・ミリーゼ
シンエイ・ノウゼン
ハルト・キーツ
ライデン・シュガ
セオト・リッカ
カイエ・タニヤ
ダイヤ・イルマ
アンジュ・エマ
クレナ・ククミラ
ファイド
ショーレイ・ノウゼン
それでは本記事をまとめていきます。
・『86』では数多くの登場人物が登場
・それぞれのキャラの相関図が理解できると面白い
TVアニメ1期では多くのキャラが登場してきましたが、TVアニメ2期からは様々な勢力が登場するので、よりミリタリー系の面白さが増していきます。
その一方でスピアヘッド戦隊の生き残りはわずか5人。2021年10月から放送される予定になっているTVアニメ2期では、5人の動向、それを追いかけるレーナに注目です。