23
Aug
【ゲッターロボアーク】新作に負けない旧ゲッターチームと登場した主力ゲッターロボを解説!
「ゲッターロボアーク」は原作漫画シリーズ「ゲッターロボサーガ」の最終章を2021年になってアニメ化した作品です。「ゲッターロボ」原作者永井豪先生と作画石川賢先生のコンビによって、1974年にアニメとコミカライズが同時進行で進むマルチメディア作品として企画されました。
今回アニメ化された「ゲッターロボアーク」は原作漫画シリーズの5つあるエピソードの中から、アニメ化されていなかった過去の漫画作品の名場面を旧作登場人物の回想という形で取り込んでいて、原作ファンへのサービスに優れた作品となっています。
この記事では、原作となった「ゲッターロボアーク」を「ゲッターロボサーガ」を元に新作・旧作のゲッターチームを紹介して、主力となるゲッターロボを解説いたします。この記事にはネタバレを含みますのでご注意ください。
ゲッターロボシリーズの概要
「ゲッターロボサーガ」は「ゲッターロボ」シリーズのコミカライズ版から派生した漫画シリーズを時系列順に再構成しなおして、一つの体系にまとめた漫画シリーズです。唯一「ゲッターロボアーク」だけが、原作漫画版とTVアニメ版の設定が近い作品となっています。
「ゲッターロボ」のアニメ作品には様々な作品がありますが、「ゲッターロボ」という主役メカと主要人物の名前以外は各作品の解釈や時代背景の違いで、共通項が見出せません。この形式はアメコミヒーローのハリウッド映画を思い浮かべると理解できます。
スパイダーマンを例にとると「スパイダーマン」と、「アメイジング・スパイダーマン」と、「アヴェンジャーズ/インフィニティーウォー」と、「スパイダーマン:ホームカミング」の設定を同じくくりで並べようとするのと一緒です。
「ゲッターロボ」のアニメシリーズは見たいシリーズを見たい順番で見るのが、ストレスがかからず視聴できる順番となります。
原作漫画シリーズを解説
発表から半世紀近く経過する「ゲッターロボ」の原作漫画シリーズの「ゲッターロボサーガ」は5つのシーズンによって構成されています。「ゲッターロボサーガ」としてまとめられる際に、「ゲッターロボ」や「ゲッターロボG」は後年になって加筆され、大幅な設定の変更が行われました。
「ゲッターロボサーガ」の作品群は、電子書籍版が「ebookjapan」で配信されています。また、Amazonなどではプレミア扱いで、紙の旧作コミック・文庫版コミックが高額で取引されています。