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Sep
【エウレカセブン】作品内のBGMが話題!実は超大物ばかりだった #エウレカ #エウレカセブン #エウレカBGM #
現在でもファンから熱い人気がある理由の1つが音楽性。実はクラブミュージックを中心としたサブカル要素がふんだんに盛り込まれた作品です。
エウレカセブンをキッカケにテクノミュージックや電子音楽に興味をもったファンも少なくありません。
BGMには国内・世界で人気を誇る数多くのアーティストを起用。
きたる21年11月26日(金)公開する劇場版3部作の完結編『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の公開前に、事前にチェックしておきましょう!
作中の担当アーティスト
石野卓球
日本のテクノ界の重鎮である石野卓球。
静岡県出身で、中学生ながらに数多くのシンセサイザーやサンプラーなどの音楽機材を保有していた変わり者として有名。
日本人で初めて世界最大規模のテクノミュージックフェスティバル「MAYDAY」「LOVE PARADE」に出演し、その他数多くの海外のナイトクラブやフェスに出演した経歴を持つ。
1999年〜2013まで行われた日本唯一のテクノフェス「WIRE(※)」と、WOMB(渋谷)にて毎月第1金曜に行われていたイベント「STERNE]を主催していた。
(※)2014,2017年は番外編「WIRED CLASH」として新木場ageHaに場所を変えて開催された
作曲プロデューサーとしても活躍しており、『チャイム / 篠原ともえ(1995年)』『Jasper / 木村カエラ(2008年)』など多数の曲を提供している。
【エウレカセブン提供楽曲】
Ninety Three / Takkyu Ishino 戦闘シーンで度々使用されています。 |
電気グルーブ
先程ご紹介した石野卓球と、ピエール瀧による音楽ユニット。
1989年より活動を開始し、テクノミュージックを主軸とした独特の音楽と歌詞から今なお多くのファンの心を掴んで離さない。
奇抜なパフォーマンスながらも、ドラマ楽曲やCMソングなど多方面で起用されている。
エウレカセブンでは最終話(50話)ではレントンの躍進を彩る楽曲として「虹/ 電気グルーヴ」を起用。エウレカセブンファンはこの曲をキッカケに電気グルーヴを知った方も多いのではないでしょうか。
【エウレカセブン提供楽曲】
虹 / 電気グルーヴ 50話「星に願いを」にて使用。 |
田中フミヤ
日本の「テクノ番長」「ミニマル番長」の異名を持つ田中フミヤ。
25年以上、テクノDJ / Producerとして活動をしており、18歳で音楽レーベル「とれまレコード」を設立。その後も活躍を続けレーベル「op.disc」「Sundance」も主宰。
2010年〜現在はドイツ・ベルリンを拠点に音楽活動を続けている。
ヒットアルバムは「UNKNOWN POSSIBILITY VOL.1」
【エウレカセブン提供楽曲】
D.J.CHOICE / Fumiya Tanaka 39話「ジョイン・ザ・フューチャー」で使用されています。 |
KAGAMI
テクノミュージックの中でもポップでディスコ調とも評される、ファンキーな楽曲作成をしていたKAGAMI。石野卓球との交友も深く、ときおり電気グルーヴのサポートDJとしても参加していた。2010年に急性心不全のため他界。
エウレカセブン4話「ウォーター・メロン」に使用されてる楽曲『Tiger Track』は明るくも激しいエレクトロミュージックに心躍らせたファンも多く、映画3部作の3作目「ANEMONE」ではHIROSHI WATANABEによるリメイクで再び使用されるほどです。
【エウレカセブン提供楽曲】
https://www.youtube.com/watch?v=TEV85faqXYk Tiger Track / KAGAMI 4話「ウォーター・メロン」後半以外にも戦闘シーンで度々使用されています。 |
KO KIMURA
日本のハウス・ミュージックシーンを代表するDJの1人KO KIMURA。
小学生から音楽が大好きで、高校生でありながらDJとしてのキャリアをスタート。ヨーロッパやアメリカを始め、アジア・南米でもDJ経験を持つ日本DJ界のパイオニア的存在です。
アメリカにあった伝説のナイトクラブ「パラダイス・ガラージ」との出会いをキッカケにハウスミュージックにのめり込み、芝浦にあったナイトクラブ「GOLD」でレギュラーパーティーを主宰。その後、西麻布にあったナイトクラブ「YELLOW」でもレギュラーを持ち、12年に渡る人気を誇ってたパーティーでした。
作中使用曲である『I’ve Got It』はアニメ1期視聴者であれば思わず「あ、この曲!」となること間違いなし。
【エウレカセブン提供楽曲】
I’ve Got It -eureka New School Acid Mix- / KO KIMURA 戦闘シーンの序盤で使用されることが多いです。 |
Hardfloor
世界中のテクノシーンにおいて多大な影響を与えたドイツ人2名のユニット「HARDFLOOR」。
1990年代に流行したアシッドハウス・テクノのパイオニアであり、アニメの各話タイトルでも使用されている楽曲「Acperience(アクペリエンス)」の作曲者でもあります。
「Acperience(アクペリエンス)」は1〜7まであり、1〜4までは実際にタイトルに起用されています。
- アクペリエンス1 (12話)
- アクペリエンス2 (19話)
- アクペリエンス3 (41話)
- アクペリエンス4 (47話)
劇場版3部作の2作目「ANEMONE」では最新作「Acperience7」が劇中挿入歌として使用され、話題になりました。
【エウレカセブン提供楽曲】
acperience7 / Hardfloor 戦闘シーンで度々使用されています。 |
おすすめCD
エウレカセブンの魅力が満載のCDサウンドトラックをご紹介します。
アニメ版は2枚発売されており、作品内のBGMや楽曲、OP/EDのテレビサイズ版が収録された豪華な内容となっています。ファンなら絶対にもっておきたいCDたちです。
交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK 1
黒い背景にエウレカが描かれたジャケット。2枚組仕様で、全45曲を収録。
SOUNDTRACK1には前述した【Tiger Track / KAGAMI】が収録されています。
交響詩篇エウレカセブン ORIGINAL SOUNDTRACK 2
SOUNDTRACK1と同様に2枚組の仕様で全38曲を収録。
ご紹介した【Ninety Three / 石野卓球】【虹 / 電気グルーヴ】【D.J.CHOICE / Fumiya Tanaka】【I’ve Got It -eureka New School Acid Mix- / KO KIMURA】が収録されています。
エウレカセブンはテクノの魅力が満載!
エウレカセブンはテクノアーティスト多数起用しているだけでなく、作品内の設定であるキャラクター名やストーリータイトルにも様々な音楽やサブカルシーンを象徴とする単語か使われています。
「エウレカセブンをキッカケにテクノを知って、クラブミュージックにハマった。」
「89,90年代のサブカルシーンやカルチャーのかっこよさを知った。」
というファンは非常に多いです。
ストーリーでけでなく、様々なワードを調べてみるとエウレカセブンがもっと面白くなります。
劇場版3部作完結編『EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の公開前にアニメ1期や劇場版作品を振り返りながら、ぜひ楽曲にも耳を傾けてみてください。