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Jul
【スライム倒して300年】2期の可能性を徹底検証! 配信好調で2期ルートに乗った?
近年のなろうアニメの2期ラインは?
出典 : Amazon.co.jp
ここからは、近年のなろうアニメで2期が実現したケースについて具体的に見ていきます。
2020年~2021年の間に放送された なろうアニメは続編を除き全部で14作品。
その中で現在2期が決まっているのは『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』『神達に拾われた男』『くまクマ熊ベアー』の5作品です。
各作品の円盤売上および配信実績は以下の通りとなっています。
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
円盤売上:平均3000枚
ランキングストーカー(仮):2位(2020年冬アニメ内)
ビリビリ動画再生数:約1.9億再生
シリーズ累計発行部数:120万部
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
円盤売上:平均5000枚
ランキングストーカー(仮):4位(2020年春アニメ内)
ビリビリ動画再生数:約8500万再生
シリーズ累計発行部数:500万部
魔王学院の不適合者
円盤売上:平均2400枚
ランキングストーカー(仮):2位(2020年夏アニメ内)
ビリビリ動画再生数:台湾限定
シリーズ累計発行部数:180万部
神達に拾われた男
円盤売上:平均700枚
ランキングストーカー(仮):4位(2020年秋アニメ内)
ビリビリ動画再生数:約3500万再生
シリーズ累計発行部数:250万部
くまクマ熊ベアー
円盤売上:1800枚
ランキングストーカー(仮):9位(2020年秋アニメ内)
ビリビリ動画再生数:約3600万再生
シリーズ累計発行部数:200万部
このうち、円盤売上が低くても2期が決まったのは『神達に拾われた男』と『くまクマ熊ベアー』。
くまクマ熊ベアーは作者のくまなの先生によると「決まったのが年末(放送終盤or終了直後)」とのこと。
神達に拾われた男も1期放送終了から半年後に発表されているので、どちらも分割2クールの可能性は低いでしょう。
この2作品に共通しているのは、アニメ制作会社が比較的新しいスタジオである事。
配信で好調だったこともあり、実績を積み重ねたい制作サイドが積極的に2期を希望し、製作に加わっていた企業が引き続き出資してくれることになったことで実現したのだと思われます。
『スライム倒して300年』の制作も、2016年に設立したばかりのREVOROOTというスタジオ。
よって、配信でかなり好調な状況にある本作も2期が企画される可能性はかなり高いと予想します。
原作ストックはどれくらい? 2期の範囲を予想
出典 : Amazon.co.jp
『スライム倒して300年』のアニメ1期は、原作4巻の中盤までをアニメ化しました。
漫画版における7巻までの範囲となります。
ただし、アニメ1期の最終回は原作2巻(漫画版3巻)収録のフラタ村お祭りエピソード。
お祭りとは距離を置いていたアズサが、家族のために喫茶店「魔女の家」を開き、お祭りに参加するお話で締め括られました。
この作品は各エピソードが完全に独立している訳ではありませんが、ある程度シャッフルしても問題ない短編集のような構成になっているので、アニメ版では原作と少し順番を変える試みが行われたようです。
原作自体、サクサク進むテンポの良さが魅力の作品とあって、アニメもかなり進みが良く、平均的なラノベアニメより原作消化スピードは早めです。
とはいえ、原作のストック自体は潤沢で、2021年9月に18巻がリリースされる予定。
2期どころか4~5期まで制作可能な量が溜まっています。
もし2期が実現した場合は、当然1期の続きからスタートとなるのが妥当です。
その場合は、「みんなでまんじゅうを作るだけ」という本作らしいユルふわなエピソードから始まり、その後は世界精霊会議やダンジョン探索などの短編~中編エピソードが映像化されることになるでしょう。
前述したように、本作は原作の順番通りにアニメ化されている訳ではないので、どこまでアニメになるのかを予想するのは困難ですが、恐らく原作7~8巻の範囲までになると思われます。
特別最終回っぽい話がある訳ではないので、どのエピソードで終わっても特に問題はありません。
1期の最終回をなぞって、2度目の「魔女の家」編で終わるのが一番綺麗かもしれませんね。
まとめ
肩の力を抜いて気楽に観られるアニメなので、コロナ禍で精神的に疲弊した状態で見るには最適の作品でした!
なろう好き、きらら好きの両方に受け入れられるアニメだと思うので、2期の実現に期待したいですね!