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28

Jul

涙腺崩壊・泣けるボーイズラブ15選・小説編【BL】

ショートケーキの苺にはさわらないで/凪良ゆう

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アンドロイドオタクの大学生、南里とひどいマスターの元にいるアンドロイド、シンが出会って恋をするお話です。
この小説は号泣というよりは、ところどころウルウルさせて泣かせにくるタイプのお話でした。
2人も本当に純粋で、その純粋さが泣ける要因になっています。
とにかく2人は永遠に幸せになってほしいと願ってしまいます。
後半一気に物語が進むため後半にかけてどんどん引き込まれていきます。
BLだけではなくSF作品としても楽しめると思います。
お互いの姿形が変わっても愛することができるのか、それをすごく問いかけてくる作品です。

嫌われ魔物の大好きなひと/伊勢原ささら

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魔物の青がとにかく健気で優しくて、そのやさしさに泣けてしまいます。
青は、遠い昔に宇宙から飛来してきた生き物でした。
最初は地球で人間と共存をしていたのですが、ある時から「魔物」として迫害を受けてしまいます。
ひと目を避け、最後の生き残りとなってしまった青は人間の男の子である正人と出会い、正人に関わっていくことになるというのがざっくりとしたあらすじです。
青が迫害を受けながらも、正人と出会い、人間を愛してくれるその姿に涙します。
そして、自分は迫害されている存在だとわかっており、正人が自分と一緒にいると主張したため正人の記憶を消してまで彼の幸せを願うその姿にもう泣けました。
それでも正人の傍にいたいからと自分の命を削ってまで正人の傍にいる決断をする青。
もうその姿にぼろっぼろ泣きました。
なんでこんなに優しい生物が人間によって迫害を受けなければならなかったのか!人間に対して怒りすら沸いていくる作品でした。

夏の塩/榎田尤利

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表紙の雰囲気や挿絵の少なさからBL小説じゃないんじゃないかな?と少し思ってしまった作品ですが、しっかりBL小説です。
でも、BL小説ではなく文学作品としてもすごく読み応えがある作品です。
顔が綺麗な主人公魚住は生きる意味を見失い、自分にも他人にも執着なく生きています。
そんな中味覚を失ってしまいます。
しかし、そんな彼は唯一学生時代の友人である久留米にだけ執着を示します。
2人とも、同性愛者ではないのだが、同居するうちに友情以上の感情がお互いに芽生えてきます。
魚住は久留米だけに支えられて生きていく存在なのかと思いきや、この小説、その他の登場人物もすごく魅力的で魚住に関わって行ってくれるのがまた良いです。
人間同士のつながり、喪失、再生をすごく綺麗に描かれている作品です。
ぜひ色んな人に読んでもらいたいおすすめの作品。

王様と幸福の青い鳥/六青みつみ

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イスリル国の神子選定の場で、偽物と発覚し処刑されそうになったところを王に助けられたイリリアは、そのまま王の伴侶の神子に選ばれてしまう。
自分の命を救ってくれた恩人としてイリリアは王のことを慕うけど、王はその境遇から他人を寄せ付けないし、心をひらいてくれない。
しかし、そんな王に対して本当にイリリアは健気に尽くします。
そんなイリリアの姿を見て徐々に心をひらきだした王ですが、誤解からまたすれ違ってしまう2人。
とにかく、イリリアが健気な受けで、その姿に涙しかないです。
王が自分のことを利用価値があるから優しくしてくれると知ったイリリアですが、それでも王のことを嫌いになれないという健気さが本当、何度読んでも切なくなってしまいます。

片恋のスピカ/中庭みかな

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勤めていた会社を辞めて以降社会とのかかわりをほとんど失い引きこもりのような生活をしていた乙矢。
しかし、図書館の貸し出しカウンター越しに霧島と出会ったことで彼の世界は変わっていきます。
霧島に近づきたいために、図書館のアルバイトを始めた徐々に距離を縮める乙矢ですが、淡い想いはひた隠しにしたまま。
一方、霧島も自分になついてくれる乙矢に対して恋心を抱くようになるのですが、こっちもその想いを隠し続けようとします。
お互い両想いのはずなのに、いつまでも片思いの切なさを感じることができる作品です。
また、描きおろしは霧島視点から物語を読むことができるので、どちら側視点でも楽しめるのが良いです。
とにかく丁寧に2人の心理描写が描かれているので片思いの切なさで涙が出てきます。

トリッキー・ゲーム/綺月陣

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スレイブゲームのスピンオフ作品ですが、これ単体でも十分に面白い作品のため、スピンオフのこちらだけ取り上げたいと思います。
おねぇ口調で強烈キャラのトーマが主人公のお話。
学生時代に想いを募らせた相手班鳩教授。
しかし、教授は既婚者のため妄想だけで関係を終わらせようとしていたところ、まさかのハッテン場で若い子を誘っていた教授に出会い、自分と関係を持てば秘密は守ると教授をそそのかすトーマ。
この2人のラブコメも十分楽しめる作品ですが、母親思いのトーマがおねえ口調に変化していくまでの過去が描かれた部分に涙してしまいました。

続きます⇩

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