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12人の血の伴侶を紹介!『ストライク・ザ・ブラッド』主人公を救う12人のヒロインたちを解説
(2023年1月13日加筆)
12人の血の伴侶とは?
『ストライク・ザ・ブラッド』原作第20巻において、主人公である暁古城は吸血王を倒すために、自身の第四真祖の力を譲り渡してしまいます。そして第一真祖であるキイ・ジュランバラーダの策略で、怪物化して暴走してしまうのでした。
暴走する古城を助けるため、姫柊雪菜は「12人の血の伴侶」の招集することに。彼女たちは古城に好意を抱いている12人のヒロインたちで、いずれも救い出すことを目的とし、「契約の指輪」によって血の伴侶となります。
伴侶という言葉からも分かるように、「血の伴侶」たちは古城のための後宮です。ハーレムが形成されていくのと同じですが、吸血した相手なら誰でも良いというわけではなく、愛称や月齢などの条件が合致していなければなりません。
【血の伴侶①】姫柊 雪菜(ひめらぎ ゆきな)
『ストライク・ザ・ブラッド』メインヒロインである姫柊 雪菜は、12人目の血の伴侶です。致命傷を負っていましたが、古城に「ずっと一緒にいてください」と告白したうえで吸血されたことにより、高い不死性を得て一命をとりとめました。
元々は第四真祖である古城の監視役として登場しており、有事の際は抹殺することを命令された剣巫の少女。数々の事件や日常生活をともに過ごしていくと、やがて古城に対する想いを芽生えさせていくのでした。
才色兼備の優等生ですが世間知らずの一面を持っており、さらには女の子らしい感性をしっかりともっています。また、古城の周りにいる多くの女性に嫉妬をすることもしばしばで、その度に古城を侮蔑の言葉を浴びせることが珍しくありません。
なお、原作者の三雲岳斗のTwitterでは、20年後の世界で古城と結婚したとされています。2人は「零菜」という女の子を授かり、雪菜が厳しく教育していると語っています。
【血の伴侶②】藍羽 浅葱(あいば あさぎ)
ヒロインの1人である藍羽 浅葱は、古城とは幼馴染の関係にあります。初めて出会った時から好意を寄せており、金髪ピアスという派手な外見は、彼の言葉がきっかけでイメチェンしました。
作中では天才プログラマーとしての顔を持っており、「電子の女王」の異名を持っています。これは「カインの巫女」の能力の一端によるもので、古城が関わる事件に巻き込まれることが多く、彼を支えようと戦闘に参加していくようになりました。
また、彼女らが暮らす絃神島はカインの巫女が聖殲を行う儀式場として作られた経緯があります。そのため島内にとどまっている限りは死亡することがなく、あらゆる要因で生き延びることが可能なキャラクターです。
【血の伴侶③】煌坂 紗矢華(きらさか さやか)
ヒロインの1人である煌坂 紗矢華は、幼少期に父親から暴力を受けた影響で男嫌いになり、古城に対しても殺意を抱くほど毛嫌いしていました。男嫌いは治っていませんが、古城に信頼と好意を寄せていくようになります。
雪菜に関しては妹のように大切にしている存在で、古城と2人で親しくしている様子には大きく嫉妬するほど。古城の後宮に入る際には、古城以外の男を好きになることが考えられないことに加え、雪菜と一緒にいられることを受け入れました。
スタイル抜群の長身少女ですが、本人は身長の高さをコンプレックスに思っています。それでも戦闘においては勇ましく戦う姿が描かれており、なおかつ実力は雪菜以上の強さですが、同時に精神的な弱さも見られます。
【血の伴侶④】叶瀬 夏音(かなせ かのん)
叶瀬 夏音は古城の妹・凪沙の友人で、整った顔立ちと優しい心の持ち主であることから、聖女と呼ばれています。実はアルディギア王の隠し子で、ラ・フォリアにとっての叔母にあたり、強力な霊媒の資質を持っていました。
模造天使に変えられそうになった際、古城によって助けられたため、彼を正義の味方と思い込んでいます。事件以降は「お兄さん」と呼ぶようになり、冬休みに起きたマギウの騒動では行為を伝えて吸血を許し、好意をアピールするように。
戦闘能力は皆無であるものの、模造天使の力を使うと周囲の異変を感じ取ることが可能になります。またラ・フォリアと瓜二つであるため、影武者となることもあります。