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【精霊幻想記】セリア・クレールが人気投票1位になった理由を徹底検証!
人気投票1位の原動力は「理想の年上」と「理想のロリ」のハイブリッド
2017年4月、まだアニメ化が決まるずっと前のことですが、『精霊幻想記』第7巻の発売を記念した購入キャンペーンとして、公式キャラクター人気投票が実施されました。
その結果、1位に輝いたのはセリア。
メインヒロインなので当然……と言いたいところですが、何気にメインヒロインは人気1位になるケースがあまり多くないのは周知の事実であり、決して予定調和の結果とは言えません。
例えば『Re:ゼロから始める異世界生活』はメインヒロインのエミリアよりレムの人気が上ですし、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』も桐乃より黒猫、あやせが上。
ラブコメはもっと顕著で、メインヒロインが1位になる方が珍しいくらいです。
つまり「メインヒロインだから」という理由で1位になれる訳では決してありません。
『精霊幻想記』キャラクター人気投票(2017)結果
1位 セリア=クレール
2位 綾瀬美春
3位 リーゼロッテ=クレティア
4位 アイシア
5位 リオ(天川春人)
6位 フローラ=ベルトラム
7位 ラティーファ
8位 クリスティーナ=ベルトラム
9位 アリア=ガヴァネス
9位 皇沙月
9位 サラ
9位 サヨ
9位 ルリ
9位 サガ=コモモ
では何故セリアが1位になれたのかというと……その勝因は、彼女の持つ格別に大きな受け皿にあります。
初登場時、若干12歳のセリアですが、大きめのツインテールも手伝って年齢以上に幼く感じさせます。
一言で言えばロリです。
しかしセリアはロリ属性はあってもロリヒロインではありません。
主人公のリオよりも5歳も年上です。
よって、彼女はロリキャラと年上キャラのハイブリッドということになります。
ただし、それだけで人気キャラになれるほど甘くはありません。
セリアの人気は「主人公に寄り添う親しみやすさ」と「主人公を認める理解のあるヒロイン」の2つが大きいと思われます。
ベルトラム王立学院に入学したリオは、周りが全員高貴な身分とあって馴染めず苦労しますが、そんな彼が唯一心を許していたのがセリア。
出自に囚われず常にリオを尊重し、リオが馬鹿にされるとムッとし、リオが規格外の結果を出すと驚き感嘆する彼女は、常にリオと心を共にしています。
単に主人公ラブ勢という訳ではなく、彼を一人の人間として認め、その上で寄り添い支えているのです。
ロリキャラと言えば、主人公から助けられる側の方が多いものですが、セリアはむしろ逆。
しかし完全なお姉さんキャラではなく、彼女自身がリオを心の支えにしている面もあります。
ロリキャラと年上キャラの良いとこ取りをした、頼り頼られる理想の関係。
それがセリアの人気を支える原動力と言えるでしょう。
まとめ
最近は見た目ちょっと幼い感じだけど頼れる年上ヒロインが人気ですが、セリアはまさにその需要を完璧に備えたキャラと言えます。
『精霊幻想記』はアニメ開始以降、ビリビリ動画や国内配信で好調を維持していますが、間違いなくその人気を支えているのはこのセリアでしょう!
そしてこのアニメによって、彼女の人気が更に拡大するのは確実です!